甲府で豆腐。守備が豆腐です。開始数分で前半に勝負を賭けた甲府のプレッシャーをまともに受けてゲームをぶっ壊してしまいました。体調不良により自宅で白眼剥いてDAZN観戦していましたが、余計に具合が悪くなるくらいの惨敗でした。あぁ惨敗で3敗目。
📣 スタメン発表 📣
— 大分トリニータ【公式】 (@TRINITAofficial) 2018年5月26日
本日の甲府戦のスターティングメンバーが発表されました⚽️ https://t.co/7uBsjkEeXQ
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スタメンはワントップのチョイスが三平、刀根が復帰した程度でそれほど変わりなし。対する甲府は主軸となるブラジル人FWバホスを怪我で欠いている状態。それなのに3連勝中とようやく本領発揮という状況。DAZNマネーを手に入れられた今年こそが昇格への大チャンス。監督交代で一気に上向いたのか、何なのか。我が軍の手の内を痛い程知っている上野監督だからこその仕掛け&甲府の強度が発揮されてしまった試合となりました。J2を知っている監督のスタンスと、それ以外とではスタンスが変わる。もしも吉田達磨監督のままだったら、トリニータ相手に初っ端から勝負賭けないはず。
あっという間に試合がぶっ壊れたので特にも書くことがないのですが、試合開始直後からマンマークっぽく大分守備陣のボール回しを狙う甲府の攻撃陣の気配に気付けなかったのが悔やまれます。いや、気付いていたような気もする。それを上回ろうと野心を持っていたのかもしれない。失点をしてもスタイルを崩そうとはしなかった。3失点してようやくGKがボールを蹴り始めたくらい。その心意気は良い。我が軍の選手達は1枚岩であった。その点においては心強かったが、実際甲府に対しては弱かった。1失点目は状況把握の判断、2失点目と3失点目はパスミスとドリブルを止める守備の課題。待ち構える守備に慣れてしまって、ドリブルを止める守備への主体性が無いように見えてしまった。
後半に攻撃に転じても1点しか追加点を奪えず、さらにカウンターで失点を重ねてしまったので普通にやれていたとしても厳しい内容だったかもしれない。いずれにしろ、首位を相手にすればあの手この手で引きずり落とそうとするのが当然のお話。受けて立つ側の覚悟不足でした。もう一つは相手の力量を見誤らないように。やはり「個」で上回る攻撃陣が居るチームに対しては慎重に試合に入らなければなりません。
思い起こせば過去、J2天下取り物語とか、何がどう物語だったのかよく思い出せないイベントを共催したこともある甲府との黒歴史。2012年のあのイベントを開催したシーズンに甲府はJ2優勝、そのシーズン甲府に勝てないまま6位からのプレーオフ進出でJ1昇格して話題をかっさらってしまった我がトリニータ。すぐその翌年に降格してしまったトリニータに対し、甲府は5シーズンもJ1残留。その5シーズンの間まさかJ2がこんな恐ろしいリーグになっているとは想像もしていなかったと思います。我が軍はJ3も恐ろしいリーグだと知ってしまっているのでJ2が幸せで仕方無い逞しさを身に付けられたのは収穫。我が軍はJ1で14連敗、甲府はJ2で19連敗と信じられないくらい連敗したり、経営問題で存続が危ぶまれたりと地方クラブで似た境遇を経た両チームの邂逅が一番ドラマチックではある。地方クラブとしてコツコツと積み上げた甲府さんと紆余曲折を経てようやく普通の地方クラブに成れつつある大分トリニータ。J2は新興クラブが恐ろしいですよ、甲府さん。
しかし、シーズン途中とは言え上野監督就任は大成功だったかもしれない。甲府の人材を上野監督に渡してしまうのはJ2各クラブにとっては脅威でしかない。レノファ山口の規模であれだけの結果を残した監督が、甲府の人材を手に入れてしまったらどうなってしまうのか。恐ろしいチームが息を吹き返してしまったかもしれない。勝手知ったる小塚の使い方な。
我が軍は確かに惨敗を喫してしまいましたが、それでもまだ3敗目ですし、絶望に身を焦がすほどの事態ではないと思ってはいます。守備面での課題はあれども、得点が取れているうちは問題ない。上手くやれる要素はあるはず。後半戦の初っ端が甲府戦ですから、その時にリベンジできるように修正に修正を重ねて参りましょう。
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