2025/04/06

2025年 明治安田J2リーグ 第8節 大宮戦

【大宮 2 - 2 大分】


私はですね、納得していないんですよ。納得していない。何がってRB大宮アルディージャの「RB」のことです。「RB」のことね。何なんだよRBって。Jリーグは発足してから30年以上、チーム名から企業名を排除してきたはずなんですよ。しかしですね、RB大宮になってるんです。いつの間にか呼称が。おい一体何だ?RBってのは。FCは「フットボールクラブ」の略じゃないですか。FCは判る。RBは何なんだよって話なんですよ。この気持ち悪い話、2023年の12月頃スポーツ報知からJリーグのクラブ名称に企業名を付けることが解禁されるという報道があった。外資企業によるJクラブスポンサー参画条件を緩和する見通しという話も同じ記事にありました。

これに対して真っ向から否定したのがJリーグ。このスポーツ報知の報道に対してリリースを出してまで事実無根とキッパリ否定。キッパリ否定したんです。Jリーグ側が。企業名はこの時点で解禁されていないってことです。

Jリーグの規約を色々確認してみても、クラブ名称についてはJリーグの承認が必要、ということだけで企業名が禁止とは書いていないし、解禁とも書いていない。ではRBとは何なのか?この報道から1年後、RB大宮株式会社が爆誕。併せてチーム名を変更する。

大宮のHPによると”チーム名は、クラブ創立以来26年の歴史を積み重ねてきた「大宮アルディージャ」にドイツ語の「Rasen Ballsport(芝生の球技)」の略称である「RB」を加えて「RB大宮アルディージャ」とし”とある。ドイツ語の「Rasen Ballsport(芝生の球技)」なんだとよ!芝生の!!球技!!RedBullじゃないんですってよ。だからJリーグは承認したっていう茶番が行われたんです。


これはJリーグが成長戦略を外資に丸投げしているだけの、お金に目がくらんで30年積み上げて来た歴史を放棄する大茶番な訳です。100歩譲って、全クラブに通達を出して緩和するっていう話なら判るんです。全クラブ平等なら判る。しかし、実質外資で大宮だけが許された理由が判らない。30年、Jリーグで宣伝を控えながら支えてくれた国内の大企業が沢山いる訳じゃないですか。それをないがしろにして外資だけってどういうことなんだろう?外資を入れたいからズルしよう、という茶番。この茶番に対してはJリーグを支え続けた企業に説明が必要だと思うのだがどうなんだろうか?誰も何も説明していないのでは?だってRBは芝生の球技だからね。企業名ではないから説明も要らない。色々と気持ち悪い。


例えばこの動画。レッドブル大宮ってメディア側が番組制作してしまっているんですよ。わざとらしく敢えて間違っている感じもある。こういうのも気持ち悪い。事実誤認にも程がある茶番ですよね。これが許されるなら例えば、JR東日本ジェフユナイテッド千葉だって、「東日本に丁度良いJust Right」の略称ってことで承認されるべきだし、TKP大分トリニータだって「とにかく勝ちたいPeople」の略称ってことで申請したなら通らないとおかしい。解禁されていないから誰も申請しないけどさ。なぜ外資だけに許すのかって話なんです。おかしい。納得していない、私は。この日、実際にスタジアムに足を運んだらRedBullだらけな訳です。そりゃこれだけ堂々とズルがまかり通ればメディアでさえ、わざと誤認している風になる訳です。既成事実化の気持ち悪さしかないスタジアム。RedBullしか得をしていない。黙っていればJリーグ全体が潤う日は来るの?どんな根拠?ザルツブルグでは揉めた歴史もあったはず。


マスコットだったアルディとミーヤはスタジアム内にはなぜか入って来なくなったっぽい?何なんだろう?あれは。あれも違和感で気持ち悪かったな。2025年になって一度もXでポストしていないんだ、アルディ。あれも茶番だ。大宮アルディージャの魂は既にあっさり失われていた。とっととリスを赤く塗って角を生やしやがれ。そっちの方がまだスッキリする。買収されるというのはそういうことです。ただぁ!?(©粗品)、大宮の魂はどうでもいいとして、全クラブ平等じゃないという時点で納得感はない。そこで私はRBはRedBullではない、という事実を広く認知してもらうために、かつ、腹が立つのでRBを誤認させて広めてやろうと思い立ったのです。


そう、大宮と言えば、楽園大宮店。2年前の観戦でもパチンコ打ったお店です。全国1位の設置台数を誇る超巨大パチンコホール。大宮と言えばパチンコ・パチスロ。名物はパチンコ・パチスロしか無い街です。日本で一番設置台数が多い訳ですから、そこで当たるレギュラーボーナスも日本一ってことなので、レギュラーボーナス大宮ってことです。何を言っているのか分からない人もいると思いますが、俺も分からない。とにかくパチスロには大当たりのビッグボーナスとレギュラーボーナスってのがあってですね、残念な小当たりの方がレギュラーボーナス、略してRBってやつです。これを大宮名物として定着させたい。RB大宮。そしてJ2サポーター界隈にRBはレギュラーボーナスの略だと誤認させたい。そのために私は楽園大宮店でRBを引くために10時に入店せざるを得なかった訳です。長々と書いてお前ただパチスロ打ちたかっただけだろ?って思った奴は黙ってろ。休日に早起きしたっつうの。遠いんだぞ大宮。


4月5日です。5が付く日はGOGOジャグラーを打てって死んだばあちゃんが言ってました。5月は毎日打つことになるぞ、ばあちゃん。比較的RBも引きやすいし、大宮名物なんできっとすぐにRBを引けるはずです。しかし、1000円では光らない。ペカらない。焦りつつ4000円が消えた時、光りました。


GOGOチャンスが光れば当り。ありがとう楽園大宮店。比較的早めの初当り助かります。前半20分くらいで先制した感じ。ちゃんとBARの下のチェリーを狙えと死んだばあちゃんから英才教育を受けました。単独で成立しているボーナスですね。BBなのかRBなのか。


7・7・BARが斜めに揃ってレギュラーボーナスです!さすがは楽園大宮店、空気が読める!これが大宮名物のRB大宮です。初っ端からマジでRBでニヤニヤした。出来過ぎ。レギュラーボーナスを引けてこんなに嬉しかったことがあっただろうか。死んだばあちゃんが揃える時は1枚掛けって言ってたので遺言を守りました。96枚のコインをゲット。少ねぇ。単独RBは高設定ですか?詳しくないので飲まれて捨てました。ということで、負債を抱えてスタジアムに。レギュラーボーナス大宮に負けたまるか。




快晴、しかし前半は風強め。アウェイ側が風上でスタートする形。風向きは前半はトリニータ側が風上になる時間帯が長ったんですが、後半に割と変わりました。スタジアム内はRBだらけですけれども、全部レギュラーボーナスと読んでしまう自己暗示にかかってしまった。

今節も「栄光を、大分に。」です。チャントから取ってる?スタメンもポスト内容も不変ってことです。3-1-4-2を継続。清武は今節も帯同せず。この試合、総評すると攻撃の歯車というか、各選手の特徴と連携、呼吸が合い始めた印象が強い。固定メンバーで戦い続けたメリットの方が強く出始めた。さてはバーベキューして一緒に肉を食ったんじゃなかろうか?対照的になってしまったのだけれども、選手交代をする度に若干その練度が落ちてしまった感じ。個の力ではなく、連携面。

対するレギュラーボーナス大宮。長澤徹監督が3-4-2-1を運用中。昨シーズンJ3チャンピオン。開幕から勝利を重ねて2位をキープ中。補強もJ2レベルで戦えるメンバーを追加。特にベンチスタートの外国籍選手は強力。ワントップにはオリオラサンデー。2023年の開幕戦、徳島でサイドバックにいた気がするオリオラサンデー。そのシーズン、開幕の1試合だけで干されてJ3へと渡り歩いて大宮に流れ着いて再会。なんであの時サイドバックやらされてたんだろうな。あの年の徳島はどうかしてたよな。DAZNで観ただけなのに、もの凄く印象に残っている。大宮の運用の方が正解だと思います。


しかし、このオリオラサンデーを頂点にした守備体形、あまり有効なプレスをして来ず、何で大宮が2位なんだ?と感じたくらいの、大宮側が不出来の前半に見受けられました。トリニータは攻撃陣の呼吸が合い始めたのだけれども、前線へのボールの供給を受けた以後の攻撃に向上が見受けられたのであって、中盤でのボールの奪還とか、前線へのボールの供給方法などはそれほど変わってはいない。大宮が消極的だった印象。良い形で奪いまくりの良い内容でした。シュートに持ち込めるシーンが激増。そんな中、試合が動いたのは20分。榊原のスルーパスを伊佐が左サイドで受けて折り返した流れの中から有馬が決めた。今シーズン初めて相手の守備を崩したゴールでした。







完全にフリーになれた有馬。きっちり決めてくれました。シーズン2得点目。エースが早めの時間帯に決めてくれると助かります。一緒に観戦した友達が今年初観戦で、「今年のトリニータ強いね」って言い始めて困った。違うんだ友よ、こんな得点初めてなんだ。この得点、榊原のスルーパスが「マリノスユースで10番でした」系のパスで、しびれました。ファンタジスタのそれでした。相手を崩して得点も出来て一安心。素晴らしい先制点。その直後すぐに失点して追いつかれたけどさ。前半は1-1のまま終了。大宮もミドルブロックからカウンターを狙う形で、お互いに似ていて我慢比べのような試合ではあった。前半、大宮の方がミスが多かった。


後半も試合の展開は変わらず。チャンスを作れることは多かった。コーナーキックから勝ち越しを決めたのは藤原優大。浦和で育った漢なら大宮に負ける訳にはいかない。何となくこの試合で活躍するような気はしていたんだけれども、やってくれました。セットプレー大事。










頭一つ抜け出してニアから決めたゴール。素晴らしかった。キッカー宇津元の精度も素晴らしかった。アウェイで突き放しに成功。

藤原優大、顔芸も良い。2年目で馴染んだ感が良い。2年目以降は顔芸が出来ればそれはもう大分の漢です。これで逃げ切れれば最高だったんだけれども、レギュラーボーナス大宮の交代選手を使った攻勢がどんどんと個の力を増して厄介だった。そんな中、一番厄介だったファビアンゴンザレス。磐田が補強禁止になった発端となる程に獲得したがった割にあっさり手放したあのファビアンゴンザレス。強い、速いで長い時間対応に苦慮した。76分、遂に堪え切れずにPKを献上。絶体絶命のピンチに立ちはだかったのは濱田太郎でした。


フェイントにも微動だにせず、完全に読み切って弾き出しました。PKを止めた写真を撮れたのは初めてかもしれない。大体決まるんでね、レアです。濱田太郎に救われてリードを守った。勝利が見え始めて、「大分トリニータはビッグボーナス勝ち点3を獲得」みたいな内容のブログを書こうと考え始めた矢先、長い8分のアディショナルタイムの4分目くらいに追いつかれてしまった。


がっくしの選手達。惜しかった。引き分けで痛み分け。ビッグボーナス勝ち点3からレギュラーボーナス勝ち点1になってしまった。引きが悪い日でした。選手達も足を攣っていたメンバーも居たし、限界を超えていたかなとは思った。正直なところ、耐えられそうな雰囲気は無かった。時間を使うようなプレーを選択して欲しかったところではある。ただ、途中で投入された屋敷やキムヒョンウはやはり得点を取って試合を決め切るミッションを持たされていたようにも見えたので、そっちをやり切れなかったことの方が問題なのかもしれない。3点目を取れれば良かったのだ。清武がベンチにいれば保持して落ち着かせる時間を作れたと思うのだけれども。帯同していなかったのでしょうがない。やるしかない。とにかく、途中出場した選手達が何とかしなければなりませんでした。それでも4月が始まって、上位陣との連戦が始まって内容としては連携面で息が合い始めたこともあり、ポジティブな引き分けという印象。アウェイで勝ち点1を持ち帰れるなら、ホームでビッグボーナスを引くだけです。



攻撃の課題は解決の糸口が見えた。後は得点後のリードしてからの試合運び。メンバー選定とパターン練習。前進できるチームだと判った。一歩ずつ。