2023/12/26

気温のデータで振り返る2023年

シーズンが終わって、Jリーグ界隈も大分トリニータ界隈も色々とありましたが更新をサボりまくっておりまして、もう年末になりそうなので慌てて1件だけ更新しようと思い立ちました。私、生きてます、生きております。私のことはブログとXの更新が止まったら死んだと思ってください。まだ生きているので更新です。


監督が決まったり、育てた若手が移籍したり、残留、加入、悲喜こもごもです。その辺りはもうね、私くらいの戦歴を重ねると毎年のことなのでね、全て出揃ってから、まとめてシーズン開幕前にあーだこーだ書きたいと思います。私はもう「保田さえ居てくれればシーズンパスを更新するおじさん」なのです。


ということで一旦振り返りです。2023シーズンが終わって、どんなシーズンだったかと問われると一言で現せば「消化不良」という印象でした。もっとやれたような気もするし、十分やったような気もするし、評価の難しい1年だったと思います。好調な序盤、怪我人の増加、戦術の希薄化、穴埋め的戦い方、終盤の再構築。そんなシーズンの流れの中で切り取ってみたいデータがあったのです。今シーズンを象徴するデータ「暑さ」です。今年は暑かったじゃないですか、観戦していてもしんどいくらいの暑さでした。春秋制と秋春制の議論も2023年12月19日に開催されたJリーグ理事会で、秋春制への移行を2026-2027年シーズンから開始することで全会一致可決し、正式に決定。この件もあって今年の結果と気温の関係を調べてみました。今年、夏日と呼ばれる25℃以上での試合結果を抽出してみたところ以下の様になりました。


Jリーグの公式記録による大分トリニータの試合データを調べたところ、25℃以上で18試合ありました。初っ端が山形戦で大敗北。5月に30℃なのは平日の昼間だからだ!山形め。過酷な日程にしやがって。ここからおかしくなったんだよ。25℃以上の環境では3勝しかしてない。累計で稼いだ勝ち点は15点。18試合で15点。1試合平均1点を割り込んでます。0.83点。シーズン全体は62点なので42試合で割ると平均1.47点。暑い環境ではやっぱり勝てなかった印象を裏付けるデータでした。


しかし、試合を重ねるに連れて怪我人が続出したんでね、一概に気温のせいでトランジションの高いサッカーの強度が落ちたとは言い難いとも思います。あくまで切り口、データをどこでどう切り取るかということで見え方は変わるんでね、参考程度にってことです。ただまぁー、あのー、調子の良かった頃にですね、夏に勝ち点を落とすだろうけれどもって、ブログに書いてたんでね、予見が当たってしまったのだけれども、それくらい今年の戦術は前線のFW陣の守備に求められるプレス強度やカウンター対策で切り替えを速くするMF&DF陣に求められるスプリント能力を強く必要とする戦術でした。敵陣内に押し込んで攻め続けるサッカー。面白かったけれどもね・・・・。一応、昨年のデータも調べたので比較対象として掲載しておきます。




2022年で夏日の試合は12試合。今年と比較すると6試合も少ない。30℃を超えた気温での試合はゼロ。やっぱり2023年は酷暑でした。しかも昨年は最終節が常夏の沖縄での試合も含まれる。それでも少ないんだからやっぱり2023年は暑かったということです。ちなみに稼いだ勝ち点は17点。12試合で17点ってことは1試合平均で1.41点を稼いでいるので昨年の方が暑くても勝てていたということに。本来は試合平均の総走行距離とかと照らし合わせないとね、データとしては本当は意味が無いんだけれども、まぁ、年末ですし、今年暑かったし、ということで。


で、なんですよ。以上を踏まえての春秋制か秋春制かって話なんですけれども、結局のところ夏に試合をするのかしないのかで言うと、するんですよね。現状、移行時期は2026 FIFAワールドカップ北米大陸大会終了後の2026年8月第1週から予定されていて、2026年12月第2週から2027年2月第3週ごろまで冬季ウィンターブレークを挟んで、2027年5月最終週に最終節を迎えるという日程らしい。うーん、ほぼ変わらない。夏の試合を止めて、ウィンターブレーク無しなら南の方のクラブが断然優位になると思うのだけれども、開幕が8月て。灼熱スタートじゃん。梅雨に試合が無いのはドームの湿度的には有利に働くかも。これから複数年かけて構築するトリニータのサッカーの方向性と気温。我が軍にとってどのような時期にどのようなメンバーでどのようなサッカーをすべきか。暑いからって蹴るサッカーやったら冷夏になるかもしれないし、シーズン移行と戦術と、変革の時かもしれない。




0 件のコメント:

コメントを投稿