2026/11/04

2026/27 明治安田J2リーグ 第15節 八戸戦

【大分 1 - 0 八戸】


これぞ今年の大分トリニータです。前半なんてね、無傷で切り抜ければそれで良いんです。後半に木本真翔さんと清武さんを出場させてからが勝負なんでね、どんだけシュート打たれようが失点さえしなければ間に合います。私はもう慣れたもんですから、前半にバカスカシュートを打たれても全く動じない、危ないと思っていない、余裕です。最後の砦にムンさんがいますからね。むしろ敢えて疲弊させるためにわざと躍動させている、まである。相手の力を100%引き出した上で勝つ。宮崎戦は失点したからダメであって、守り切りさえすれば良し。逆に前半メンバーで美しい先制なんかしちゃった方が調子狂います。これが今年の勝ち方の方程式。上位だろうが下位だろうが関係なく、全チームと名勝負を繰り広げる。粘り強くこんな戦いを続けよう。こっちが本当の姿よね。

連戦が続きがちの日程で、中2日という厳しい状況。祝日に無理くり試合を入れるんじゃねぇ。九州隣県の移動でまだラッキーな方。四方田監督もさすがに選手を代えてきました。3バックは右に宮川、真ん中に久々復帰の井上、左に森山という初の布陣。ペレイラを失って、前線に屈強なCFが現れた場合、武闘派を真ん中に据えた方が安定するのではないか、というチョイスだったと思われます。前節も途中からでも戸根を真ん中に据えて、強いCFに対してドラゴンスープレックスとか、ドラゴンスクリューとか、毒霧とかを吐かせて相手を弱体化させるべきでした。プロレスラー戸根なら5秒以内の反則はセーフです(※アウトです)そんな反省点を活かし、今節に七三分けの武闘派が一番怖い髪形だよね、でおなじみの井上を据えた形。無失点で終えたので何とかなったということです。これで井上のメンタルも復活するでしょうし、ペレイラが離脱中なのでね、全員で何とか乗り越えていくDF陣です。ボランチは榊原が先発。ワントップには古川。有馬も稼働が続いてきたので少しでも休ませたいところであった。休ませられなかったけど。前半は誰が出ても我慢だし、後半は誰が出ても活躍する気がするのが今年の特徴です。後半に出場した方が印象が良くなる謎の現象が起きています。

対するはヴァンラーレ八戸。ヴァンフォーレは甲府。ヴァンラーレが八戸。Jリーグで初対決。J3で2位から自動昇格を果たした八戸。ただし、監督がどこぞのワンソウルに奪われるという事態にも動じず、岡田メソッドに見限られた倉石監督を招聘。3-4-2-1を運用中。全国への移動が大変そう。中二日でもスタメンは変更しなかったらしい。ワントップに据えた名前の7割がア行のオウイエ・ウイリアムがこれまた屈強。190センチのCFなので大変に厄介で、宮崎戦同様に八戸が攻める時間を作られてしまった。シャドーの佐藤は大分出身とのこと。八戸もよく走るチームでした。

試合は長いボールの蹴り合いから始まり、まっこと正しきアウェイの試合の入りを見せた八戸に対して後手に回る我が軍。宮崎戦同様の自滅感が強かったけれども、好調だったが故に分析が進んでしまい、マテウスレイリアがどうせドリブルするんだからそこで奪ってしまおうという標的になっている印象もあった。古川のワントップが潰されがちで時間が作れず、攻撃陣は湧き上がれなかった。その代わり守備陣がギリギリ持ちこたえたのが前半。ムンさんのセーブに救われまくっただけでした。でも大丈夫、無失点ならこっちのペース。八戸に疲労が出てくるのは後半。ギアを上げられるカードを持っているのは我が軍の方です。

後半62分に満を持して木本真翔と西村を投入。贔屓目を抜きにしても木本真翔が入ると前にボールが運べるようになる。木本真翔はえぐいミドルシュートが惜しかった。試合の雰囲気を変えるシュートだったと思います。先制は70分に清武の追加投入から10分後、80分に決まる。これまたね、木本真翔がぐいっと前を向いたプレーが起点なんでね、ハイライトをよく観ましょう。左サイドの木本真翔がグッと前にボールを出して走ったところが起点となって、清武を前に走り出させる、クロスに有馬が合わせるもシュートブロックされる。ここの流れも惜しかった。更に攻撃は続く。このボールを再び木本真翔が拾って清武に渡すと、練習の遊びみたいなフワッとしたクロスに飛び込んだのが西村。むしろ清武が西村の走り出しを見てから出してるっぽかった。素晴らしい西村のヘディングシュートはGKに弾かれるも、最後に押し込んだのは松尾でした。有馬よりも詰めていた。詰める気持ちが止まらなかったのが良かった。今日も交代メンバーが活躍。

松尾、3年ぶりくらいのゴールらしい。写真ではゴールに3年もかかってしまったので、自分の拳で自分の顔を殴りつけております。自己パンチですね。分かります。指輪にチューとかする訳がない。永遠の舎弟、松尾。中学の同級生にそっくりなヤンキーが居た気がする。あの子は歯が溶けてたんだけど、なんでだろうな?あいつ今、元気かな?そんなことを思い出させてくれる松尾のゴールでした。

残り時間はあの手この手で上手に使ってウノゼロ達成。連戦ならば、内容よりも勝利重視で良いと思います。内容はイマイチでも結果的にナイスゲームっていうことにしましょう。連敗しなかったし、中2日の連戦ですからね、何とか無失点で切り抜けた守備陣を称えるべき試合です。素晴らしいガーディアンっぷりでした。

今日もムンさんのお陰でした。J1でやってたし、やれるレベルの選手の筆頭候補。これでミドルからロングレンジのキック精度がさらに向上すると完璧超人。納得のMOM。

上位陣が詰まっているので少し連勝しただけでも順位はドゥルンドルゥン上がっていく模様。良い位置に付けております。連戦の中、ちょっと球際に負けがちなのが気になるところ。次節は球際が全ての戦いになる秋田戦です。秋の秋田。肉弾戦には飽きたけど秋田。辛抱して後半に決める、方程式通りの試合運びを期待したい。


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