2024/09/08

2024年 明治安田J2リーグ 第30節 山形戦

【大分 0 - 3 山形】


30周年、30節、3失点。そこまで3を揃えなくても結構です。遠慮します。陰鬱な週末が続いております。つらい。DAZN生観戦でした。1得点さえも遠い。ケチャップの瓶が空なんじゃないかと思える程にゴールが遠い試合でした。シュートチャンスがガッツンガッツン増えているのに全く決められません。弊社と戦う対戦相手のGKが毎試合、神がかる訳もないので、弊社側の攻撃の問題です。ちょっとプレッシャーがかかり過ぎてシュートを置きに行った感が強く、余裕と自信の喪失、焦りしか感じられない試合でした。幸い、下位チームで勝ち点を積んだのは最下位の群馬が引き分けの1ポイントだけで、ぐっと詰め寄られはしなかったものの、崖っぷちまで来た感じは出ました。ますますプレッシャーを感じる順位です。しんどい。

スタメンに帰ってきたハマタロウ。セービングに定評のある濵田が戦線に復帰。パスミスが続いたムンをベンチに置き、繋ぐよりも蹴ってリスクを回避する形に微修正。しかし、前線の競り合い&ボールキープ業務を伊佐に丸投げする形にしてしまい、セカンドボールの競り合いでは優位とまではいかず、落ち着かない展開から始まってしまいました。業務に過剰な負担がかかった伊佐は前半途中で負傷退場。保持する山形に対し、ハメ切れずに裏のスペースを狙われ続ける構図でした。3バックを香川、安藤、吉田とし、右に松尾を入れた攻撃的布陣は中々機能しなかった。松尾のクロスの質は良かったと思うんだけれども。気候的には少しマシになってきたこともあって走って頑張れてはいたけれども、勝負どころの質がそのまま結果になりました。ベンチには屋敷が戻って来た。

対する山形。シーズン出だしは我が軍同様低迷模様も、経営的に成長を続ける山形は夏にしっかりと得点を取れるFWを補強。ディサロを再獲得し、鹿島から土居も獲得。4-3-3を運用し、ワントップにディサロ、トップ下に土居と急に強豪化。しっかりと真っ当に巻き返し中です。我が軍は得点できる人材を補強できなかったのでピッチにしっかりと結果が刻まれております。経営、強化部、差が出ました。 

現実逃避気味にニータンもめっきり普通のことしかツイートしなくなりました。退場者などでメンバーを変更せざるを得ない中で、GKを代えて若干ミスのリスクを下げつつも、戦術のベースは変えずに挑んだ前半。しかしそれは山形対策と合致したのかどうか。メンバー選考が出来るようで出来ない印象。今日のメンバーが間違いだったかと言われると微妙なところ。ベストではないけれどもベターだったとは思う。落ち着かない前半、先制は山形。右サイドからのロングフィード一発から、土居に裏抜けされて、一発のトラップで質の差を見せつけられてたった一人にゴールを奪われた。一度はハマタロウが止めたものの、再び土居の足元に戻るんだから不思議なものです。必死のカバーもすり抜けられてしまいました。あれはJ1ですね、明らかに普通にJ1でやれる選手です。J2に降りてこないで欲しいレベルの選手でした。



先制されてからは徐々にボールを持って押し込む形を作れるようにはなったものの、時折冷っとするカウンターを浴びつつ、一進一退の攻防が続いた。相変わらずCKは得点に繋がりません。攻防の中で伊佐が痛んで鮎川に交代。CFタイプが遂に居なくなりました。ブラジル人FWが復帰していたような気がするんだが気のせいだろうか。GKから繋がずに、蹴るスタイルにしたら前線に長身・身体張れるタイプが居なくなるという、ここまで噛み合わなくなる辛い試合も中々無いと思います。毎回どん底を更新する内容でリードされたまま前半を終える。

GKをハマタロウにしてリスクを回避したのに、CB香川が退場した時は皆さん白眼を剥いたと思います。私も剥きました。止める、蹴るの基本的技術。閉まらないドーム。心配な芝。何だか負のスパイラルから抜け出せません。さらに与えたそのセットプレーから追加の失点までしてしまうのは強烈でした。3失点目もペナルティエリア脇で与えたセットプレーを沈められてしまった。



それでも、選手達の戦う気持ちに陰りが無かったことだけは救いだったと思います。一人少ない状況でもチャンスまでは作れていたし、そりゃまぁ決め切れなかったけどさ、よく走ってボールを回収して継続してゴールに迫れたとは思います。それが引いて守っていた山形相手だったとしても、一人少なかったんでね、全員が110%で走らないと穴埋めできませんからね、何とか形には出来ていたので、その点は良かったとは思いますよ、えぇ。スタイル自体は変更せずにやり切ろうとしているのでね、継続か、残留だけを目標に保持せずに放り込みに徹する形で変更か、判断の時ではあります。一度落ち着いて整理すべきタイミングでしょう。



結果的には0-3という惨敗。シュートチャンスは多くあれど、決め切れないのはプレッシャーを感じ過ぎと私の眼には映った。自信を持って、余裕を持ってやって欲しいのだけれども、今の状態ではなかなか難しいかもしれない。しかしだ、これはもう選手達が頑張らねば打破できないし、我々はそれを応援しているし、乗り越えてもらうしかない。ケチャップの蓋を空けるのだ。


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