2019/07/13

2019年 明治安田生命J1リーグ 第19節 札幌戦

【大分 2 - 1 札幌】



オナイウ阿道さん、湯布院に家を買って家族で住みませんか?温泉の一つや二つ差し上げますよ?また一つ、戦術の進化を遂げてしまった大分トリニータの中で輝いたパパ阿道。娘さんの誕生おめでとうございました!既婚者だったことを今日知りましたけれども!高木さんとこもこの日にお子さん産まれてたとのことで納得の、ペナルティエリアから飛び出してのゆりかご。異常な速さに見えたのはそのせいだったか!


藤本がシーズン初のベンチスタートとなったこの試合、オナイウのワントップに小手川・小塚の「小」シャドーペアという初の前線の組み合わせとなりました。スタート時は左に松本怜、右に星といういつもと逆の並び。松本怜は前節怪我で心配されましたがパーマと共に無事復帰。岩田はベンチ外なので長引く模様。あの並びの意図ですが、「ストロングポイントが無くなったんなら作り出せばいい!」ということだったのではなかろうか。右に岩田が居ないならば、左に松本怜を持ってきて三竿と組ませる。パンが無いならケーキを食え!岩田が居ないなら三竿が上がるぞ大作戦決行!


対する札幌には福森がいる。うちの福森はリーグ戦では行方不明中。天皇杯では出場していたらしいのだが、「じゃない方の福森」に格下げとなりました。今日の三竿の完璧過ぎるほど完璧なクロスを目の当たりにすると修行中になってしまったのも頷ける。じゃない方の福森は必ずパワーアップして戻ってくると信じている。札幌は前線の組み合わせ的に遂にベストメンバーが揃ったとか。わざわざ我が軍との試合に照準を合わせてベストメンバー集めなくて良いのに。


戦術的には師弟対決となるミシャ式4-1-5変換の応酬。ミラーゲームになるはずも、試合途中から見せた長谷川と前田の両ボランチが最終ラインに落ちて来て5-0-5みたいになってしまったあの感じ。何!あれ!?DAZNで観ているだけなのに筆者が混乱。両サイドを強制的に高い位置に上げるために鈴木が右にズレて、長谷川と前田が落ちてくる。三竿と島川はサイドに押し出され、松本怜と星も高い位置を取る。小塚と小手川のどちらかが落ちて来たりもしていて、5-1-4みたいな感じもした。そのためのつなぎ役として小手川シャドーだったのか。中盤ポッカリ空くようなバランスではなかった。とにかく、今日の試合は何か新しい扉を開けてしまった感が溢れていて、興奮していることだけは伝えたい。なんかまた一段登ったぞ。早くトリテンを読みたい。


DAZNの映像はボールを中心に画面が動くので、全体がどうなっているのかが見えない。撮影の画角でエンターテインメント性を削ぐという、今この大分の地でやっているサッカーの内容を一番分かっていないのが大分のメディア関係者なんじゃないのか、ホームの撮影班もっと工夫を!!ピッチ上でとんでもないことが巻き起こっている。


ここ最近のキーワード「強度」。強度と言われたら超人強度くらいしか思い浮かばない95万パワー勢なのですが、今日のトリニータは体格で勝る札幌の外国人助っ人勢と互角で渡り合い、粘り強く戦い札幌に追加点を許さなかった。特にCB鈴木の超人強度がメキメキ上がっていて、カチカチのシュートブロッカーに見える訳です。堅すぎてサンシャインに見え始めた、サンシャインに。シュートコースを防ぐ凱旋門鈴木。



守備陣が我慢してくれればおのずと増えるカウンターチャンス。今日は神戸戦の得点にそっくりな、再現性のある守備からの攻撃でパパ阿道が仕留め切りました。小塚がボールを奪ってヒールパスしたのもセクシー過ぎる。白い太ももを露出しがちになる長谷川のサービス精神と共に褒め称えたい。阿道のシュートは完璧な軌道でゴールへ突き刺さった。札幌GKの横っ飛びも美しかった。これだけ人とボールが動き続けて、少ないけれども強烈な決定機を生み出す矛盾に満ちた不思議な事象。師匠、ペトロヴィッチ監督相手に、シーズン前の練習試合を含めて3連勝。勝ち点32となり、遂に勝ち点30点台に突入。目標まで残り13となりました。流石に射程圏内だろう思われます。残留を手繰り寄せた価値ある1勝。そしてまた伸びしろを感じてしまった。


こんな戦術をやり続けていると、あのガンバからもシーズン中に選手を強奪できてしまう。熊本時代から強化部がラブコールを送っていたじゃない方の田中達也を獲得。どうも戦術的にこのサッカーを体験したくなって仕方なかったらしい。そんな理由でサイドタッカーを増強出来てしまった。これでパーマをかけた松本怜も油断できない。あれだけゴールし続けた藤本もベンチとなった我が軍。スタメン争いは更に激化。超人強度をメキメキ上げてJ1定着を目指そう。



2019/07/07

2019年 明治安田生命J1リーグ 第18節 横浜Fマリノス戦

【横浜FM 1 - 0 大分】



3位と4位の直接対決でしたが守備陣奮闘も我慢し切れず、得点機も作れないまま完敗。この日も当然の様にニッパツ送りになったこのカード。横国を使うまでもないと、我が軍との戦いはニッパツになりがち。マリノス許すまじ。J1、J2、J3で全ての横浜とニッパツで戦う偉業を達成した片野坂体制のトリニータ。YSCC横浜にも負けたことのあるJ1チームって超絶レアです。







更にはダイナミックプライシングという名のカツアゲがまかり通っており、遠く大分から旅費を使ってやって来た田舎者達から多額のチケット代を掠め取るという鬼畜の所業。この狭いエリアに押し込まれたアウェイ席が最終的に5000円という前代未聞の価格設定に。都会は世知辛い。メインスタンドより高額なアウェイ席があって良いのか。ダイナミック過ぎるだろうに。マリノス許すまじ。許すまじ。田舎から出て来たサポーターはオシャレなタピオカドリンクでも飲んで癒されてから帰って欲しい。









という訳で筆者は安いメインスタンドから観戦しましたが、ニッパツのピッチ状態が一目で分かるくらいに悪く、霧状の雨と強い風が追い打ちをかけて難しいコンディションになってしまいました。マリノスとトリニータの試合はお互いの思想的に戦えば噛み合う好カード。この日も両者が意図を持って殴り合う激しい戦いの上に、家本主審の吹かなさ加減が拍車をかけ、連続的に面白い展開が続く試合ではありました。


我が軍のスタメンにはよろしくない傾向が。前節試合途中で痛んで交代した岩田が帯同しておらず、怪我の具合が心配される。代わりにスタメンを奪ったのが島川と、最初からの組み合わせとしては初めての3バック。浦和戦では出場できなかったオナイウはスタメン復帰。ボランチはティティパンが久々のスタメン。前節勝利も3人を入れ替えざるを得ない状態。水曜日に開催された天皇杯でもベンチメンバーが4人しかいない状況であって、怪我の無い元気な選手が減っている印象。2試合連続ゴール中の小林成豪も帯同しておらず。


さらに松本怜までもが負傷交代となってしまい、ストロングポイントの右サイドを喪失。攻め手が少なくなってしまった我が軍の攻撃は最後まで冴えずに無得点で終わってしまった。対する横浜Fマリノス。


背番号10を背負う天野純が急転直下の海外移籍決定。もうすぐ28歳で得た海外移籍のチャンス。ベルギーリーグのロケレンへ移籍とのこと。皆が勝利で送り出そうとテンションの高いマリノス陣営でした。FC東京の久保も我が軍がラストマッチを勝利で締めくくった訳ですが、何なんでしょうかね、この不思議な巡り合わせは。天野純不在後に戦えないものなのか。三好も居るからそんなに戦力は変わらんだろうけど。しかし、松原健はどこへ行った。



もうひとつ、ボンバー中澤引退後のマリノス次世代CB不足問題を解決する一手。あのJ2で絶好調の水戸からレギュラーCBである伊藤を強奪。その伊藤も紹介されていました。何年もかけてJ1への階段を駆け上がろうとしていた水戸に対する鬼畜の所業。下部リーグを戦ったことのあるクラブからすると痛い程辛さが分かるので。マリノス許すまじ。従業員の残業代さえ支払っていれば移籍金を手にしなくてもよかったであろう水戸。足元を透かして見れる、移籍市場で暗躍するマリノス。マリノスの選手放出と獲得の方針って、冷徹な印象があるのだけれども、後々になって正しい選択だったな、というのが判明するので強化部は優秀な印象。





小学生と同じ位置で撮影に参加し、小学生と共に退場しようとした32番。チームメイトの誰か突っ込んであげて下さい。





試合内容ですが、珍しく我が軍の守備に、高い位置でボールを奪う意図を感じた。相手も同じ狙いを持っており、表裏一体の攻防が繰り返される。攻撃が守備で、守備が攻撃で。神社の階段を転げ落ちる中学生のような試合展開ではあったものの、基本的にボールを保持するのはマリノス。セカンドボールもことごとくがマリノス側へと奪われて厳しい展開に。それでも前半は守備陣が身体を張って失点を許さなかった。


後半に入っても展開は変わらず、遂にはゴールを割られてしまった。守備の堅さは感じられる試合だったので勝ち点1を持ち帰れるかと思いましたが、この日はマリノスが素晴らしかったと言わざるを得ません。ニッパツを満員にした上でマリノスを打ちのめさないと、いつまでも横国での試合開催は夢の話。天野純送迎会のためにモチベーションが高いマリノスのパフォーマンスが上回った試合でした。特にラインを上げた広大な「裏」のスペースを埋めたGK朴の守備範囲の凄さには驚いた。ジェフにこのGKがいればエスナイデル戦術も成功したのではないのか。高木のセーブも安定していたし、両ゴールキーパーのパフォーマンスは素晴らしかった。



前半戦、昨シーズンからのマイナーチェンジとして変わったと感じることが2点。まずは中央からの攻撃が激減した点。サイド攻撃と裏抜け一発一辺倒になったために、攻撃のパターンが読みやすくなってしまった。しかし、もう1点変わったと思われるのが失点の少なさ。この2つに実は関連性があって、中央からの攻撃が減ったことで、被カウンター率を下げて、守り易い状況を作り出しているのではないのか、という仮説を考えるに至りました。正しいかどうかは分からないけれども、今年の残留大作戦を成功させるには、このままの戦い方で堅実に勝ち点を積み重ね易い戦い方を選択する方が良いだろうと思います。心配なのは怪我人ですが、もう1試合やり過ごせば2週間休めるので何とか持ちこたえて欲しいものです。















このブログ、今のところタイからのアクセスが全く無い状況なのですが、タイ国方面に向けての写真を。












2019/06/30

2019年 明治安田生命J1リーグ 第17節 浦和戦

【大分 2 - 0 浦和】



DAZNで生観戦したJ1前半戦最後の試合となる第17節ジェイリースサンクスデー。株価はノーサンクスデーが続くジェイリースさんと共に巻き返しを図る1戦。本当に頑張れジェイリース!(※切実)対戦相手は6年ぶりの浦和。浦和からレンタル中のオナイウ、伊藤涼太郎が出場できない条件下での気になるスタメン。


後藤がシャドーのスタメンを奪取。そして右のCBにはA代表から帰って来たばかりの岩田が復帰。ボランチは前節の島川から長谷川にチェンジ。ベンチには前節途中出場で存在感を示した小林成豪が控える。対する浦和のスタメン。


ACLを戦う浦和。我々としてはACL?何それ美味しい?状態ですが、浦和は3日前に韓国で対戦したばかりとあって、フレッシュな7選手に入れ替えた布陣らしい。巡り合わせ的には有利な条件。ただし、GKの高精度なフィードに気を付けなければなりません。浦和GKは異常な程フィードの精度が高いのでそこだけは注意が必要でした。


浦和はもうミシャが指揮を執った直接の影響が薄れてきている印象があるけれども、フォーメーションは同じ3-4-2-1。ミシャが遂にJリーグでタイトルを獲得したのが浦和を率いていた時代。そのミシャの戦術の系譜を持つ両チームの試合だったので、戦術的にも、西川周作の里帰り的にも楽しみにしていた試合でした。大槻監督がやり繰りの中でどのような大分対策(※カチコミと読む)を形成するのか。見どころの多い試合となりました。


試合開始から浦和はGK高木にまで連動してプレスをかける動きはそれほどなく、トリニータにとってはボールを保持していつも通りに動かすことが出来た前半でした。前節の神戸戦に比べれば緩かったプレス。今日のビルドアップは上手く動かせていた印象。右サイドは岩田が戻ったことでより攻撃的に、左サイドも三竿と高山がしっくりくるようになり、全員が良かった。両ワイドが高い位置を維持できた試合はかなり久しぶりで、ボールの動かし方がまた一つ研ぎ澄まされた。あとは1度後藤がボールを受けると見せかけてスルーしたけれども、昨年は頻度高く絡んでいた1トップ2シャドーの絡み。懐かしささえ感じる程に裏抜け一発の藤本頼みになっているので、後藤があの頃大切にしていた何かを思い出させてくれたような気がします。全面的に引かれるようになったらスルーとか絡めて頑張ろうな。


前半が上手くいってはいたものの、ゴールを割るまでには至らず。浦和の選手達の身体が重そうであったのも事実。連戦で大銀ドームの屋根が閉まるという苦行が重なった点もあり、冴えない浦和、という印象。組長と呼ばれる大槻監督がベンチに置いている戦力を使い始める前に先制しておきたかった。ACLを戦いながらJリーグを戦うという辛さが想像さえ出来ないのでチャンピオンチームは大変だなと思いますね。しばらく平民のままでいたい。


試合が動いたのは後半早々。小塚と藤本の2人で獲ったかのような得点でした。この試合は割と小塚への寄せが甘く、小塚のファンタジスタっぷりが発揮されることが多かった。小塚に時間を与えると藤本が実家に久々の帰省を予定してしまう。ペナルティエリア内での落ち着きたるや、実家の如く。ファーストタッチでダイレクトシュート打とうとしていたけど、ミスしたのに落ち着いて決めた!1秒くらいしかないのに凄い!ペナルティエリア内が実家の藤本の得点により先制に成功。おばあちゃんただいま!藤本さんJリーグ通算100試合出場おめでとうございました!


こうなると前に出ざるを得ない浦和。しかし、すでに足が重かった。最終ラインでボールを回す大分に対して、カウンターを警戒し、プレスをかけられなくなってしまう。前がかりになると藤本と後藤という我が軍の誇る2大裏抜け要員が仕事をし始めるので、行くに行けない。大分県警の暴対法が完璧に機能し始める。


畳みかけたい大分は疲れの見えた後藤に代えて、小林成豪を投入。この成豪がやりおりましたわ。豪のモノに成りよりました。こぼれ球を拾い、中央でボールを持つとドリブルで前進。細かいステップを踏み、豪快なスーペルゴラッソを決める。試合も決める。西川周作も止められず。後輩の後藤のシュートは止めるのに。先週のトリテンを読むと、戦術を考えるようになったとか書いてあったけど、今日のプレーは素で持っていた部分が出た。素晴らしいゴールだった。ベンチに控えるジョーカーが爆誕。豪の戦力に成ってくれました。


大槻監督も武藤、興梠、宇賀神と若い衆を投入するも打開できず。飲水タイムが設けられるほどの過酷な状況で、浦和からすると連戦の中で本領を発揮できずに消化してしまった試合という印象。浦和からすると鬼門の昭和電工ドーム、我が軍は巡り合わせに感謝。


内容としては浦和を寄せ付けず、完勝。鈴木義宜と杉本健勇のマッチアップも見応えがあったし、左サイドの高山がようやくシュートシーンに絡めるようにもなって左サイドがしっくりきた。良かった。全員が勇猛果敢なパスの意識があり、素晴らしい内容でした。試合としては面白かった。この内容の素晴らしさをもっと広めなければならないし、観に来て欲しい。岩田の怪我の具合だけがかなり心配。軽症であれば良いのだけれども。


TKPと九州乳業の出資による投資ファンドからの株の買い戻し完了の知らせもあり、遂に、10年の再建フェーズが完了し、ゼロに戻すことができた大分FC。このタイミングで西川周作が6年ぶりに挨拶に来てくれるという巡り合わせ。やっと対等に戦える場所まで戻って来れた。あの時、出て行かざるを得なかった選手達の帰れる場所を守り続けられたことが本当に感慨深い。これから再び、今度は亀の歩みのスピードかもしれないけれども、徐々に成長していけるクラブになれるように頑張って応援していきましょう。そのためにもまずはJ1定着のために残留大作戦です。勝ち点45を目指して勝負の後半戦へ。



2019/06/23

2019年 明治安田生命J1リーグ 第16節 神戸戦

【神戸 2 - 2 大分】



J1に昇格して、イニエスタと勝負ができると開幕前から大変楽しみにしていた神戸戦。友達を誘い、何か月も前から良いチケットを確保して遠征の準備をしていました。イニエスタは今シーズン、コンディションがよろしくないようで休みがちでしたが前節のFC東京戦で無事復帰し、ゴールを決めて首位を倒すという違いを見せつけたばかり。お!神戸遠征直前にイニエスタ復帰!遂に32億円のスーパースターと対峙するか!と思われた矢先のイニエスタのツイート。


・・・おめでとうございます。奥さんの出産立ち会いでスペインへ帰郷した模様。このタイミングで出産になるとは我が軍との巡り合わせ的に何と表現すべきか。戻ってくるのかイニエスタは。


いや、なんかおかしいと思ったんですよ、イニエスタのツイッター、試合の画像をツイートすることがあって、この試合に出るよアピールだけはしておく、例の出る出る詐欺はこれまでもあったけれども、トリニータ戦は何も無かった。この画像に我が軍のエンブレムが載るだけでも世界中のサッカーファンに波及効果がある訳で、楽しみに待ってたんですけど何も無かったんでね、あ、イニエスタあいつ帰って来ないなっていう強い疑いの気持ちでノエビアスタジアム神戸へ行って来ました。


イニエスタの写真はある。でも帰って来てる雰囲気は無い。このやり口が当たり前になり過ぎてもはや狼少年状態のヴィッセル神戸広報。友達にイニエスタ観に行こうぜと誘ってしまった以上、白眼を剥くしかありません。









ということで、死んだ魚のような目で初めてのノエビアスタジアム神戸に。そりゃね、イニエスタ居るって言えば友達も付いてくるじゃないですか。居なかったけどな。トーレスの今シーズン限りの引退も発表されて、観れる時に観ときや、の精神が凄く大事と痛感したここ数日。やっぱりね、皆さん、観れる時に観ておきましょうね。いつ観れなくなるか誰にも予想できません。まして奥さんの4人目の出産とか予想もできません。





ノエビアスタジアムはキャッシュレススタジアム。現金を使わせない方針。最初は逆に手間取るみたいな話があったものの、ヘルプデスク的なブースを各所に設けており、スムースな運用に改善されている雰囲気。スタジアムグルメにはあまり人が並んでなくて、効果のほどはよく分からず。私は楽天Edyでビール買いました。ビール飲んだのでブログの更新が遅れました。キャッシュレスが悪い、キャッシュレスが。









ノエビアスタジアムのめちゃくちゃ良い指定席に陣取ってイニエスタの写真1000枚撮るつもりだったのですが、ビジャで我慢です。ポドルスキもドイツで謎の手術を受けていて居ない。イニエスタが居ればな・・・・観たかったなイニエスタ・・・という試合前までの心境。





ノエビアスタジアムでもうひとつ気になっていたのがハイブリッド芝。いち早く導入を決めたスタジアムとあって、接写してみました。全体の5%程度が人口繊維という話だったと思うのですが、異質な芝の雰囲気は微塵も感じず。


神戸のスタメン。やっぱりイニエスタ居ない。諦めろ。涙拭けよ。それでも十分豪華。イニエスタ、ポドルスキ不在なのに外国人枠を5つ使うクラブですよ。我が軍のレジェンドキャプテン吉田孝行を敗戦処理監督の様に扱い(※勝てば良かっただけなんだけど)バルサ化に近づいているのか遠ざかっているのか誰にも分らなくなっている状況。招聘したフィンク新監督はバーゼルなどで可変システムを用いていたらしい。現役時代はバイエルンでボランチだったらしいという、経歴だけで把握できる恐らく熱い男。



この日は4-4-2だった。今シーズン、我が軍がここまで戦えている要因の一つにスカウティングが当たっていることがあると思っているのだけれども、これだけ監督がコロコロ変わった直後に対戦となると難しさがあり過ぎる。ルヴァンカップ含めて3度目の神戸戦、全部監督が違うという難しさ。


我が軍のスタメンは前節と変わらず。ベンチには三平が復帰。久々のベンチメンバー返り咲きとなったのが小林成豪。得点を目指す場面で4-2-3-1とかにするなら面白いだろうとこのブログでも書いてみた小林成豪。単純にシャドーで出場するだけで面白かった。今日のベンチ入りは当たりでした。ちなみにコパアメリカでA代表デビューを飾った岩田。ウルグアイのスアレス、カバーニらと対峙して衝撃を受けたらしい。まさかスタメンで出場するとは。良い刺激を受けて帰ってくるのではなかろうか。



試合内容は試合終了後の、この写真が全てを物語る。お互い守備陣のミスから動いた試合は、最後に神戸ユース出身の小林成豪が同点ゴールを決めて帳消しに。前からプレッシャーをかけてハメて来た神戸。あのビジャから受けるプレッシャーですから、ボール回しがどん詰まりになるのはある程度想定内だったはずなのですが、そこからの工夫が今日も中々表現できなかった前半。右に出しても松本怜を追い抜く素振りも見せない庄司、左に出しても右利きの高山が単独突破するには厳しい。小塚が受けるスペースも作り出せず、とにかくボールの行き先がどん詰まった。昨年からいるメンバーはJ2で対策されてからのボール回しをどうするかを経験済みで、こういう時にどうするのかが分かっているので、練度の差が出てしまう。それでも、ひるまずにボールを回し続けた点は評価すべきポイント。ギリギリまで引き付けるのでミスするのはしょうがないけれども、取り返すための積極的な姿勢はもっと欲しいところ。


後半から庄司に代えて刀根を投入した片野坂監督。刀根も遂に大怪我から復帰。おめでたい。攻撃面で物足りないとDF陣は特に、即時スタメンをはく奪されるシステムの片野坂体制。刀根は久々の復帰戦と思えないくらいスムースに溶け込みました。右サイドはしっくり来た。残りは左サイド。島川に代えて長谷川を投入した後とかに三竿を上げて高山を下げたりしていたように見えたんだけど、それでもしっくりこない。左利きの福森、早く攻撃的になって戻って来て。左利きの福森と左利きの三竿の組み合わせも観てみたい。





最後の交代カードで小塚を下げて小林成豪を投入。しっくりこない左サイドのスペースを駆け上がったのは代わったばかりの小林成豪でした。前を向いて仕掛けるタイプの小林成豪がどん詰まりになった前線を活性化。圧巻は89分、最終ライン鈴木義宜からのスルーパスを受けて抜け出して決めた同点ゴール。慣れ親しんでいたであろうスタジアムでキレキレっぷりを印象付ける堂々のプレーでした。外国人枠使い過ぎトップチームに対するユース出身、大卒からJ2で修行して這い上がった男のJ1での生存確認。ドラマチックな同点ゴールにやらかした守備陣が救われた一戦でした。帳消し、全部帳消し。そりゃ高木も真っ先に小林成豪に走って駆け寄りますわ。イニエスタとポドルスキが居たらこの勝ち点1も危うかった可能性が高いので、イニエスタの奥さんのお陰で得た貴重な勝ち点1です。積み上げに成功。産休イニエスタ、産休な!



攻撃陣がダメなら守備陣が、守備陣がダメなら攻撃陣が、お互いが支え合ってのJ1残留大作戦継続中。勝ち点1の積み上げがあればまだ大丈夫。もう一人の神戸ユース出身者もこの日は並々ならぬ意気込みで圧倒的な運動量だった。小林成豪ゴール後に抱き着いて押し倒して手を踏むのは余計だったけれども気持ちが入っていたのは伝わって来た。









前半戦は残り1試合。前半戦ラストは浦和戦。レンタル中のオナイウ阿道と伊藤涼太郎は出場できないはず。3試合連続得点中のオナイウ阿道を欠くのは非常に痛い。この試合もロングボールはほとんど競り勝ち、ボールを収めてくれたので非常に助かっていた。ここに誰が入るのか。前線は余りにも藤本裏抜け一発方針が明らか過ぎるので、もう少しワントップツーシャドーがパス交換するような絡みが増やせれば、裏抜けにも磨きがかかると思う。やれることは沢山ありそうだし、今日の結果によりスタメンが予想できなくなったと思うので、全員に危機感が出れば良い方向に向かうのではないだろうか。



次節の浦和戦も監督代わってはいるものの、数試合経過しているのでまだスカウティングやりやすいはず。前半戦最後の試合、ホームでの浦和戦。勝ち点の貯金を少しでも増やしておきたいところ。頑張ってもらいたい。



2019/06/16

2019年 明治安田生命J1リーグ 第15節 名古屋戦

【名古屋 1 - 1 大分】



DAZN生観戦。ボッコボコになりかけましたが、勝ち点1を重ねることに大成功。3連敗は阻止と結果だけは及第点。上位に負けなきゃ上出来、下位に負けると辛い。上位には引き分けで十分な残留大作戦2019です。名古屋とはJ2時代から比べるとチーム力にかなり差が出来てしまった印象。何なんだあの、ハードワークしてパスも出せるブラジル人は。名古屋の米本とシミッチが仕事し過ぎ。我が軍の守備陣も仕事し過ぎだったけれども。


スタメンですが、中段期間を経て行方不明だった前田が帰還。コパアメリカに旅立った岩田と小島。小島はベンチ外が続いていたので影響は軽微ですが岩田の攻め上がりの穴をどう埋めるのか、不安と楽しみが入り混じる中断期間でした。出した答えは庄司を右に、左に初スタメンとなる三竿という最終ライン。今日は中盤が島川(美声)をアンカーに置いて、前田と小塚を前目に設置するトリプルボランチ構成。左サイドに中津のおいさんこと高山、右には松本怜でオナイウと藤本の2トップ。


ファン感でサポーターを楽しませるためにくまだまさしに弟子入りした(※してない)三平はベンチ外。本職で頑張れ。


全く試合に絡めてなかったセカイのサカイが群馬へレンタル。海外移籍を断念してから新潟に行ってもフィットせず、J3へ旅立ってしまった。姫野もいるので心配は不要。一緒に成長して欲しい。若手は試合に出てなんぼです。ガンバやセレッソ、FC東京と違ってU-23チームまで持てないのでレンタル移籍で若手を育成。キャッチアンドリリース。


対する名古屋、お値段が張るスペイン人を獲得したがるどこぞ界隈のチームと違い、至極真っ当なブラジル人を毎年補強し、その戦術で大丈夫か?みたいなハイリスクを帳消しにしながら勝ち点を重ねる。ジョーの復帰、ガブシャビのテクニック、中盤のシミッチと攻守の軸にブラジル人を据える。今日は特にシミッチと米本の切り替えの速さが凄かった。ボールをロストしたら血相変えて奪い返しにくるあの速さ。そのプレッシャーに手を焼き、ボールの受け、パス、球際の体格の違いという基本的な部分での差が如実だった。ルヴァンカップでも戦ったけれども、足の長いアーリアジャスールとかも面倒だった。いつの間にかFWになってるし。


試合内容としては面白かった。ハイプレスの名古屋と引き込む大分という構図で、例えるならばお互いの首にナイフを突きつけた状態が続く感じというか。名古屋のプレスが一つズレたりすると藤本かオナイウが名古屋GKと1対1になれるくらいのハイライン。きっとジェフのエスナイデルが目指していたサッカーってこういう形だったんだろうな、という千葉方面が思い出される戦術。高給ブラジル人が3人足りなかったな、千葉。


名古屋のプレッシャーにより、試合全般を通じてボールが持てなかった。最終ラインでは動かせるものの、なかなか攻撃の形が作れない。前を向けなかった。なんだかんだでボールを奪われて跳ね返す、を繰り返す試合でしたが1つプレスを剥がせれば得点機創出。意外にも先制したのは我が軍。松本怜のフリックから始まり、前田が運び、高速でそれを追い越す松本怜が逆サイドに振る、福森からスタメンを奪うために高い攻撃意識が植え付けられた三竿がシュート、ランゲラックが弾いたところをオナイウが押し込む。


このゴール、大分トリニータ界隈以外で仕事がしたい深層心理が溢れ出して止まらないDAZNの解説の目にはオフサイドに映ったようでしたが、プロの線審のしっかりとしたお仕事により、まったくのオンサイドで正当なゴールでした。オナイウは好調継続。三竿のシュートも良かった。福森に足りないとされるのはこの攻撃意識なのだろうか。


久しぶりに片野坂監督の喉が潰れたので、よほど上手くいっていない何かがあったのかもしれない。喉が潰れすぎて公式ツイッターもハーフタイムのコメントが無くなった模様。聞き取れなかったか。


その影響なのか、後半になっても建て直しできずに後半はもうほとんど名古屋ペース。53分に宮原に決められて失点。宮原は男前なので嫌いです。同点後、高山を下げて高畑を投入。山を畑に。左サイドを耕してくれれば良かったのですが惜しくも決定的な仕事は出来ず。クロスは相変わらず良い。だが守備面では左サイドが弱くなってしまった。それでもホームで勝利を目指し、片野坂監督は攻撃的采配に出る。前田を下げて後藤を投入。それでも流れは引き寄せられず、名古屋に次から次へと決定機を作られる。


しかし守備陣が本当に頑張りました。特にジョー、ペナルティエリア内でボールを収めようとするあのジョーを完封した鈴木の仕事っぷりは素晴らしかった。高木もビックセーブ連発。何とか1失点に抑えて勝ち点を確保。21本のシュートを被弾しながら1失点なら納得の勝ち点1。これで勝ち点25に到達。前半戦残り2試合、目標まで残り20。


戦う直前に監督が代わったり、FC東京と戦った直後に久保建英がレアルマドリードに移籍したり、どうも巡り合わせとしてはツキが無い。次節の神戸戦も新監督のホーム初戦。イニエスタも復帰。イニエスタと対戦する自チームが観たいんだけれども、今節のイニエスタのゴールを観てしまうと、あぁそうですか、帰って来ちゃいましたか、と思わざるを得ない。Jリーグ史上最大の、巨大な資本が注入されているあの神戸と、次節対戦。楽しみだけど怖い。



ちなみに↑の表は昨年の下位3チームの順位推移。昨年16位に終わった磐田も14節で6位だったデータをみると、全くもって油断禁物だということが分かる。特に3チーム共に夏以降順位を落としている傾向が顕著。2巡目に向けて進化できるかどうか。気合を入れなおして勇猛果敢に残り2試合、前半戦を駆け抜けましょう。