2025/08/24

2025年明治安田J2リーグ第27節いわき戦

【いわき 4 - 0 大分】


残留争いに頭から突っ込むようなヘッドスライディングをかましてどうする。いわきまで行って惨敗を見届けて来ました。3週連続の現地観戦。酷い3連観戦となってしまいました。食傷気味。次週はホーム磐田戦。ここはもう調整試合として考えて、次の9月、運命が決まるんじゃないかってくらい重要になりそうです。ちょっと、経験豊富な残留争いニキ&ネキも総動員しないと間に合わないわ。ここからは引き分け勝ち点1でも重要になってくるぞ。






落ち着いて考えれば、監督を代えて上手くいく方法は1つで、より優秀な監督を連れて来る以外に無いと思うんだけど、我が軍がやったことを例えると、社会人なら想像してみて欲しいのだが、部長がダメだから課長を部長に昇格して、課長兼務にしようっていう話と同じで、人が減って仕事量はそのままなので、内部でスライド人員増強をしていても1週間でマネジメント陣がまともな仕事ができるかっていうと怪しい。キャッチアップも出来ないよね。いや、それでもやれよ、なんだけれども。そんな1試合になってしまいました。

私がもし竹中穣監督の立場だったら、しばらく燻っていたような選手を大胆に起用してチーム内の競争を促し、チームの雰囲気を変えることを優先的に考える。3バックの真ん中に戸根を起用し、ボランチに小酒井と榊原、シャドーに有馬と天笠だったと思われる。人員はちょっと変えたけど、ベースは同じ。大胆な変更とまでは言えないまでも、デルランが出場停止から戻ったこともあり、前節からは割と変わった印象はあった。3バックの運用を継続。

対するいわき、シーズン開幕後に苦しんだものの、徐々に調子を上げて残留争いから這い上がっている途中。3バックの運用でスタメンでよく試合に絡んでいるキムヒョンウが我が軍からのレンタルのために出場できず、それもあってかベンチメンバー枠を1枠使っていない選手層。

大胸筋です、大胸筋。大胸筋を我が軍と比べて欲しい。グレイソンが攻撃の起点として機能せず、攻撃の時間を中々作れなかったり、グレイソンや有馬が競り勝ててもセカンドボールを奪取できなかった。大胸筋の差です。ラグビー選手みたいな体格の選手達がラグビーのような展開で前進してきます。

ゲームキャプテンは有馬。竹中監督、変えて来ました。いわき戦ということもあって何とか流れを変えるために人の役割は色々いじった。有馬にとっても古巣相手に燃えていたと思う。ゲームキャプテンにとっては辛い敗戦になってしまった。


試合の入りだけは良かったと思う。いわきが石渡ネルソンをターゲットに放り込んで来るボールをデルランが跳ね返し続けた時間帯、立ち上がりは相手陣地に押し込むことに成功した。いわき側が攻め手無しの状況に陥った最初のプランは機能していた。惜しむらくは最初のセットプレーを決められなかったこと。

セットプレーに関しては馬場賢治コーチの業務分掌に変更。セットプレーは不発で終わってしまった。最初のセットプレーが不発になった我が軍。

そして試合の流れは悪かったのに、最初のセットプレーを決めたいわき。先制点を決めて試合の流れが変わってしまった。チームが機能していたのは15分。先制されてからはもうダメ。プレスが遅いグレイソンなので、いわきの最終ラインに保持されて正確なフィードを蹴られる、デルランが跳ね返す、セカンドボールは拾えない、戻される、蹴られるの繰り返し。対処に間違うと抜け出されて攻撃を受ける。榊原が2度ほどボールを奪って攻め込み、シュートを放ったのがハイライト。



榊原のシュートが枠を捉えたシーンのみが得点の匂いがしたシーン。前半を1点ビハインドで終われば後半の選手交代でなんとか・・・・と思っていた矢先、終わり際に失点。試合運びの流れが悪すぎた。


この失点はちょっとショックでした。左サイドが謎にガッツリ空きました。サボって走らなかったのは誰だ。前半終了間際、戻り切れなかった。GK濱田太郎にとってはノーチャンスの2失点でした。この失点も痛すぎた。いわき側もそんなに多くシュートシーンを作った訳でもないのでゴール期待値に対してゴール数が上回ったような内容の前半でした。ボールが空中にある時間帯と、スローインになる時間帯が長い試合でした。

セカンドボールの回収に改善の見込みは無く、選手交代をして攻撃が改善したのは80分過ぎくらいだったか。それでも得点には至らず。前がかりにならざるを得ないトリニータに対して更に2得点したいわき。攻撃は無得点、守備は4失点。良い所は無理して探すのが難しい。むしろ悪化したまである。どん底からの再スタート。落ち込む選手達をもう一度奮い立たせられるか?残留争いニキ&ネキ達のノウハウが必要です。



0 件のコメント:

コメントを投稿