2024/04/08

2024年 明治安田J2リーグ 第9節 秋田戦

【大分 1 - 3 秋田】


DAZN観戦でした。30周年バースデーマッチと自ら銘打った記念試合で、なんちゅう試合を観せてくれとんねんトリニータでした。いやはや、たまにこういう試合はあるけれども、全く予想が出来ない展開でしたね、いやはや。


スタメンには異変が。まず、野嶽が負傷でベンチからも外れてしまった。右サイドバックに有働を入れ、ボランチは弓場と小酒井、保田を右に使う4-2-3-1だったと思われます。やり繰りが大変。厳しい連戦もこの試合で一旦小休止。これからGWまでは週1試合ペースになるので戦力の復帰に期待したい。



対する秋田。これまで一度も負けていなかった相手「だった」らしい。一体です、一体。なんちゃら秋田一体をスローガンにJ2を生き続ける生存戦略。秋田は規模的にしょうがないと思うんです。生き残るためのサッカーを徹底する。我が軍が目指すシームレスサッカーが一番噛み合わないであろう相手。ロングボール、セットプレー、ロングスロー。ゴール前でカオスを起こすことでゴールを奪う。資金のある町田がやるとアレですが、資金に限りある秋田ならば仕方がない。生存戦略です。生きるためです。加えて今年の秋田は左右の圧縮が際立ったような印象で、非保持時にボールのあるサイドに極端に寄って守備に人数を掛けるようになった。前年もそうだったっけか?ここまで明白だっただろうか?開始時にピッチを入れ替えてみたりと何でもやる模様。カオスに注意。事故さえ起きなければ何とかなるはずの相手です。3つくらいの事故があって何ともならなかったけれども。

 


試合開始直後に事故。秋田は即時パワープレーみたいなもんで、前線に蹴られたボールを競り合って勝てているんだけれども、相手の居るところに飛んでシュートを打たれてしまった。濵田太郎が一旦は弾くものの、弾いた球も相手に戻って先制されてしまった。こういう事故みたいなことは起こり得るので1失点は想定内と思っていました。早すぎたけれども。2失点目もカオスを生み出されてPK判定。弓場の腕には当たっていないように見えたんだけれども、PK判定。この辺りで本日の主審が若干怪しいという事に気付く。PKを決められて2失点。これでもう厳しいと思いました。2失点は厳しい。


しかし、この後秋田側に退場者が出て流れが変わる。小酒井のターンから保田が抜けて折り返し、渡邉新太がゴールを奪って1点差とする。保田は良い。保田は良いぞ。同点に追いつけそうな流れだったけれども1点止まり。後半の反撃に期待感はあった。



残念ながら後半に何も起こせなかったんだけれども。秋田は最後の最後に事故を起こせたのに。後半はこれまでの課題が更に輪をかけて露呈した形。前節の勝利後に中川さんだけが厳しい評価のコメントを残していたけれども、本当にその通りになってしまった。中々チームとして攻撃のベースが伸び悩んでいる。保田がドリブルで違いを生み出せる唯一のパーツだけれども、後半に途中交代をしてしまってからは決定的なシーンは少なかった。攻撃にもっと工夫が必要だということでしょう。引いた相手は早々崩せるものではないけれども、セットプレーでも何でも、もう少しです。


しかし、秋田は事故が起こせるのに、ペレイラをFW的に投入しても事故を起こせないっていうのが不思議だね・・・。あと少しまでは迫れたシーンもあったけれども。サッカーって何が正解なのかさっぱり分からない。何年観続けても、さっぱり分からない。だから面白いんだけれども。連戦での疲労は酷いものだと思うので、回復してもらって、次のジェフ戦に備えてもらいましょう。



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