2018/03/21

2018年 明治安田生命J2リーグ 第5節 水戸戦

【大分 3 - 1 水戸】



無敗の首位水戸をホームに迎えての第5節。水戸納豆を温泉で洗って大豆に戻してやりました。3得点でホーム初勝利を無事に飾れて、首位撃破にご満悦&ご満悦の水曜日となりました。週末がまた楽しみになりました。



3連戦の2戦目、戦力を入れ替えるのか、継続するのか注目されたスタメンは前線のみの変更となりました。前節東京Vをシャットアウトに貢献した守備陣、ボランチ、両サイドをそのままに大エース後藤に誰を絡ませるか、今日は林と馬場というチョイス。


この林と馬場がカルボナーラの麺と卵の如く絡みあった印象。特に前半の出来は秀逸で、前節のパスワークの良い部分に前線でタメが作れるようになった林の良さが加わり、ヨダレが止まらなくなる攻撃を繰り返すことが出来ました。真ん中から両サイドに、両サイドから真ん中にとハードワーカー水戸DF達を翻弄。パスワークで粘る納豆の糸を切り、10分に先制に成功。馬場の潰れっぷり、大エース後藤の落ち着きが光りました。馬場は卑弥呼様って叫ぶ従者のネタを持っていますが、卑弥呼本人ではないので注意が必要です。卑弥呼様ぁぁって叫ぶ凡人役です。ここは注意しましょう。


2点目はスター星。1得点目で水戸のDFが痛んで交代となってしまい、水戸としては先制を許した上でアップも終わっていない交代要員を送り込みDF陣が混乱中でした。そんな隙を見逃さずに畳みかけられたことは大きかった。敢えてね、もう1回この2点目を観て欲しいんですよ。



スマホで観ている人もね、繰り返しパケット消費して良いと思うんですよ。それくらいのクオリティ。自陣から繋いで、1度も相手に触らせずに得点するこの流れ。松本怜→林→馬場→後藤→林→スター星でゴール。松本怜のスペースを作り出すスプリントも秀逸。スター星もそろそろゴールしそうな雰囲気がありましたが、完璧なシュート。何回でも観れる。もうこれでパケット全部使ってしまえ。


その後すぐ失点したのは猛省が必要ですが、水戸の15番はデカい割りに速く、印象に残った。試合運び的にじっくりボールでも回して前半終わらせておけば良いだけなのに課題が残ります。水戸の前線のタレント、速さと強さがあり我が軍の守備陣が手を焼いた印象。その上ベンチに外国人FWバイアーノが控えていただけに1点差になってしまったのは痛かった。観戦している側は緊迫感が継続して面白かったけれども。


バイアーノが出てくる前に試合を決めたかったトリニータ。後藤のボール奪取からカウンターで3点目を決めてしまいます。決めたのは林。決める前に盛大に転がりますが諦めずに前線へ駆け出すその姿。諦めないの大事。3得点全て右サイドが起点となりました。


2点リードがあればバイアーノが出て来ても安心。伊佐、清本、小手川と3枚のカードで交代枠を使い切って無事に逃げ切り。シーズン2勝目を飾りました。首位で調子の良い水戸相手に連戦の中とはいえあれだけやれれば、自信を持って良いのではないでしょうか。前節から良い部分が繋がって良かった。


雨とか寒さとかで観客動員が芳しくないのですが、イベントがどうとか、告知が足らんとか、ホームで勝ち続けなきゃとか、普通のクラブの悩みを普通に考えられるようになったことがですね、微笑ましくてですね・・・。一時は存続が危ぶまれ、J3にまで落ちたりしましたが、もう一度上を目指して高いレベルのことをクラブに要求できるのは幸せなことだなと、改めて思うのです。もっともっと高いレベルのクオリティを試合に、その他に、一緒に頑張りましょう。


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