2025/08/10

2025年 明治安田J2リーグ 第25節 富山戦

【大分 2 - 2 富山】


夏休み最大イベント、亀はだか祭りに参加してきました。え!?はだか祭りじゃないんでしたっけ?ということで全裸での観戦は出来ませんでしたが、亀の御神体やLittle Glee Monsterを観れたし、この季節としては雨の曇天ですこぶる涼しかったし、素晴らしい環境で納得のいかない判定に愕然とした一戦となってしまいました。線審の判定が怪しかった。私がはみ出していたら線審もはみ出しているって判定していたかもしれない。こんなことになるなら、はみ出せばよかった。何の話なのかよく分かりませんがそんな試合になってしまいました。




亀祭りって2回やるんですかね?今年の亀祭り、本祭がどっちなのかは不明ですが昨年に比べると観客も少なくて、暑すぎる夏休みに全勢力をぶつけた感じは無く、少しだけ控えめだった印象。コラボユニフォーム配布の方が集客出来てしまうのかもしれない。入場時に青いビニール袋を渡されて、アウェイ民の私は意味が分からず、吐きそうな試合だったらここに吐いてねってことなのか!?何?!って感じだったのですが、スマホに被せてライティングするってことだったんですよ、あれ。知らなかった。なるほどな!全体的にイベントとしてはやり慣れている感も出て、お祭り感もあったし、良かったんじゃなかろうか。Little Glee Monsterの歌声も素晴らしかったし、ニータンというビッググリーンモンスターの御神体も踊り狂っていて良かった。

スタメンは前節をベースに、左サイドを宇津元に戻した形。グレイソン、有馬、鮎川の関係性は向上中。攻撃面での期待感は上がった。仕方無い事ではあるけれども、その代償としてバランス的に守備面の強度が追いつかなくなった印象もある。この試合に関しては選手、戦術面では上手くやれていた方だったと思う。戸根は古巣戦。ベンチには新潟から補強した落合が入った。後半途中から早速出場させてチームに慣れさせて垂直立ち上げ。まだ全くフィットしていないので使いながらですね。

対するは富山。うちのユース出身で、J3時代を共に戦った思い入れの強いキャプテン翼がドームに凱旋帰国です。ベンチスタートだったけれども、富山での対戦時以上に感慨深いものがありました。大人になりました。我が軍のスタメンには誰一人ユース出身者がいないんだけどな。移籍した香川はスタメン。4-2-3-1の左サイドバックでした。富山は残留争いを抜け出すために、昇格初年度にも拘らず監督を替え、安達監督が指揮を執る。






前節に引き続き、序盤にスコーンと失点。右サイドからクロスを入れられ、ヘディングを合わせられて、またもビハインドを背負った状態で試合を進めることに。クロスでアシストしたのは香川ですかね?意地のアシストですよ。本当にさ、何やってんだろうねって立ち上がり。しかし、亀祭りですから前節とは違いました。攻撃にバランスを振っていますので追いつけました。戸根が逆サイドに振るボールが秀逸で何度も宇津元が勝負できるシーンを作った。同点弾も左サイドから。我が軍もクロスから。グレイソンが上手く合わせて同点に追いつけた。



ニアで合わせる技ありのヘディングシュート。一人でゆりかごダンス。X公式ポストの顔芸は凛々しい。流れの中からゴールを生み出せました。前半のうちに追いつけたことは大きかった。この後、富山にボールを握られるも、アタッキングサードまでの侵入は許さない展開が続く。深い位置までは入らせないけれども、ボールも奪えないという、守備が出来ているのか出来ていないのか評価が難しいところ。ただ、富山側の4バックでギャップができる逆サイドを上手く突く攻撃の狙いは再現性があって良かった。逆転は右サイドのコーナーキックから。




こぼれ球を押し込んだのは戸根。古巣戦で成長を見せる。しかし、得点を想定出来ていない公式Xでの顔芸は0点です。でも逆転です。デザインされたコーナーキック、あの手この手で混乱させようと若干やり過ぎな気もしたけれども、ハマりました。ワンタッチで出せた榊原が素晴らしかった。別のコーナーキックでは榊原にダイレクトボレーシュートを狙わせたりと榊原をコーナーキックの隠れキーマンにしていた様子。精度が良かったのでこぼれ球が発生。押し込んだ戸根は結果を出しました。亀祭りですから、前半のうちに逆転できて雰囲気は良かった。

後半立ち上がりもトリニータペース。良い守備から良い攻撃は出来ていた。絶好機もあった。しかし、決め切れず。

ここ最近の兆候として、良い攻撃を決め切れなかった後に失点しがち。まぁ同点に追いつかれたあの失点に関しては明らかにオフサイドだったと思います。現地で観ていた感覚だと、オフサイドポジションにいた選手に対してボールが出たくらい、ワンテンポ遅れてパスが出た感じだった。そりゃ裏を取られるし、1対1をループで沈められるんだけれども、明らかにオフサイドだと感じていたのに、線審の旗は上がらず。何が起こったのか分からないレベルでした。このプレーの後も戻りオフサイドを取らないシーンがあって、デルランがブチ切れタックルをかますんだけれども、DF陣としては難しかったと思う。

おめぇ、まじでいい加減にしろよ?戻りオフサイドだったろうが、と線審に必死にアピールするペレイラ。キャプテンオンリーが適用されて、一般の選手達が線審を囲って確認するみたいなこともできなくなっただろうし、キャプテンは日本人にして確認やコミュニケーションを取ることを重要視すべきなのかもしれない。ルールに適用出来ているのか?という反省点はあるものの、それでも線審の判定が怪しかったので矢印を自分たちに向け過ぎのような気もする。もしFWが伊佐であればそもそもハイプレスで同点弾のボール供給を断てていたかもしれない。だがそれも、原因をチームに求めすぎだなって。線審側のミスです。それを受け入れた上で、3点目を取らなければならない難しい試合になってしまいました。亀祭りなんでね、去年の逆転弾もあったし、最後まで勝利の雰囲気は醸し出せはしたものの、得点には至らずにドロー決着。連敗は止めたけれども、ホームでの勝利が欲しい。残留争いに巻き込まれている観点でも同じく下位に沈んでいる富山相手に非常に厳しい結果となりました。詰め寄られなかったけど、引き離せなかった。判定の不運については行って来いなのでね、受け入れる以外に無いんだけれども、この試合で不運に見舞われてしまいますかね・・・。

ただ、内容自体は攻撃の連携面で向上を感じた。シュート数も非常に多い。得点が必要だという意識は感じる。 

有馬が多数、惜しいシーンを作ってはいるものの、決め切れていない。守備のタスク量をこなしながら、これほどチャンスを作れているので、あと一歩。現メンバーでもう少し様子が見たいところ。そんな印象でした。イベントは頑張っていたので、あとは現場が結果を出さないといけない。正念場。


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