2020/09/14

2020年 明治安田生命J1リーグ 第16節 仙台戦

【仙台 0 - 3 大分】
    

久々の勝利。素晴らしい内容で勝ち点3を得ました。贅沢を言えばあと3点欲しかった(※貪欲)前節の後半の流れのままにこの試合に入ったかのような良い流れのまま先制し、後半の仙台の盛り返しにも耐え、追加点と試合を決定付ける3点目を奪うという盤石の試合運び。ようやく良い週末がやって来た。

 

トリサポBOXなるものが通販で買えるようになったとのことで、東京にも取り寄せてみました。配送費が高いとか、痛まないように揚げ物ばっかりだなとか、そういうところは目をつぶってね、チームエンブレムとニータンがプリントされた段ボールで送られてくるのでね、この段ボールを手に入れるために買ったんだと、UberEatsで同じ金額使えば和牛カルビ弁当買えるけれどもさ、チームエンブレムの入った段ボールは付いて来ないですから!2回目は無いけどな!1回なら買っても怒られないはずです。この揚げ物を食いながらDAZNで観た試合のスタメン。

 

ボランチに前田が入り、島川がベンチに回る。ワントップは伊佐、シャドーは連携潤滑油ヌルヌルの三平・町田コンビ。右サイドには田中達也が入る布陣。次節が水曜日で東京での試合のため、移動を含めたローテーションが行われている可能性もありそう。高畑、小出、バースデー小手川、そして行方不明から復帰した高木駿が久々のベンチメンバー。高木も元気そうで良かった。試合としては羽田が下がる役割であったことが新しい組み合わせの中でのチャレンジ。しかし、もともとCBの羽田がボール保持時に最終ラインに下がっても違和感がある訳がなく、むしろしっくり来た。そのままずっと4バックでも出来そうなくらいにハマる。運動量豊富な前田がとにかくボールのあるところ、球際に関与しまくり、失っても即時奪還が出来てずっとボールを握れたことが前半の流れを決めた。羽田は昨シーズン終わり際、このスタジアムでプロデビューした頃から考えると急成長した感が凄い。1年で激変。インターンからの即戦力凄い。羽田急成長。

 

対する仙台。全員にハッシュタグを付けるのは新しいかもしれない。仙台としては守備陣に怪我人が多く、これまでリーグ戦に出場していないパラがサイドバックで先発。パラのせいで守備がパラパラじゃねぇか(※書きたかっただけです)全然パラパラでもバラバラでもなくて我慢強い仙台の守備でしたが、とにかく守備陣に不安を抱えている状況ではあった模様。先発しているキャプテンの島尾さんことシマオ・マテも本調子には程遠く、ほとんどのJリーガーを吹っ飛ばしていた昨シーズンの姿は無かった。調子の悪い大分相手になら勝てるんじゃないか、全仙台サポーターが薄っすら期待したはずでしょうが、現実は我が軍の方が調子良かった。すまんな。

 

今シーズン就任した木山監督と大分トリニータは因縁多数。現体制でもJ2時代にも対戦があり、大分対策を知らないはずがない木山監督は山形と最後に戦った時と同様にハイプレスはかけずに前半は構えて待ちがちに。サイドに寄せて追い詰めようとしていたかもしれないが仙台の守備はハマらずに、そりゃもう好き勝手ズタズタに。まだホームで勝っていなかったらしい仙台にとって、ユアテックスタジアムを苦手とする大分相手にこの内容は堪えたのではなかろうか。先制点は左サイドを崩して三平が決めた。GKの股を抜くオシャレなシュート。ボール保持率を見ても圧倒しました。圧倒してやりました。

 

木山監督がこのまま終わるはずがなく、前半のうちにジャーメインを下げて関口を投入するなど早めに手を打った上で守備の強度を上げろと発破をかける。1点ビハインド状態で守備しろってことはカウンターで点を取れってことです。その言葉通りに急に前線からプレスをかけ始め、波状攻撃で受け身になってしまうトリニータ。前節の自分たちを見ているかのようで心が痛みます。それが出来るなら最初からやれってやつです。しかし、仙台は大分守備陣を崩し切れず。大分は前がかりになる仙台の裏を取って2得点。そしてこの2得点は途中交代で入った知念が、ずっとモヤモヤし続けていたであろう知念が絡んでくれたんでね、チームに勢いをもたらす勝ち点以上の効果が期待できそうです。

 

結果、後半は仙台が盛り返したものの大分トリニータが上手く試合を終わらせたという数字になっているかと思われます。仙台のこのツイートは便利で良い。しかし知念が島尾さんを吹き飛ばすとは思わなかった。伊佐も島尾さんとやりやっていたし、渡も一撃を食らわされたようだし、攻撃陣が少しずつシマオ・マテを弱体化させたのか、それとも本調子ではなかったのか。

 

戦術的にはほぼ昨シーズンまでのやり方に戻したと思われるんだが、2018年の最終節に引き分けに持ち込まれ、J2優勝を逃してしまった木山監督率いる山形よりも強化費が1桁違う仙台に対して3点取って勝てたということは羽田だけじゃなくてチームとしても成長出来ているってことにしておきましょう。今シーズンの上積み予定だった部分とか、新戦術だとかはひとまず忘れられるほどの快勝でした。J1で3点取って勝つなんて。

 

さて次節がまたFC東京戦。早いな。同点ならバランス重視での試合運びも悪くないんだけれども、どこかでスイッチを入れて1点を取りに行く、今日みたいな流れの継続に期待したいところです。シュート2本で終わった試合のリベンジを期待したい。

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