2023/06/12

2023年 明治安田生命J2リーグ 第20節 群馬戦

【群馬 0 - 1 大分】


天皇杯敗退!怪我人続出!日曜日夜の北関東アウェイ!群馬!雨!もう3-0くらいで負けるイメージしか湧かないワードが並んでしまっていて、アウェイ観戦恐怖症になりつつありましたが見届けに行って来ました、群馬。試合開始直前に強い雨が降って来て、試合終了と共に止むという嫌がらせのような湿度90%の空気感の中、想いを背負った選手達が躍動。イエローカードが一枚も出なかった純度の高い、濃いサッカーの試合でした。




源泉の如く、おんせんダービー。何だかんだで行ける確率の高い気がする群馬。アウェイ行程の運なのか相性なのか何かが良い。19時半キックオフみたいな時間帯でもなかったので割と気軽に行くつもりでしたが、数日前から雨予報。正田醤油スタジアムは実況席あたり以外、ほぼ平等に屋根が無いスタジアム。久々に雨に濡れての観戦になってしまいました。


チームには色々と逆境さんがいらっしゃっていますが、暗い雰囲気にはならないトリニータ。とにかく明るい岡山コーチがネガティブな雰囲気は許さない。叫ぶ、とにかく叫ぶ。呼応する選手達。レギュラー陣、元気です。


キックオフ直前に雨が強くなったにも関わらず、ゴール裏がビッグフラッグを展開したので写真を撮りました。もう雨でカメラが濡れるのが嫌でカバンにしまうかどうか悩んでいた時につい撮ってしまった。魂込めて闘おう、という強い気持ちを感じました。


天皇杯で負傷し、長期離脱となってしまった16番茂平。選手達からの応援。頑張れ茂平。


16番Tシャツを着たスタメンは4バック。怪我が公表された茂平、宇津元に加えてなんと伊佐も居ません。急なFW不足で0トップ気味の攻撃時の布陣。4-2-4-0的な感じだった。守備時は野村と中川でツートップとなる4-4-2。天皇杯では先発だった2種登録の松岡(※サンリブしかない杵築出身)をベンチに。選手層が私の財布くらい薄くなっております。出場できる選手が魂込めて闘おう。 





対する群馬、シーズン序盤好調で上位に進出。組長こと大槻監督が就任2年めで本領発揮。J2残留戦略からの脱却を図り始めた。4-4-2をベースに得点が取れるチームに変貌。昨年は守備からのカウンターを主とするチームでしたが、ボールの保持もしっかり出来るようになった印象。秋田からレンタルのFW武颯がでかかった。大槻組、躍進中。



もちニータンを使った芸が出来るようになった亀。もちニータンだったのか?あのクッション。あの遠征続きだったニータンでさえ来れなかった群馬。・・・あれ?アウェイ遠征するニータン勝率低くない?気のせい?・・・・はい、試合です試合。雨で写真を断念したので久々に試合に集中して観戦しました。試合は0トップが良い方向に作用してサイドで優位に立てたことで群馬を押し込めました。群馬は途中からプレスよりも引いてブロックを敷く守備で割り切った。前半はトリニータの左サイドが秀逸であった。内側に絞る位置取りをした藤本と外側から攻める高畑奎汰の関係と距離感が良く、そこに10番野村が絡んで左サイドは敵陣深くまで攻め入ることができました。対面する群馬の右サイドをズタズタにしてやったんだけれども、0トップが故に中に誰もいないという、え?これ誰が決めるんですっけ?という状況が生まれてしまった。サイドを崩して、うん?え?で?という状況が続いた。得点はありませんでしたが副作用でコーナーキックがバカスカ獲得できました。そのセットプレーから先制できたら良かったんだけれども、決め切れず。惜しい場面が続いた。


流れの中から決めるには大外にいる右サイドの松尾が中に絞るしかなかったと思うんだけど、成就せず。一方で群馬のカウンターは押し込めたが故に、攻撃に移るまでに我が軍のゴールまで距離が長くハードワークするトリニータ守備網に絡め捕られる形が継続。あとは決めるだけ、という内容で前半を終えた。桁外れにコーナーキック観た気がする。太ももが過剰に太い群馬GK櫛引に止められました。



後半はサイドで数的優位を作らせないように大槻監督が修正。この辺りは試合後の大槻監督のコメントを読むと分かり易いのでおススメです。群馬はハイライン気味のトリニータの裏のサイドのスペースにボールを落として走らせる意図がありました。若干群馬に押されたものの、69分にサムエルと池田を投入して勝負に出る。誰が決めるんです状態からのサムエルが決める、と思わせておいての裏!試合を動かしたのは73分、最終ラインに降りた池田の縦パスが起点でした。中川→野村と真ん中を経由してサイドに張った上夷に渡る。駆け上がる夷こと駆上夷から、正確なクロスを上げる夷ことクロス上げ夷。

 


サムエルがニアに飛び込んでDF2人を吊り出し、後ろのスペースに入ったクロスを藤本がヘディング一閃。待望の先制点を生み出した。中の枚数を増やすには大外が中に絞るしかないんです!選手交代も含めて素晴らしい先制点までの筋道。残り20分近くを凌ぎ切ってアウェイで貴重な勝ち点3をお持ち帰り成功。魂込めて闘いました。







試合終了とほぼ同時に雨が弱まったので最初と最後だけ写真を撮れました。アウェイ秋田戦と違って水捌けが良かった正田醤油スタジアム。そういえばメインスタンドを少人数で仕切っていたボランティアスタッフの方が、雑巾で椅子を拭いてくれた、そのホスピタリティに心打たれたんです。屋根はないけど素晴らしいボランティア精神があった。あと、ボディコンタクトを流しがちの主審でしたが、群馬の姿勢というか、空中戦も当然の如くちゃんと競り合いますし、クリーンファイトでナイスゲームだった。高校サッカーやユースの大会などで根付いているサッカー精神の深さみたいなものを感じた遠征でした。



無失点勝利は良い。試合後に組長が藤本に近づいて行ったんです。







お前今日凄かったな的な会話の雰囲気でした。胸をバンバン叩かれていた藤本。なんて言われたのかは不明だけれども、褒められていた雰囲気。試合が終わればノーサイド。大槻監督、試合後のコメントで上夷のパフォーマンスも褒めていたし、本当にサッカー大好きおじさんな感じ。信頼できるおじさんたちは現場に残ってしまうのでサッカー協会とかで偉くなりません。



トリニータは魂込めて闘ってハードワークしました。会心の勝利。びちょ濡れになりましたが、良い試合観ました。アウェイでの勝利、格別。




 

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