【大分 3 - 2 千葉】
ジェフ相手に圧倒的大逆転勝利!!日本列島が灼熱の気温になっている中、涼しい自宅でDAZN生観戦となったホームジェフ千葉戦。ジェフです、ジェフ。ジェフを昭和電工ドームに迎えたのでね、まずは呪いの話をせねばなりません。古参から脈々と語り継がれ、俗に言う「お犬様の呪い」について。ジェフとの通算戦績ですが、2000年の初対決以降、7勝6分25敗という相性の悪さ。そのうち、ホームでの試合の戦績は2勝3分14敗という、どっちがホームなんだか分からないくらいの圧倒的な敗北の戦績。何をどうやっても勝てなかった結果、これは呪いだという定説が生まれてしまいました。
1985年に阪神タイガースが優勝した際、道頓堀に投げ込まれて行方不明となった「カーネル・サンダースの呪い」は一連の流れとして理解できる。大分県民に犬を見かけたら蹴とばす習性でもあれば犬に呪われても仕方ないけれども、なぜ呪われなきゃならないのか全く心当たりがないんです。ただ弱かっただけな気もするんだけれども、試合内容も大量失点が多く、呪いだという結論に至った模様です。2012年の聖地国立でホーム扱いだった試合において初勝利を得るまでに実に13年。そして2018年の昭和電工ドームでの初勝利まで19年という長い年月を経て遂に呪いが解けました。しかもこの2シーズンは昇格しているという、犬に勝てれば昇格してしまうの法則を生んだ。あれから4年、お犬様の呪いが本当に解けたのかどうか、呪われているのは犬なのか亀なのか、昭和電工ドームで領域展開された呪いの戦いは亀の術式反転、犬をJ2に縛る大逆転劇となりました。
🔵🟡スタメン発表⚽️🐢🐇
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 2, 2022
▼DAZNでのご視聴はこちらから。あなたの視聴がクラブの強化費に!https://t.co/sZM091ATQX#大分トリニータ#挑戦#trinita pic.twitter.com/22Wq3cB0Cl
ツイッターのスタメン画像がリニューアル。スタメンはやはり流れを重視する下平監督。前節の熊本戦メンバーから大きくは変更せず。ボランチを下田・保田コンビに選定したくらい。一体感のある3-4-2-1を継続。
#7月2日#明治安田生命J2リーグ #第24節 #大分トリニータ#19時キックオフ🕑
— ジェフユナイテッド市原・千葉(公式) (@jef_united) July 2, 2022
本日のスターティングメンバー🔥
メンバーの確認はこちら💁♀️https://t.co/MKM0FnTVHb
DAZNでの視聴はこちら👀💻📣https://t.co/5bzxP6THhV#jefunited #ジェフ千葉 #jleague #WINBYALL#三井製糖 pic.twitter.com/Q4jyLnNTJA
対するジェフ。この試合まで7戦負け無しと呪力たっぷり絶好調の状態。シーズン開幕前には個人的なJ2順位予想で1位、優勝候補として推したのでね、ようやく本領発揮かって話です。むしろ遅いくらい。ここ最近の調子の良さは若手の成長だと分析。特に4-4-2にしてからのツートップ、櫻川とブワニカが素晴らしい。特に櫻川は190センチの長身を活かして最前線でボールをキープ。ファウルを獲得してセットプレーからチャンスメイク。先制したら堅い守備からカウンターを仕掛けて追加点&逃げ切り、というユン監督3年目の集大成として出来上がった全く面白みのない堅実なジェフ。エスナイデル体制のジェフの方が楽しかったです。予想通り強くなったジェフ、サウダーニャとか不要でした。相変わらず出て来る若手が素晴らしい。前節東京V戦で退場となったGK新井は出場停止。熊谷アンドリューも累積警告で出場停止。 右サイドではトリニータ在籍経験を持つ風間家の次男、風間宏矢が出場。
おつかめさまです\(^o^)/
— ニータン(ほんもの) (@12neetan) July 2, 2022
何だかお久しぶりのホームゲーム⚽️
今日はリッジー先輩🐰もいっしょでーす⸜(*ˊᗜˋ*)⸝わーいわーい🎶
2連勝するぞー٩(°̀ᗝ°́)و
みなさんおうえんよろしくお願いします٩(°̀ᗝ°́)و
⚠️暑いので熱中症対策しっかりね🚰👒!! pic.twitter.com/m5OtdYicH1
亀の背中に亀の顔があるんですけれども、何の呪術でしょうか。久々に登場したウサギ野郎ことリッジー。反転攻勢、リベンジが必要な時に不思議と現場にいる縁起物の気がする。しかし、縁起物の効果を感じることが出来ない試合の入り。キックオフからジェフのペースで始まりました。長沢のワントップを活かしてロングフィードを主体として相手のハイプレスを回避する試合の入り方をしたトリニータ。しかし、ジェフはこの夏の暑さもあってそんなにハイプレスをかける訳ではなかった。セカンドボールを拾い、速攻と遅攻を使い分けながらペースを握るジェフ。15分、左サイドきわきわのところでFKを与えて、ここから先制点を許してしまう。この失点、前節でジェフが東京Vから先制した時と全くもってそっくりでして、我が軍の事前スカウティング能力を疑うレベルなので是非観て下さい。
おい!まったく一緒じゃねぇか!スカウティング班しっかりしろ!こんなに焼き写しみたいなセットプレーで失点してどうするよ!ジェフの練習みたいな先制点が決まってしまって試合を難しくしてしまった。これで前半は完全にジェフのペース。攻撃が組み立てられずにリードを許したまま時間を使われてしまいました。
ハーフタイムコメント#下平隆宏 監督
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 2, 2022
・1点取ったら流れは変わる
・両サイドもっと勝負していこう
・リスク管理をしっかり#大分トリニータ#挑戦#trinita pic.twitter.com/5t6AY6f4uj
後半開始から反転攻勢を目指して17歳の保田を下げて弓場先輩を投入。前半、保田はミスの方が目立ってしまったけれども、コンスタントに結果を出し続ける壁に17歳でぶつかれるってメリットしかないのでポジティブに頑張って欲しいです。17歳には全てがメリット。大丈夫、弓場先輩が何とかしてくれる。後半に1得点でも取れれば流れを変えられる一致団結したはずのトリニータ、53分に自陣でボール奪われてショートカウンター食らって2失点目を献上しやがりました。呪いじゃないです。パスミスです。これで前がかりに行くしかなくなったトリニータ、2枚交代で攻撃陣をリフレッシュ。
55分 選手交代#野村直輝 選手IN#増山朝陽 選手IN#井上健太 選手OUT#中川寛斗 選手OUT#大分トリニータ#挑戦#trinita
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 2, 2022
この交代で右サイドをリフレッシュしたけれども、なぜか左サイドが活性化。三竿のオーバーラップから放たれたクロスを長沢がヘディングで決めて1点を返すことができた。
62分 #長沢駿 選手がGOAL!
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 2, 2022
大分 1 - 2 千葉#大分トリニータ#挑戦#trinita pic.twitter.com/h8CSFL2oCt
素晴らしいランニングとクロス、素晴らしいヘディングシュートでした。ベテラン勢の意地。1点取ったら流れが変わる、という監督のハーフタイムの言葉が現実になりました。(※先に1失点したのは不要だったけど)75分には増山のシュートがゴールを割ったようなシーンもあったけれども判定はノーゴール。攻撃が活性化してきたトリニータは渡邉新太を下げて呉屋を投入。ジェフは明らかに足が止まっていたけれども交代は風間を下げて米倉を入れただけ。畳みかけるトリニータ攻撃陣。82分に最終ラインから長沢にロングフィード、落としたボールを下田が保持してスルーパス、藤本がクロスを上げて呉屋が飛び込むがジェフのDFが先にボールに触ってクリアするも、跳ね返ったボールがバーに弾かれて落ちて来たところをもう一度呉屋がFWらしいヘディング!同点に追いつくことが出来てしまった。珍しい!
83分 #呉屋大翔 選手がGOAL!
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 2, 2022
大分 2 - 2 千葉#大分トリニータ#挑戦#trinita pic.twitter.com/t2NvxdchsB
33点取る男が帰って来ました!呉屋です、呉屋!ペナルティエリア内で混戦を作り出しさえすれば大体決めてくれる男が帰ってきましたよ!混戦、ごちゃごちゃ大好き呉屋、ごちゃ呉屋ナイスゴールでした。勢いが止まらなくなったトリニータは最後のカード、大ベテラン梅崎を投入。それでも動かないユン監督。ヘロヘロのジェフ。トリニータのカウンターを阻止しようとボールを収められたかに見えたけどパスミス。呪いじゃないです、パスミスです。このパスミスを掻っ攫った長沢、呉屋に繋ぐとDFと1対1。DFを躱し、GKの手が届かないところにシュートを流し込んだ!大逆転!ナイスシュートでした!
86分 #呉屋大翔 選手がGOAL!
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 2, 2022
大分 3 - 2 千葉#大分トリニータ#挑戦#trinita pic.twitter.com/Pf3FGEndaa
アタックチャンス呉屋!キッチリと逆転ゴールを決め切ってリーグ戦でケチャップ大放出!2点差をひっくり返して大爆発のトリニータベンチ。そして選手交代をするユン監督。遅すぎるよ!!逆転されてから4枚交代してどうするよ!!この交代枠の手際の悪さも手伝ってトリニータはアディショナルタイム5分を上手く使え、大逆転勝利。ジェフ相手にシーズンダブルを達成!ジェフ相手に2018年にダブルを達成した時は昇格できました!縁起ものです!お犬様の呪い、完全に祓えた模様です!
今シーズン私が優勝候補に推したジェフ。試合後にユン監督が「体力が落ちた」と言っていたけれども、前にも同じようなインタビューを観た記憶があって、監督が交代早めにしたら良かったんじゃないですかね!?と思いました。明らかに消耗して足が止まっていたので手を打てば良かったのに、90分全員が走れる前提で運用しているのでしょうか。堅い試合展開を実現出来ていたのに自ら勝利を手放してしまった印象です。不思議です。これはもう亀の呪いです。7戦負け無しだったジェフが2点リードを活かせずに後半に3失点してしまう、足が止まっているのに何故か交代枠を活かさない。全く理解できません。亀の呪いだと思われます。術式反転。それでもまだ2勝目なんでね、「お亀様」までは無いですね。「亀」レベル。ジェフには20年分の勝ち点貯蓄がありますんでね、少しずつジェフから引き出して行きましょう。これで順位が上だったジェフに逆転で勝利して順位も逆転。プレーオフ圏内に肉薄しております。チームは勢いに乗りに乗り始めた印象です。プレーオフでまたジェフと戦うかもしれませんね・・・。
みなさんまだ起きてるかな〜|´-`)チラッ
— ニータン(ほんもの) (@12neetan) July 2, 2022
\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/
大逆転〜!!2連勝〜!!!
みなさん今日は幸せな気持ちで寝てくださいね(*˘ ˘*)🌙
おやすみなさい⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ pic.twitter.com/TSl7XPkjbk
幸せな気持ちで寝れます。ありがとうなんだけれども、しかし、ですね。あの前半を観るとどうも相手チームへの対策を怠っているというか、対策がハマっていないというか、不安が残ったのも正直なところです。素晴らしい大勝利でしたが自チームの流れを重視し過ぎているような印象です。自チームしか見ていない感じ。ひとまず良い勢いなので全く問題は無いですけれども、勢いに任せてぶん殴り続けられるほど弱点が無いチームではないので、次節はまた連戦ですけれども内容にもこだわって欲しいと思います。勢いは十分。良い夏にしましょう。
乙亀様です。
返信削除相変わらずの仕事の速さ!
お犬様の呪いの始まりは大分にとってのJ1元年の2003年の第2節、ホーム開幕戦の千葉戦にありますよ。
あの今は亡きオシム千葉の初年度で、あの当時、J1残留に汲々としていた千葉なら勝てるかもと臨んだ試合でオシムさんにより激変したチームに4対0でチンチンにやられました。
あの試合は衝撃的な惨敗でしたねー。
匿名様
削除コメントありがとうございます。さては古参の人ですね。リーグ戦の初対決は2003年ですね、この試合にもジェフのゴール裏にオシムさんの横断幕が貼ってありました。歴史を感じます。これからはジェフに対して不敗神話という新しい歴史を20年くらい継続して紡ぎ続けて欲しいですね。お亀様の呪いに期待したい。