【川崎 1 - 1 大分】
行って来ました、俺達の国立競技場。改修中の等々力競技場に代わって川崎のホームとして開催されました第2節川崎フロンターレ戦。千駄ヶ谷駅を出ると異常な盛り上がりで、一瞬心躍ったのですがその盛り上がりは反原発集会へ向かう人達で・・・。アウェイ側入場口付近で集会が開かれるらしく、足早に急いでみたら信号で列の先頭に立ってしまってですね、反原発パレードを引き連れる勢いで国立に入場となりました。今週から暖かくなった影響か、花粉が凄い。私、花粉症ではないはずなのですが鼻水が止まらない。止まらねぇ鼻水大分、暴れろ荒れ狂え状態。年齢を重ねる毎に徐々に花粉に対して弱まってる自分を自覚したアウェイ開幕戦でした。
グッズ販売所も開設されてました。
国立競技場は試合前に水を撒いてました。虹も出るし、天気も良いし、国立無敗だしで相手がどこだろうが関係なく勝てるだろうとジンクスに依存しきって余裕綽々の自分は、ゴール真裏の最上段に陣取る。かつて前俊とハセヒロのゴールを観た縁起の良い場所。新加入選手の横断幕を写真に収めながら今年も始まったなぁと感じるわけです。深谷の横断幕はなんか、家系ラーメン屋チックで美味しそう。のれんに使えそう。引退後は深谷ラーメンなんてどうだろうか。風体としても腕組みしてタオルを頭に巻いたら違和感無さそう。・・・・・余計でした。ふろん太とその他謎のマスコットも健在だった。木村のは撮り忘れました。
川崎フロンターレのホーム開幕戦とあって、イベント見所満載。マスコットによる聖火点灯式。ふろん太が聖火ランナーとなり、国立の聖火台へと向かう。風があったので聖火がふろん太に燃え移ったらどうしようかと思ってドキドキしながら観てました。点灯式の全貌動画。
ふろん太はイルカなので燃え移らなかった様子。イルカですからね、肌がツルツルで燃える要素なんて無いんですよね、きっと。火だるまになって観客席を転げ落ちたらどうしようかと思いましたが、取り越し苦労でした。無事点灯式終了。次はフロンターレサポーターによる選手入場時のコレオグラフィ。ビッグフラッグと相まってキレイな仕上がり。
スタメンは前節と変わっています。高松が先発、ケガの松本を欠き右にジョンハン、左に安川を投入。3バックに阪田を入れるという布陣。俺の期待の松原はサイドでもCBでも出場できず。何番手の扱いだろうか。
対する川崎フロンターレ、開幕戦は4バックだったがこの日はなぜか3バックを選択。3-4-3であった。そのフォーメーション、我々が昨年J2各クラブで採用されることが多いので1年かけて攻略方法を練る中で編み出した3-5-2を採用しているのを知ってのことだったのか?全くもってスカウティングしてない川崎フロンターレ陣。前半を観てもこれは本当に意味が分からなかったが、要は舐められてるってことなのである。昇格チームなんて自分たちのサッカーをやれば勝てるだろ、的な話しだろう。ラッキーな話である。
震災からもう2年。黙祷の後にキックオフ。
試合開始からトリニータはDFラインを高めに保て、落ち着いて試合に入れていたと思います。高松にボールが収まるし、宮沢がフリーでボール持つ場面もあったし、両ワイドにボールを動かしながらチャンスを作れていたので安心した。J1でも出来る子達じゃないかと。ちょっとしたミスが失点に繋がるってのは開幕戦で勉強したし。得点は左サイドのスローインから。右に振って、折り返しの混戦の中から安川が押し込んだ。プロ初ゴール。J2でデビューしてから観てるけど、J1で得点出来るまでになりました。おめでとう。川崎は宮沢が余るギャップに戸惑ったか、前半を無駄にしてしまった。
後半、無敗の国立競技場だし、リードしてるし油断しきってビールを飲み始める。が、4バックに戻した川崎に押し込まれ始めます。裏を狙われ続け、ズルズルとDFラインが下る。下がると押し戻せずに波状攻撃を受け続けるハメに。ビール飲んでも全然酔えない。後半8分に大久保に裏一発抜けだされてゴールを奪われてからもトリニータは攻撃に繋げられず。掻き出しては奪われ、掻き出しては奪われが続く。丹野が大活躍である。しかし、丹野もビックセーブとキックミスが同じ数だったような気がする。攻撃のスイッチを入れることが出来なかった。
川崎はパスの受け手のポジション取りが上手。これが風間サッカーなのか。主導権を持って攻めるチーム作りを行なっている様子。最後の精度を欠いただけなのか?攻める川崎に、凌ぐ大分。コーナーキックも少なかったな・・・。しぶとくしのいで勝ち点1を持って帰った試合となってしまいました。課題はあれど、阪田も元気そうだったし、FC東京戦よりも自信を持てたかなと思います。
試合後の拍手は大きかった。勝ち点の重要性を理解している住人たちと前に進もう。
ということで、今年もこんな感じでよろしくお願いします。
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