2022/07/07

2022年 明治安田生命J2リーグ 第25節 山口戦

【山口 0 - 0 大分】

3連勝出来ない症候群が出ました。ぶり返しました。初夏の連戦、水曜日の試合をDAZN生観戦。今年レノファを上回ることが出来ず、2戦引き分けで終わるという結果に。水曜日のスコアレスドローは書き辛くて困ります! 3連勝出来ない。贅沢な悩みですけれども、この壁が乗り越えられれば勝ち点を伸ばせるのだけれども、症候群がぶり返してしまう。

スタメンは攻撃陣を若干ターンオーバー。前節の後半に投入されて逆転を導いた選手達をメインにする、流れを重要視する下平監督らしい選考。3-4-2-1を継続。

対するレノファ山口はアンカーを置く4-3-3をブレずに継続中。全然狂わない狂いたまえの精神。この日はリビングレジェンド山瀬が先発するという総力戦の様相。暑さと連戦で足が止まるであろうことが推測できた中で、途中交代のメンバーを含めた総合力が問われる試合となる、と予想してはいました。前回対戦同様、ボールを持ちたがるレノファ山口との試合は人とボールが動き合う展開から始まった。レノファの方が長い時間保持していた印象で、ポゼッション率も若干レノファ山口が上回る前半。お互いにチャンスを作るも決め切れず。両チームのGKが安定していました。特に高木駿が秀逸でした。久々に秀逸でした。

両監督が「なかやまきんに君」ばりに「パワー」と指示を出すくらいにはパワー不足の前半だったていうことでしょうか。トリニータはパワー不足というよりはミスが多かった印象で、ここぞというパスが通らなかったり、奪われたりといった自滅となる攻撃が多かった。パワー不足ならばと、前節に引き続き先手先手で元気な選手を次々と投入。一時は先制出来そうな雰囲気が出たんだけれども、それでも主導権は奪い切れずにゴールも決め切れず。ピンチの方が多かったでしょうか。そのピンチは守備陣が刈り取った。前節2失点した守備陣は3得点した攻撃陣に助けられたけれども、今節は守備陣が奮闘。堅い守備でレノファに得点は許さず。3連勝を目指して、最後まで締まった試合を続けていただけに、少し残念な気もするんだけれどもアウェイで無失点で終えられるならギリギリ及第点。次の試合の結果が重要です。栃木戦から負け無しではあり、順調に勝ち点が積み重ねられてはいるけれども、加速度が若干足りない。


レノファの4-3-3はトランジションとボール回しが秀逸で、高い位置でボールが奪えず、自陣で奪って両サイドから仕掛けても既に守備に戻られてしまっている状態で攻めあぐねました。バランスを崩すことが出来なかった。強かったレノファ。セットプレーも不発で決定打が放てなかった。一体感はあって良いのだけれども、術の方です、術の方。質も足りなかった。リーグ戦ではまだレノファ山口には負けていない、不敗神話が継続できたことだけが収穫でしょうか。何かが足りない、ラストピースは怪我人の中にいる。大エース、町田也真人がそろそろ戻って来てくれないだろうか。週末の岡山戦、大変楽しみな試合になってきました。



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