2021/02/25

2021年 J2順位予想(完結編)


J2戦力分析の後半です。最後に全順位の予想をしています。前編はこちら。 
長いので、暇な時にお付き合いください。


【松本山雅FC】
1年でのJ1復帰計画を盛大に失敗してしまった松本山雅。布監督で結果が出ず、21位にまで下位に低迷し途中解任。布を切って服を作れず。終盤に立て直すも13位で終了。巻き返しを図る今シーズンは選手をごっそり入れ替えた。ごっそり感は全カテゴリ含めてNo.1の作り直し感。監督は昨季途中から就任した柴田監督が継続。FWルカオ[←鹿児島]、FW山口 一真[←鹿島]、FW鈴木 国友[←湘南]、MF前 貴之[←横浜FM]、MF佐藤 和弘[←大分]、MF田中 パウロ淳一[←山口]、MF外山 凌[←水戸]、MF小手川 宏基[←大分]、MF平川 怜[←FC東京/期限付き移籍]、FW戸島 章[←横浜FC]、MF河合 秀人[←琉球]、MF表原 玄太[←徳島]、DF篠原 弘次郎[←福岡]、DF浜崎 拓磨[←仙台]、DF常田 克人[←仙台]などが主要な補強。セルジーニョとは契約更新せず。戦力は十分上位も問題は戦術。松本山雅のサッカー=反町監督のサッカーから脱却できるかどうか。ルカオ、阪野、戸島など強いFWに縦に蹴るサッカーの編成になっているけれども、そこから脱却しなくてよかったのか。J2の潮流からするとオールドスタイルに感じるが、逆にハマりそうな気もする。J2の中では資金のあるクラブだけが行えるパワー系戦術を徹底した方が近道との判断か。J1で生き残れなかったから違うスタイルを模索するんじゃなかったのかという気もするけれども昇格が先ってことでしょうか。上位に迫れるか。 


【アルビレックス新潟】
ブラジル人とスペイン人の酒気帯び運転でゴタゴタしました。ナニシテルニイガタ。10月半ばに2名を契約解除。予期せぬ主力の抜けっぷりでキッチリ終盤に失速。事件発覚を隠ぺいも逃げ切りに失敗。カクシテタニイガタ。Jリーグから罰金300万円とけん責処分まで食らってJ2生活を延長。4位まで順位を上げていたので悔やんでも悔やみきれない。事業規模が急激に小さくなるプレッシャーの恐ろしさの前で悪魔が囁いたに違いない。アルベルト監督の体制を維持して戦術的には不安要素は少ない。FW渡邉 新太[→大分]、DFマウロ[→CDテネリフェ(スペイン)/期限付き移籍期間満了]、MFシルビーニョ[→未確定]、DF柳 育崇[→栃木]、GK大谷 幸輝[→札幌]、FW鄭 大世[→清水/期限付き移籍期間満了]、DF新井 直人[→C大阪]と流出した戦力もあるが、悩みに悩んだ本間至恩の慰留に成功。更にDF長谷川 巧[←金沢/期限付き移籍期間満了により復帰]、MF島田 譲[←長崎]、DF星 雄次[←大分]、DF田上 大地[←柏/期限付き移籍期間延長]、DF岡本 將成[←鹿児島/期限付き移籍期間満了]、MF高 宇洋[←G大阪]、FW谷口 海斗[←熊本]、MF藤原 奏哉[←北九州]、FW鈴木 孝司[←C大阪]、DF千葉 和彦[←名古屋]とJ2で計算できる戦力も確保。J3得点王谷口海斗はJ2でどこまでやれるか楽しみな存在。GK小島 亨介[←大分/期限付き移籍期間延長]も引き続き修行が続きます。夏場に新たに飲酒運転をしない外国人を獲得する勇気と余裕があれば上位から抜け出せる余地もありそう。星の決定力が上がれば余裕で昇格なんだけれども。


【ツエーゲン金沢】
18位と柳下監督の体制下では最も下位に低迷した結果となってしまった。5年目となったヤンツーのマンツーディフェンス集大成のシーズンとしたいところだが、得点源であったFWルカオ[→鹿児島/期限付き移籍期間満了]、FW加藤 陸次樹[→C大阪]を失った。FW瀬沼 優司[←横浜FC]、FW丹羽 詩温[←愛媛]と似たタイプをそれぞれ獲得して穴埋め。守備陣もDF長谷川 巧[→新潟/期限付き移籍期間満了]、DF杉井 颯[→柏/育成型期限付き移籍期間満了]、DF下川 陽太[→松本/期限付き移籍期間満了]が抜けた穴をDF松田 陸[←G大阪]、DF庄司 朋乃也[←C大阪/期限付き移籍]で埋める。庄司は3年振りにレンタルで復帰のため順応は問題無し。MF嶋田 慎太郎[←大宮/期限付き移籍]や大卒・高卒も獲得しており人員は純増。強化部が有能な印象。昨シーズン57得点出来たが若干減るのではなかろうか。その分失点を抑えれば中位以上のポテンシャルはありそう。 


【ジュビロ磐田】
一度も昇格圏に届かないまま、夏以降に失速。フベロ監督を解任して鈴木政一が監督として3度目の現場復帰。遠藤を獲得してシーズン中の巻き返しを図るも6位フィニッシュとなった磐田。MF上原 力也[→仙台/期限付き移籍]、FW中野 誠也[→大宮]、DF櫻内 渚[→神戸]、DF藤田 義明[→現役引退]と若干の主力の流出はあったものの、他はほぼ慰留に成功している。FW大津 祐樹[←横浜FM]、MF遠藤 保仁[←G大阪/期限付き移籍期間延長]、DF山本 義道[←横浜FM]、MF鈴木 雄斗[←川崎F]とベースアップ。遠藤のレンタル延長は大きな要素。187センチのコロンビア人FWファビアン・ゴンザレスが第2のオルンガとなれば止められなくなるのではないか。突出した戦力の印象。


【京都サンガF.C.】
新スタジアムで再スタートを切った京都だったがコロナ禍で満員となることは無く、8位で終わる寂しい結果に。数年間の強化方針の迷走を遂に断ち切る時が来たのか、曺貴裁監督を招聘。パワハラ問題でS級ライセンスの1年停止が明け、Jの舞台に帰って来た。再起のチャンスが与えられるリーグであることは良い事です。敢えてそこに手を突っ込みますか?ってところに突っ込んだので結果で黙らせなければなりません。強化部はコーチに長澤徹などS級保持者を3名揃えており、今年もS級揃えれば何とかなるだろ路線。FW武富 孝介[←浦和]、MF中川 寛斗[←湘南]、MF松田 天馬[←湘南]と曺監督のかつての教え子を呼び寄せつつ、MF武田 将平[←岡山]、MF三沢 直人[←鳥取]などJ2で頭角を現しそうなメンバーも追加。J2得点王ピーターウタカ、ヨルディバイス、庄司も残留しており戦力は充実。問題はピーターウタカが果たして曺監督のスタイルに合うのかどうか。得点の柱がどこまで走れるか。ウタカをベンチに置いておく采配も考えられる。試合を作るメンバーと試合を決めるメンバーで上手く回せば上位進出は間違いなさそう。


【ファジアーノ岡山】
17位と低迷した岡山。問題は明らかに得点力不足。慰留に成功したエースのイヨンジェが怪我がちで6得点しかできず、大ブレーキとなった。しかし、逆に6得点しかできなかったが故に今年も慰留に成功。もし20得点していたらJ1に引き抜かれていたかもしれず、この過酷なレギュレーションの中では災い転じて福となるのではないか。大きな穴となってしまったGKポープ ウィリアム[→川崎F/期限付き移籍期間満了]の移籍には、GK梅田 透吾[←清水/育成型期限付き移籍]の獲得で対応。良い補強。FW川本 梨誉[←清水/育成型期限付き移籍]、MF宮崎 幾笑[←FC東京/期限付き移籍]、DF河野 諒祐[←水戸]、DF井上 黎生人[←鳥取]と若い人材も確保。昨年も有馬監督のもとでそれほど失点が多くない守備は作れていたので、19年のようにイヨンジェが18得点すれば上位進出は可能。エースに期待がかかる。イヨンジェが覚醒して躍進するとJ1に引き抜かれる気もする。そのリスクを考慮すると上~中位か。


【レノファ山口】
最下位に終わったレノファ山口。ほぼ序盤から浮上しないまま降格のないシーズンを消化しただけになってしまった。霜田体制終了。しかし霜田監督はレノファ山口に面白い遺産を残した模様。「レノファの流儀」と銘打たれた共通指針。以下引用。

レノファの流儀とは「クラブが創出した共通指針RENOFA PLAY MODEL に基づき、アカデミーからの選手育成、トップチームの編成及び強化をするため、全カテゴリー指導者の意思統一を重視し、クラブ独自の方法で強化を進めていく。それがレノファの流儀である。」
●同じ能力、同じレベル、同じコンディションであれば、一歳でも若い選手を 起用し、経験値向上で成長を促し、選手の価値を上げる。 
●チームのために働いてくれる、選手に好影響を与えるベテラン選手は、1年でも長く選手生活を続けられるように成長を促す。
●スタッフは、選手全員を成長させることを常に考えて行動する。

 と、定義されており、その上でかなり詳細なプレーモデルが定義されている模様。取り組みが面白い。この流儀に則って招聘したのが渡邉晋監督。仙台では残留重視で諦めざるを得なかった戦術を、今度は我慢強く発揮できるか。メンバーは半分近いほど入れ替わった。DF安在 和樹[→鳥栖/期限付き移籍期間満了]、FWイウリ [→ポルティモネンセ(ポルトガル)/期限付き移籍期間満了]、MF高 宇洋[→G大阪/期限付き移籍期間満了]、GK林 瑞輝[→G大阪/期限付き移籍期間満了]、MF田中 パウロ淳一[→松本]DFサンドロ[→未確定]、MF吉濱 遼平[→岐阜]が移籍し、MF島屋 八徳[←徳島]、MF石川 啓人[←鳥栖]、FW岸田 和人[←岩手/期限付き移籍期間満了]、MF田中 陸[←柏]、DF渡部 博文[←神戸]、FW高木 大輔[←G大阪]、MF澤井 直人[←東京V]、DF高橋 秀典[←大阪体育大]、MF佐藤 謙介[←横浜FC]、GK関 憲太郎[←仙台]、MF川井 歩[←広島] 、FW小松 蓮[←松本/期限付き移籍期間延長]が加入。残留したメンバーを含めると全体的なバランスは上がっている印象。新監督と巻き返しを図るシーズンとなる。戦術浸透をいかに早めるかが鍵。1桁順位を目指して狂いたまえ。 


【愛媛FC】
21位と通常なら降格圏で終わってしまった愛媛FC。オレンジ色のチームが災難の年でした。川井監督体制が完結。和泉茂徳監督として内部昇格。前京都監督の實好コーチも就任。もう一人のコーチ青野慎也も愛媛FCのOB。現場首脳陣がオール愛媛出身という愛媛愛布陣で新シーズンを迎える。愛媛愛。愛が多い。MF渡邊 一仁[→現役引退]、GKパク ソンス[→大邱FC(韓国)]、FW丹羽 詩温[→金沢]、DF山﨑 浩介[→山形]、FW有田 光希[→甲府]、GK原 裕太郎[→現役引退]、MF長沼 洋一[→広島/期限付き移籍期間満了]、DF西岡 大輝[→現役引退]が移籍。MF前田 凌佑[←大分]、MF森谷 賢太郎[←磐田]、GK秋元 陽太[←湘南/期限付き移籍]、MF榎本 大輝[←名古屋/期限付き移籍]、DF浦田 延尚[←松本]、DF大谷 尚輝[←町田/期限付き移籍]、DF内田 健太[←甲府]、MF近藤 貴司[←大宮/期限付き移籍]、MF川村 拓夢[←広島/期限付き移籍期間延長]で戦力を補う。GKは岡本が残留しているのに秋元を獲得しているのはJ2では贅沢の極み。前年よりもベースアップだが、監督の手腕は未知数。愛媛に根付きつつあったパスサッカーは継続されるのか。中位を目指す戦力。 


【ギラヴァンツ北九州】
J3を優勝し、J2に昇格したシーズンで5位に大躍進。一時は首位になるなど昇格してしまうんじゃないかくらいの勢いであった。流石は「昇格請負人」小林伸二監督である。しかし残念ながらギラヴァンツ北九州、お金がありません。活躍した主力が流出。GK後藤 大輝[→大宮/期限付き移籍]、MF加藤 弘堅[→東京V]、MF川上 竜[→相模原]、GK高橋 拓也[→讃岐]、DF福森 健太[→大分]、FWディサロ 燦シルヴァーノ[→清水]、MF藤原 奏哉[→新潟]、GK永井 堅梧[→松本/期限付き移籍期間満了]、MF國分 伸太郎[→大分/期限付き移籍期間満了]、FW町野 修斗[→湘南]、FW鈴木 国友[→湘南/期限付き移籍期間満了]、MF椿 直起に至っては海外移籍。ほぼ全員の給料が上がる移籍になっているのが恐ろしいポイント。GM兼任の小林伸二監督の手腕の確かさです。そうなると育てたいクラブの思惑と、育ちたい個人が自然と集まるクラブになってしまう。FW富山 貴光[←大宮/期限付き移籍]、MF前川 大河[←C大阪]、DF本村 武揚[←千葉/期限付き移籍]、DF乾 貴哉[←千葉]、MF針谷 岳晃[←磐田/期限付き移籍期間延長]、DF永田 拓也[←東京V]、GK志村 滉[←磐田]、MF髙橋 大悟[←清水/期限付き移籍期間延長]、MF西村 恭史[←清水/育成型期限付き移籍]、GK加藤 有輝[←大宮/期限付き移籍]、FW平山 駿[←法政大]、MF六平 光成[←清水]、DF藤谷 壮[←神戸]、GK吉丸 絢梓[←神戸]、MF井澤 春輝[←浦和]、DF生駒 仁[←横浜FM/期限付き移籍期間延長]、FW狩土名 禅[←明治大]、DF前田 紘基[←東海学園大]と大卒生含めて燻っている若手有望株が一斉に集まった。選手の入れ替わりがあるため、スタートダッシュが出来ない分昨年よりは勝ち点を落とすと予想するけれども、大きく順位を落とすとも思えない。中位から上位を目指せるチームではなかろうか。 


【V・ファーレン長崎】
昨年3位と惜しくも昇格を逃した長崎。勝ち点80を得て昇格できなかったのはご愁傷様ですとしか言いようがない。手倉森監督が退任し、吉田孝行が内部昇格でコーチから監督に就任。基本路線を継続しつつ、主力もほぼ慰留に成功。MF氣田 亮真[→仙台]、FW畑 潤基[→栃木/期限付き移籍]、MF吉岡 雅和[→福岡]、MF島田 譲[→新潟]、MF新里 涼[→水戸]、DF庄司 朋乃也[→C大阪/期限付き移籍期間満了]、DF角田 誠[→ポルベニル飛鳥]、GK古賀 貴大[→アルビレックス新潟シンガポール]、DF徳永 悠平[→現役引退]がチームを離れるも、FW山崎 亮平[←柏]、MFカイオ セザール[←川崎F]、GK高木和 徹[←清水/期限付き移籍期間延長]、DF新里 亮[←磐田]、GK原田 岳[←横浜FM/期限付き移籍]、MF加藤 大[←新潟]、FW都倉 賢[←C大阪]、FWエジガル ジュニオ[←横浜FM]を獲得。レンタルだったエジガル ジュニオの獲得は大きいし、ルアン、カイオ セザール、フレイレと外国人4人がスタメンを張りそうなのが恐ろしい戦力。そこにきて都倉まで獲得しているので得点力に関してはJ2屈指とみる。この戦力でダメなら吉田孝行監督がダメってことです。神戸での監督の印象が評価しづらく、本当の監督としてのセンスが問われるシーズンとなりそう。頑張れ俺たちの吉田。


【FC琉球】
16位で終わった最南端J2クラブ。引き続き樋口監督が指揮を執る。風間(父)がセレッソの育成役職に就いたため風間家大集合の予想はハズレ。しかし、中川風希という違う種類の風を獲得。風が凄い、風が。清武功輝も獲得して中盤に非常に面白いタレントが揃っている。DF鈴木 大誠[→徳島/期限付き移籍期間満了]、MF小野 伸二[→札幌]、MF河合 秀人[→松本]、MF山口 和樹[→長野]、MF小泉 佳穂[→浦和]と戦力の流出は最小限の留めることが出来た。MFハモン[←鳥取/期限付き移籍期間満了により復帰]、FW赤嶺 真吾[←岡山]、MF中川 風希[←京都/期限付き移籍]、MF市丸 瑞希[←G大阪]、MF清武 功暉[←徳島]、FW清水 慎太郎[←岡山]、MF澤田 将[←サバデル]と新戦力を獲得。大卒生も3人を獲得しており即戦力の層は厚くなった印象。中盤に風を起こせれば中位以上が見えてくる。世代が近い中盤の選手がピークを迎えるであろう円熟期で揃えられているのは興味深い。J2屈指の中盤になる可能性と風を感じる。風の時代です。



以上、22チームの戦力分析が完了。改めて感じたことですが、J3に存在したセレッソ、ガンバ、FC東京のU-23チーム消滅により若手の移籍が活発化したという印象。有望株が全国でJ2に挑戦している。野心が凄い。面白いリーグになりそう。 そして今年のJ2で意識しなければならないことはやはり4チームが降格するという厳しいレギュレーションであること。J3に降格する訳にはいかない。例年よりもリーグの中で下半分の戦力となっているクラブはシーズンが経過するにつれてより守備的な特徴が出ると推測している。そのため、より具体的に得点を奪い切る能力を持っているチームが勝ち残るリーグになると予想しました。引き分けが増える堅いリーグになりそう。そしてさらに、J2に残留できたとしても来年はJ1を経験した4チームが上から落ちてくるという超絶厳しいリーグになることが確定している。濃縮還元確定。昇格するなら、今年。今年が一番のチャンス。無理をしてでも夏に追加補強するチームも出てきそう。それを加味した今年の順位予想です!今年は全部予想してみました!


【1位】ジュビロ磐田
得点を取る具体的な方法を最も確立しそう。187センチのファビアンと遠藤が猛威を奮う。
【2位】FC町田ゼルビア
FWが豪華。テセ、ドゥドゥ、アーリアジャスールにさらに業績の良いサイバーエージェントマネーが夏に炸裂する可能性がある。今シーズンのサプライズ枠。
【3位】V・ファーレン長崎
エジガルジュニオを中心とした得点力があるので昇格は義務。あとは監督の腕次第。
【4位】モンテディオ山形
粘り強さで上位は間違いない。アラウージョが素晴らし過ぎて、移籍で抜かれて伸び悩むイメージ。 
【5位】ヴァンフォーレ甲府 
三平さんがいるから上位。FWウィリアンの合流遅れが響く。 
【6位】松本山雅FC 
身体が強いFWはいるけれども、得点出来るFWなのかどうか。ロングボール以上の戦術がイメージできず、勝ちきれない試合がどうしても出るのではないか。
【7位】京都サンガF.C.
得点王ウタカの使い方と戦術のバランスがイメージし辛い。少し時間がかかりそう。
【8位】アルビレックス新潟
夏にFWを獲得出来れば上位に抜ける可能性はあるけれども、勇気と資金が足りるか。 
【9位】ジェフユナイテッド千葉
負けないけど、勝てない気がする。得点力不足。 サウダーニャがハズレならこのレベル。当りなら昇格ですよ。
【10位】東京ヴェルディ
上位には勝つけど、下位に勝ちきれない。そんな癖の強い戦術なので伸び悩むと予想。
【11位】ファジアーノ岡山 
イヨンジェ次第となりそう。調子が良ければ上位に行けるけど、調子が良すぎるとJ1に引き抜かれて結局真ん中あたりに落ち着きそう。
【12位】大宮アルディージャ
大宮が一番分からない。一番予想出来ない。全然分からないから真ん中あたりに置きました。戦術と選手が揃っているのかどうかが全く分からないので自信がありません。
【13位】ギラヴァンツ北九州
今年は苦しむと予想。得点力がどうなるのかが推測できなかった。リスペクトを受けてしまう。対策するクラブが増えるので引き分けが多めになるのではないか。
【14位】水戸ホーリーホック
とにかく明るい秋葉監督がしっかりとチーム作りを行うけれども、誰が得点を取るのかがイメージできず、中位以下に。
【15位】レノファ山口 
今年はベースを作る年。試行錯誤、右往左往するだろうけれども渡邉監督を信じて待てれば来年が楽しみ。 
【16位】FC琉球 
中盤が面白そう。台風並みの風が起これば上位まである気がする。
【17位】栃木SC
ストーミング戦術が今年のJ2にハマるかどうか。今年繋ぐチームが増えるのかどうか。蹴っちゃう気がする。繋ぐチームが増えれば大躍進の可能性はある。環境依存型なので読めない。
【18位】ブラウブリッツ秋田
安定感はあるチームであるはず。昨年の北九州のようにサプライズチームになる可能性はある。余裕で残留しそうな気はする。
【19位】ツエーゲン金沢
 失点が減るイメージはあるが、得点を決め切れるタレントが少ない。瀬沼がどこまで引っ張れるか。
【20位】ザスパクサツ群馬
手堅いイメージはあるのだけれども、大黒柱の31歳大前が2桁得点出来るのかどうか。 
【21位】SC相模原 
ブラジル人FWは2人居るんだけれども、J2で得点出来るタイプなのかどうかに懸念があった。 
【22位】愛媛FC
 FWに2桁得点を期待できそうな人員が少ない。集団で得点を目指す場合、やはり監督の手腕が未知数だから分からないというのが率直な印象。 



以上、誰も得しない順位予想でした。得点力が全て、という予想です。一応、お伝えしておきますと私、予想、当たったことがありません。逆ジンクスが発動する可能性がありますので、全チームに昇格と降格の可能性が残るということだけはお伝えしておかなければなりません。意外なチームが降格するのではなかろうか。そして来年のJ2が末恐ろしい。J2怖い。今年J1に生き残る意味を悟るには十分なJ2戦力分析となりました。開幕まであと少し。今年もJ2が楽しみです。


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