2021/11/08

2021年 明治安田生命J1リーグ 第35節 G大阪戦

【大分 2 - 3 G大阪】


悲願であった指原御大にご来場頂いた「指覧試合」で先制に成功するも大変残念な逆転負けを喫するという、何をやっているんだ感満載となってしまった35節。勝ち点を詰めずに足踏み。残留の芽が根腐れし始めて大ピンチとなってしまいました。J1昇格後3シーズン目、お呼びできるであろう有名人の中で最もビッグネーム指原莉乃様にご来場頂き、ピッチサイドにはニータンもふもふ席という新しい取り組みをした新企画も実施。コロナ禍から回復中の環境の中で1万人の来場者を呼ぶことが出来、盛り上げられるイベントとしては大分トリニータの広報史上、最上級にやれることはやり切ったとは思います。大分FCは頑張った。これを毎試合やれなきゃダメなんだけども。大逆転に向けた場を作ることは出来たと思うんだけれども、残念ながら現場が結果を残せず。やれるだけのことはやったよ・・・もうJ1でやり残したことは無いな・・・・。いやいっぱいあるわ!タイトル争いに加わって無いわ!残り3試合、ギリギリまで頑張ろう。この試合は勝てると思ったのにな・・・。


スタメンには大エース町田也真人が戻って一安心。ガンバでプロデビューした呉屋がワントップで先発。それ以外は終盤戦の固定メンバーという印象。ネットワンさんのイベントで平仮名表記の珍しいスタメン画像でした。



対するガンバ。シーズン序盤に感染者が出て日程的に苦しんだ。遠藤の磐田移籍に象徴されるように世代交代移行中のチームという印象。J1を維持しつつ世代交代出来たら万々歳。来季片野坂監督が就任決定的という日刊スポーツだけが報じた不自然なタイミングでの微妙なニュースがあった。来季の話が出て来てもおかしくはない時期だけれども、今指揮を執る松浪監督には触れておらず、決定「的」というエクスキューズ付き。片野坂監督も人気銘柄なので早めに唾を付けようとする一派の観測気球的なリークなのじゃなかろうか。不本意な成績となり、本来責任論の矢面に立たされるべき強化部が来季の話を先にし出して仕事していますよ的な身の躱し方をする高度な生存戦略。ビッグクラブの強化部がやりそうな仕事と思われる。試合が終わった後に各社再報道が出たのは裏が取れたのだろうか。片野坂監督とも6シーズンのお付き合いなのでそろそろ別れても不思議はありませんが、まだ残留争いしている際中でね、天皇杯も残しているのでね、最後まで働いてもらいましょう。書き残したいことはガンバさん、空気読んで下さいってことだけです。



指原御大が遂にご来場。もう既に色々なニュースに取り上げて頂いております。大変ありがたい。いつかドームに来て欲しい、でもJ2じゃね、なんてことを言い続けて複数年。J1で3年目にようやく実現しましたね。感慨深い。お母さまがよくトリニータの応援にご来場されていたという逸話があり、AKB総選挙時のテレビ中継にニータンが出たくらいの薄い関係性から始まり、ミュージックビデオに出させてもらったり、指原御大率いる太客の方々からニータン台車が贈られたり、ぬいぐるみのクラウドファンディングにも参画頂いたりと、もはや明らかに支援した量よりも多くの支援を頂きっぱなしな訳で、今日はどうしても勝利をプレゼントしなければならない強いモチベーションがあった訳です。AKB48選抜総選挙という、応援される人No.1決定戦みたいなプラットフォームの中で揺るぎないトップであった稀有なタレント性を持つ人材。アイドル業界を語れないので真の魅力については深掘りできませんが、個人的には郷土の偉人として出世を続ける指原御大は10年後に政界に進出して、日本初の女性首相になると予想している。そんな人をやっと呼べたのに、ガンバさん、空気読んで下さい。



試合内容はこの日も良かったんですよね。試合の入りも良かったし、球際でも競り勝てていたし、4-4-2のガンバに対して左サイドを起点に攻略出来ていた。今日の左サイドは素晴らしかった。左で作れれば右に振って小出がフリーになっていたし、左右からのクロス攻撃が効いていた。そんなクロスがオウンゴールとなり幸先よく先制に成功。重い空気になりがちな残留争いで大きな意味を持つ得点だったのに、即パトリックに決められて追いつかれてしまう。それでも気落ちせずに下田北斗のシュート気味のボールを呉屋が胸で軌道を変えてゴールを奪って再びリードを奪えた時は勝ち点を手繰り寄せたと思いましたよ。東口から2得点出来たことは大きかったのに、活かせなかった。



試合が終わって考えると、間違っていたのは後半からの入り方だったのかもしれない。渡邉新太を下げて長沢をシャドーで投入したことよりも、ガンバが昌子を投入して3バックに変更したことの方が影響は大きかった印象。ガンバ側の動きを確認してからカードを切っても良かったのではなかろうか。出会い頭で衝突したようなちぐはぐな交代カードになってしまった可能性がある。後半開始の交代枠を活用するためだったんだろうけれども、リードしていたので5分様子見しても良かったんじゃなかろうか。リードしているのに焦りが出てしまったのは失点の仕方だったと思う。リードを守るため安全に蹴って逃げられる場所を作りたかった交代の気がする。しかし、それは3得点目を取りに行く指示とのバランスが崩れて、攻めるのか守るのか、蹴るのか繋ぐのか微妙なズレを生んでしまった印象。後半から攻撃がうまくいかなくなってしまった。そんな中でカウンターを食らい、スペースは埋めていてもゴールが奪われて行った。パトリックによる2失点目、PKによる3失点目で逆転を許し、パワープレーもほぼ形にならずに終戦。試合内容から考えても勝ち点が1つも無いような試合ではなかっただけに、大変に悔しい、もう少し丁寧さが、勝ちにこだわる勝負強さがあれば勝ち点は転がり込んできたはずの試合でした。指原御大に勝利をプレゼントできず、大変申し訳ございませんでした。国立の天皇杯でリベンジさせて頂くよう、鋭意サポート致します。



残り試合は3試合。直接対決の結果次第では次節にも残留抜けが実質確定する可能性も出て来る。清水がロティーナ監督を解任して勝ち点1を積み上げ。湘南は退場者を出した広島相手に得点出来ずも、こちらも勝ち点1を積み上げ。FC東京では長谷川健太監督が大敗の責任を取って突如辞任。徳島はFC東京の新監督と相まみえることになる。上位にいる湘南と徳島が直接対決を残しているので色々な可能性がある。トリニータは3位を諦めていない鹿島と超苦手のアウェイで戦う。勝ち点を得られていないこの2試合で残留の条件は厳しくなる一方。片野坂体制でJ1幕開けを迎えた鹿島スタジアムに因果を感じる。最終局面を迎えております。残り3試合です。



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