【大分 1 ー 2 FC東京】
シーズン開けましておめでとうございます。本シーズンもよろしくお願いします。昇格プレーオフで劇的な勝利をおさめ、幸せなシーズンオフを過ごしましたが、開幕しました2013年J1リーグ戦。J1ですよ、J1。ブログのタイトルにJ1って書けることの喜び。さらに開幕初戦がホーム開幕という幸せ。なぜかナイトゲームとあって宿泊客も多く、観光的には大きなメリットではないでしょうか。現地に行かれた方は寒かったでしょうけれども、私はスカパー!生観戦で自宅から応援していました。14時から名古屋vs磐田で前田遼一のシーズン開幕ゴールが不発に終わったことを確認し、大宮vs清水のオレンジダービーを続けて観戦した後の開幕戦。どっぷりサッカーに浸る週末が戻ってきました。さてさて、トリニータは今年どのように戦い、J1で通用し、残留から優勝までどんな可能性を見せてくれるのか、期待と不安の初戦でした。
大銀ドームはスタジアムの大型ビジョンが刷新され、映像送出スタジオ機器も新しくなったはず。関係しているのかは分からないけれども中継を観ていて気になったのが、試合中の全景カメラが縦に細かく揺れてるような。ただでさえ画の作り方が下手糞なのに、安定しない映像が流れてて残念でした。大銀ドームはカメラ位置がピッチから離れているのは理解できるんだけれども、海外のサッカー中継や、2試合続けて観ていたJ1の試合中継と比べて明らかに質が低い。カメラマンよ、修行が足らなさ過ぎるぞ。基本、横に振るだけで構わんのにズームだ何だするから慌ててボール追っかけなきゃいけなくなるのである。観てて辛いったらありゃしない。今日、一番残念でした。カメラマンが。
試合の方ですが、初めて見る2013年バージョンの大分トリニータ。テストマッチも何も観ていないので新加入選手はほぼ初めて。スタメンはこんな感じの3-5-2でした。
J1復帰とあってフォーメーション図もちょっと変えました。基本は昨年をベースにバージョンアップという話を聞いていたのだけれども、CBに高木。右に松本。シャドーに木村と要所要所に新加入選手がスタメン出場。対するは色々と因縁のあるFC東京。監督がJ2に降格した年にシャムスカに代わって途中から指揮を取ったポポビッチだったり、キャプテンがトリニータ育ちの森重だったり、トリニータのキャプテンがFC東京育ちの宮沢で、トップ下に東が大宮を経由して新規加入とか。高松や前俊をレンタルに出したり、J2時代に同じ大銀ドームの総力戦イベントで勝てなかったり、個人的にも昔付き合っていた女の子がFC東京サポーターだったりと、とにかく色んな因縁が渦巻く訳ですよ!たかが開幕戦、されど開幕戦。
毎年恒例のコレオグラフィが綺麗に決まってキックオフとなりました。いつか開幕戦のコレオの写真を撮りに行きたいのだけれどもね・・・。余韻に浸る間もなく、キックオフ直後からFC東京に攻められる。J1に殴り込みだったはずだが、殴られっぱなしの展開に。特に東を中心にポポビッチ監督のパスサッカーが冴える。途中、東のシュートがバーに当たるなど肝を冷やす展開に。東の背番号が38ってのは意外。独特な番号の割り振りしますよね、FC東京さんって。余談ですが東。ラーメンマンに似てきている。髭を生やしてどうなりたいのか分からんけど、ラーメンマンに見えます。ドヤ顔されずに済んで良かった。アウェイゴール裏にはFC東京のサポーターさんは多かったけれども、意外にも飛び跳ねる人が多かったのでそれくらい寒かったってことなんだろう。そんなに跳ねるイメージないのだけれども、FC東京サポーターさんは。
トリニータの選手は去年の開幕戦で緊張してガチガチになってた記憶がありますが、今年はすんなりと試合に入れているように見えました。たくましくなったと思うのですが、押され気味。前半17分、左から2回目のコーナーキックでショートコーナーと一工夫。ジョンハンが受けてシュート性のボールをゴール前に送る。これが直接ゴールイン。森島が相手DFと重なったのが良かった様子。止め過ぎで有名な権田も反応できず。J1でもやれるかも!と思った瞬間でした。幸先良くJ1復帰ゴールを飾れました。コーナーは木村が蹴ってましたね。プレースキッカーは木村の様子。
これで後は守りきれれば開幕ダッシュ!と調子付く間もなく25分過ぎに失点。左にいた高橋→渡邉千真→長谷川アーリアジャスールが落とし、渡邉千真が左から右へ切り込みシュート。美しい連携でゴールを沈められました。J2ならね、シュートは枠にいかないし、ワンタッチのパスがあんなに繋がることもないんですけど、ここはJ1。やはり違う。渡邉千真はキレていてこの後も何度も決定的な場面を作っていました。平山でもなく、李忠成でもない、渡邉千真がスタメンなのは納得の出来。
前半は1-1で終了。右サイドの松本がちょっと攻撃面で物足りない感じはしたけれども、CBの高木は経験豊富だからか余裕を感じられた。木村は正確なプレースキックで存在感はあったけれども、まだ特性がよく分からない。全体としてボールを保持できないから攻撃の組立が出来ず、ただただ耐える展開だった。それでもカウンターからチャンスの場面があったので付け入る隙はありそうだとも思い、後半に調整して欲しかった。
期待した後半だったけれども、57分に丹野がキャチしたボールを相手に転がして渡すという、目を疑う様なミスを犯して逆転される。CKからのこぼれ球をキャッチした後に、カウンターを目論んで早めに味方に渡そうとしたけど、味方は誰も気付かず長谷川アーリアジャスールにかっさらわれて無人のゴールに流し込まれてしまった。丹野はこの試合、あまりパントキックをしなかったようにも感じるので、大切につないでいくというコンセプトがあったのかなと思う。ちょっと前に急いでしまった。まぁ痛いミスでした。
リードされた展開の中、66分に森島に代わって高松を投入。森島はオフに手術をしているので無理はさせない、と解説の増田さんが言ってました。さらに西に代えて林を投入。直後に、松本が痛めて自らピッチを出る。これ受けて小松を投入し、林をサイドに回す。高松と小松のツインタワー発動。高松よりも背が高いけど小松です。予期せぬ交代で初戦から色々と対応が必要で痛い。松本のケガが軽傷であれば良いのだけれども。
結局、FC東京に時間を使われてそのまま試合終了。ラーメンマン似の東の時間稼ぎにイラッとしつつも、シュート数がトリニータ9、FC東京21という数字が物語るように現実的には力負けだからしょうが無い。丹野のミスで逆転を許したからか、どうも釈然としない負けではある。丹野はその後、李忠成との1対1を止めてくれたので精神的に崩れていなかったのが救い。どれくらい戦えるのか?がまだ感覚として分からない。押し込まれる時間帯が多いのは想定の範囲だった。守れている場面もあったし、攻撃面でも昨年をベースとしたセットプレーやワイドの攻撃にちょっとした手応えはあるものの、もう少しボールを大切に前に運べなくては通用しない。FC東京の選手たちの判断の速さと、身体の強さを感じた試合だった。アーリアジャスールとか最後まで走り切れてたし。走力で差を付けられないと。今年、両チームどれくらいやれるのだろうか。リーグ戦はまだまだ始まったばかり。
一方で入場観客数が17,055人。ちなみに昨年の開幕戦、草津戦が9,379人だった。FC東京サポーターも沢山来てくれてましたけどそれ以上に戻ってきてくれた人が多いのではないだろうか。もしくは新規。夜で土曜日というのもあるのか、素晴らしい出足。また来て欲しいです。こんなもんじゃないでしょうよ、今年の大分トリニータは。去年の草津戦も負けたけど結局昇格できたし。
主審は家本さんでした。ゼロックスでも結構流すことが多かった今年の判定基準。家本さんも笛を吹かなくなったと感じました。さらにカードさえも出ていない。あの家本主審がである。今年は流し気味なのかなと・・・・。アドバンテージ見過ぎてグダグダにならなければ個人的には歓迎なのだけれども。
大銀ドームの芝は長めになったらしい。ドーム管理者が勝手にやってるのではなく、クラブ側からの要望を聞いた上での調整だと信じたい。西がスパイク替えたりしてたけど、何も考えずに長めにするなんてことないよね・・・。
負けてしまったので残念な開幕になってしまいましたが、やはりJリーグのある週末は良いものです。J1は土曜日開催だし。夜遅くまでブログを書いても明日は日曜日。あぁなんて素敵な週末なのだろう。昨年は勝利の美酒に酔う前にブログを更新して力尽きて寝てたんですが、土曜日開催なら祝勝会なんかも開けそうじゃないですか。勝てるともっと良いのだけれども・・・。来週は国立で川崎フロンターレと対戦。昨年は草津に負けた後栃木に0-3で勝利したんです。無敗の国立ですし、シーズン初勝利を目指しましょう。今シーズンも頑張ろう、大分トリニータと共に氣力で。
ハカイダー様
返信削除今シーズンも、どうぞ宜しくお願い致します。
サポーター生活も5年目を向かえ、今年はいっちょ
開幕戦の決起集会に参加してみようと思い、コアな
皆さんのなかにこっそりまぎれてみました。
コレオのボードも持てて大満足。ハカイダーさんも、
いつか開幕戦のコレオを持てると良いですね!
結果はまあ残念でしたが、まだまだこれから!
またアウェイからのお便り楽しみにしています。
issu様
削除コメントありがとうございます。
こちらこそ今シーズンもよろしくお願いします。
決起集会参加ですか!徐々に血が濃くなってますね!
辛い時期も応援し続けたからこそ、J1で戦える喜び倍増ですよね。
週末にアウェイ開幕です。
適度に頑張ります。適度に。
ハカイダー様
返信削除すみません、間違いました。
×向かえ
○迎え
「適度に」大事です。
ボチボチ参りましょう(^_^)/~