色々ありました。色々あった2週間でした。まず先週のことを少し。水戸との試合を観戦するために朝早めに移動を開始したのですが、寝坊して1本特急を乗り過ごした怠惰なわたし。上野駅に着いた時に試合中止を知って、寝坊のお陰で水戸で呆然とする週末を回避することが出来ました。運が良かったのか悪かったのか。水戸の選手達は大変だったと思いますが、29節で大宮をぶっ倒しているので心配無用のようです。思い返せば開幕戦にトリニータに感染者が多く出て、水戸サポーターに対して全く同じ状況を生み出していたので因果応報。おあいこ。私ギリギリセーフでしたけれども。水戸とは代替試合日程ダブルというJリーグ史に残るようなレアケースとなりそうです。また試合になったらまたこの件、書き残したいと思います。
もう1件の色々は7月下旬に毎年恒例のJリーグクラブ経営情報が開示されたこと。降格となった年の経営数値が公表され、他クラブとの比較も出来るデータが揃いました。トリニータの4年分の数値を並べて比較したかったのでデータをまとめたのが上記のツイートになります。J1生活3年目で遂に営業収益が20億円の規模に復帰していたことが明らかになりましたが、それでもJ1では最下位の規模でした。チーム人件費は12.5億円。感慨深いものがあります。ここまで復活出来ていたんだなと感慨深いものがあるんですよ、長年観てるとですね。色んなドラマが走馬灯の様に蘇るんですが、だからこそ、なおのこと悔しい想いも再度出て来る訳です。ご査収ください。 pic.twitter.com/ObII57NP6x
— アウェイ観戦記 (@awayblogtrinita) July 30, 2022
🐢「もう一回り大きくなります」
— ぐりーん (@aomidoronnn) July 30, 2022
🐰「もう一回りふっくらさせます」
自主申告かわー pic.twitter.com/D2TAN4e0tU
はい、試合です、試合。色々ありますが試合です。J1に戻りたいんだけれども、もじもじしている今シーズン。7月の反転攻勢を完成させるために勝ちたかった東京V戦。スタメン・ベンチメンバーは大きく様変わり。ベースはアンカーを置くタイプの3-5-2でスタート。3バックは右から上夷、坂、三竿で固定気味メンバー。アンカーの位置に7月生まれ怪我から復帰の羽田がいきなりの登場。左サイドに藤本、右に増山が入ってインサイドハーフにキャプテン下田と帰って来た大エース町田が入る。2トップは戦えるFW呉屋と渡邉新太。ベンチにはブラジル人トリオが全員復帰。そして怪我で離脱していた小林成豪と高畑が久々の復帰。ベテラン梅崎にGKは吉田舜がベンチ入り。こちらも久々。若手がごっそりいなくなって急に年齢層上がりました。🔵🟡スタメン発表⚽️🐢🐇
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 30, 2022
▼DAZNでのご視聴はこちらから。あなたの視聴がクラブの強化費に!https://t.co/sZM091ATQX#大分トリニータ#挑戦#trinita pic.twitter.com/MJSTdoJGyo
対する東京ヴェルディ。シーズン出だしは昨シーズンの終わり際の勢いを引き継いで8戦負け無しと好調だったものの、その後7試合勝ち無しが続いて安定した結果は出ず、6月に堀監督が退任。JFKこと城福監督を招聘し、もうひとつの城福TOKYOが爆誕。こちらも色々ありました。天皇杯にも勝ち残り、持ち直した東京Vでしたが、7月末にユースから育て上げた山本理仁をガンバに奪われ、10番を背負っていた新井瑞希がポルトガルリーグ1部にレンタル移籍。戦力が抜けた補填は無い状態でJFKが何とかするしかない丸投げ強化部状態。私、近所なのでヴェルディの試合は時々観に行っているんですが、ババンドカこと馬場&ンドカのCBコンビがお気に入りでして、ここ最近揃いそうで揃わなかったんです、ババンドカ。ンドカのパワーと馬場の濃い眉毛から繰り出される最終ラインからの組み立てと守備力が見どころ。JFKに代わっても4-3-3のベースは崩さず運用中。戦術的にはそれほど変化は無いんでね、堀監督フォーエバーです。【TOP】2022明治安田生命J2リーグ 第29節
— 東京ヴェルディ💚7/30(土)J2リーグ 大分トリニータ戦♨@昭和電ド 19:00KO! (@TokyoVerdySTAFF) July 30, 2022
大分トリニータ vs 東京ヴェルディ スタメン発表!
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両チームメンバーは▶https://t.co/YsDX1pFrnU#verdy #大分トリニータ pic.twitter.com/Fz30ZZBIre
色々あった最後。声を出して応援したい性癖の方々、お帰りなさい。コロナ禍にあって最後の最後まで我慢を強いられた性癖、声出し応援が試験的に解禁。タイミングが悪すぎることに、なんだかんだで今が最高潮に感染者が多いので戻る人、まだ様子見する人、色々あったと思いますが、暑い中、マスクをして、酸欠になること間違いなしのコンディションで2年振りに声を出して応援する覚悟の声がスタジアムに戻って来ました。この先もどうなるかは分かりませんが様子を見ながら少しずつ元に戻していきたいものですね。🔵🟡ピッチ内練習の様子をお届け⚽️🐢🐇
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 30, 2022
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ピッチ上でも色々変わっていました。守備の戦術が再整備。守備時5-3-2になる守備体形が新登場。おそらくヴェルディ対策ということでは無いはず。これまで対戦相手に合わせて戦術を準備するよりも、自分たちの強みを活かすための自分たちのための戦術を描くタイプの下平監督なので次節もきっと継続されるんじゃなかろうか。残念ながら2失点したけれども、1失点目はコーナーキックで信じられないくらい東京Vの選手をフリーにしてしまっただけなので置いておいて(※置いてられませんけど)2失点目はンドカからのロングフィードを上手なトラップで収められ、5-3-2の守備ブロックさえ形成できないうちの失点だったので何とも言いようがありません。藤本の左サイドの守備を分かり易くハッキリする効果を期待したのですが、何とも言いようがありません。
前半はヴェルディの意欲的なプレスの前にしっかりボールを繋がせてもらえずに劣勢。それでも先制された後、軽い2失点目を喫した後と2度それぞれすぐに得点が出来たのが良かった。攻撃陣、藤本と呉屋のゴールは素晴らしかった。攻撃は良かったですよ、攻撃は。ヴェルディのハイプレスが後半も続く気候ではなかったので後半への期待感はあった。
後半、両チームミスが多かったけれども体力的に厳しくなって来たヴェルディに対して猛攻を仕掛けるトリニータ。徐々にペースを奪い返しつつ、ゴールに迫るが惜しいところで決め切れない。ババンドカが最後まで身体を張り、ゴールを許してくれない。ブラジル人トリオを全数投入するも打ち破れず、残念ながら後半にゲームを動かせずにドロー決着となりました。チャンスは多く作れていて、攻撃面での期待感は今までよりも具現化したような印象。3点目が奪えなかったけれども、2得点出来ていて、守備面、新戦術5-3-2ブロックが不発であった感は否めない。上位との差が詰まらないけれども、リーグ戦に全戦力を投入できる選手層があれば、夏場にひと伸び出来そうな雰囲気はある。5人交代可能な今のレギュレーションでは夏に差が出やすいはず。負け無しで終わった7月の反転攻勢はひと伸びが足りなかったけれども、8月にもうひと伸びを目指して負け無しを継続して欲しい。色々あるだろうけれども、上位チームを追い続けましょう。ハーフタイムコメント#下平隆宏 監督
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 30, 2022
・ボールを握る時間をつくろう
・ハードワークを続けていこう
・粘り強く最後まで戦うこと#大分トリニータ#挑戦#trinita pic.twitter.com/5UcF5pT0T5
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