2024/04/04

2024年 明治安田J2リーグ 第8節 群馬戦

【群馬 0 − 2 大分】


新年度になった直後はですね、色々と忙しいのですよサラリーマンは。それなのに平日に群馬で試合をやるって言うんです。しかも雨です。辛い。行けるわけがない。しかし今週、過去にトリニータに在籍経験のある島川さんが電撃引退を発表したじゃないですか。ビックリでしたけど、サッカー選手は観れなくなってしまう可能性が常にある訳で、真相よりも何よりも、やっぱり観れるなら観れるうちに観ておくことが何よりも重要だなと改めて思いましたのでね、私もやっぱり無理して群馬に行く決意をしました。ギリギリまで悩みましたけれども。もしかすると急に保田さんが韓国でアイドルに転向するとか言い出しかねないし(※言い出しません)仕事?16時くらいまでは働いた気がするよ、たぶん、たぶんな?働いた気はする。ということで行ってきました強行前橋。都内からなら何とかなる。当日にチケット買ったくらいのドタバタっぷり。島川の導き。行って大正解。大勝利。


私今、スタジアムに向かいながらこの部分の文章を書いているのだけれども、保田さんはベンチスタートと知ってすこぶるモチベーションが下がっています。が、もう群馬まで来てしまったのでしょうがない。動く保田さん観れるんだから良いんです。もう平日の試合なんでね、時間的制約で詳しいことは書けませんが雨でも写真を撮りたいんだ俺は。今日は写真ブログになります。ホームスタジアムでは屋根がありますから濡れた保田は撮れないんですよ!?奥さん!屋根がありますからね!屋根のないアウェイの平日夜、雨に濡れた保田が観れるのは今日だけ!!そりゃ行くでしょ前橋。伊佐をワントップに4-2-3-1を継続。左に宇津元、右に松尾、真ん中に中川という攻撃陣。ボランチには脳震盪から無事に復帰してくれた小酒井。


対する群馬。ゴシップ大好きな私からすると色々と巻き起こってるように見受けられる群馬。しかし、時間的制約でまたの機会に。パワハラよりも地元記者との関係が気になるのだけれども時間的制約が、時間的制約がありますんでね、書けない!GK櫛引が負傷でベンチ外。髙澤が復帰して元気そうで何より。3-4-2-1をベースにしつつ、守備時は4-4-2になったりと可変するチーム運用。大槻組長は最初のシュートが濵田太郎に止められて帽子を叩きつけてました。迫力あるシーンだったんだけれども激写ならず。





昨年も来た正田醤油スタジアム群馬。昨年も雨だったような気もするな。屋根はありません。屋根は無いんです。エンブレムが変わりザスパ群馬が呼称となりマスコットが追加になった群馬。ザスパンダは雌っぽかった。ザスパンダて。











試合は一進一退の攻防でした。ただ、若干優勢に試合を進めたのはトリニータだったという印象。持ち方、前進の仕方、高い位置で奪う守備など、らしさを発揮していたのは我が軍。若干だけれども、若干。若干優位。特筆すべきは守備陣の安定感。最後に構える濵田太郎のどっしりした感じは既にドカベン濵田太郎と言っても過言ではない。そしてその前でハイタワー守備とビルドアップをこなす安藤と藤原のコンビがすこぶる良い。最後のところでやらせない守備。素晴らしかった。




課題は攻撃陣。写真の宇津元さんはめちゃくちゃ良いクロス上げそうな雰囲気で踏み込んで酷いクロスを上げて直接ゴールラインを割るというシーン。左脚でのクロスは難しいか。課題は長引きそう。梅雨明けくらいまで辛抱です。前半最初に決定的チャンスでシュートを放ったのが野嶽と、攻撃陣どうなっとんじゃ状態でこの日もゴールは遠いのかと思われた矢先のコーナーキック。













はい、素晴らしい先制点でした。オウンゴールとなったけれども宇津元さんのキックが良かった。止まっているボールなら難なく蹴れます。蹴る前に手を交差したんです。サインプレーなのか何なのかは不明。サインだったとしても同じようなキックを再現性高めのキックは出来ないので本当に何度見てもコーナーキックのサインは分からないんだけれども、手を交差したのでね、「俺が今からクロス上げるぞ」というサインだと思います宇津元さん。今度はクロスをちゃんと上げるぞと、手をクロスしてのクロス。直接決まったので宇津元さんのゴールで良いんじゃなかろうか。このコーナーキックのキックは素晴らしかった。先制に成功。この後の試合運びは言うこと無し。上手く時間を使うことが出来ました。持たせたね、持たせて高い位置で狙う感じでした。持たれても平気さ。






試合よりも保田さんの写真をハーフタイムに撮りまくってしまったので観て欲しい。濡れ保田。この日はGK西川と二人で出場無し。温存です、温存。小酒井さんは弓場先輩のフォローに回って良かったけれども、保田さんが居ないとスタジアムに熱狂が生まれないんでね、そこはしょうがない。






試合で撮った写真の枚数よりハーフタイムの方が写真撮ってたくらいなんだけれども、少しだけ掲載。保田さんは良いぞ。やっぱり試合で観たい。



この日は片野坂監督が久々にチンパンジー化したというか、頭の上で手を叩いて喜ぶシーンが多かった。ビルドアップも素晴らしい縦パスが何本か入って展開出来ていたし、メンバー間の息が合って来た印象。でもやっぱり目立つのは守備陣だったでしょうか。










濵田太郎はビッグセーブ連発するし、CB2枚は素晴らしく堅いし、交代で入った選手達も特性を活かしていたし、後半の時間の進め方はよく我慢出来ていたと思います。スゴイぞ守備陣。そして迎えたアディショナルタイム。始動は有働夢叶。有働夢叶と書いて夢を叶えるための働きが有ると読む。どこでもプレー出来て助かる人材。





収めたボールを即前線へ。何故かこの瞬間を撮っていた。そして抜け出す渡邉新太。そして輝くウルトラソウルみたいな語感。















はい、キャプテン渡邉新太さんのゴールに繋がりました。夢を叶えるアシストでした。ゴールから遠ざかっていたので途中出場で決めるべき人が決めたのは大きな前進。試合を決める2点目をアディショナルタイムに奪って優勝です。優勝しました。平日夜、雨、群馬。全てが報われた少数のサポーター達と一緒に喜べました。厳しい日程の中でチームと共に移動して、チームと共に濡れ、共に喜ぶ。良い水曜日。ちょと辛いけどね。チームは本当に辛抱強く戦った印象。この選手層で、守備陣を中心に若手に安定感が出て来ている。そして弓場先輩が何よりも凄い。円熟味を増し始めた。選手達の個性が色濃く出ている。攻撃陣が続々と復活すると上位に食い込めるかもしれない。もう少しの間、このまま辛抱強く勝ち点を重ねたいところ。期待感、湧き上がれ大分。


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