2022/08/07

2022年 明治安田生命J2リーグ 第30節 町田戦

【町田 1 - 1 大分】

関東地方、酷暑が小休止した8月最初の週末。夏の野郎も夏休みでしょうか?今年の夏の野郎は35℃を超えるような気温を連発しやがりまして、マジむかつくんですけれども、この日は30℃を下回ったことで涼しく感じるくらいには東京砂漠です。まぁ砂漠というよりは沼です。ドロー沼です。泥沼ですね。抜け出せません。

町田は大都会なのですが、スタジアムのある野津田は別世界。我々がJ1で白眼を剥いている間に立派なバックスタンドが完成した野津田。




このバックスタンドは勾配がえぐいので勾配大好きおじさんにはおススメです。高い位置から俯瞰してゼルビアの時間稼ぎ失敗サッカーを拝めるんですが、この日は「まちだ青城祭」と銘打って夏祭りイベント開催。数年前から「天空のスタジアム」とか自虐的なことを公式が逆手に取り始めてからの通常運用とそこまで劇的に変わらん印象だったけれども、縁日的なブースが多かったり、盆踊り的なステージが組んであったりと協賛という名のみかじめ料をサイバーエージェントが払ったのであろうことが推定できるレベルのイベントでした。まだ始めて2年目くらいのはずなので今後定着すると良いですね。祭りで浅田飴マッチデーということもあってかニータンも招待されてなのか遠路はるばる上京。本物のニータンを拝めるなんてありがたいことです。青城祭万歳。

スタメンに引っかかったポイントが1つ。3バックの真ん中にペレイラが復帰。確かに前節から守備を改善しようという取り組みがなされたことは察しが付くのですが、坂をペレイラに変えることが最善策なのかどうか、少し引っかかりました。ペレイラの負傷離脱中に坂がスタメンに定着してビルドアップが良くなっていたので戻す必要あるのかな?と。この日はダブルボランチの3-4-2-1でスタート。ベンチには井上健太が復帰。小林成豪と入れ替わったことだけが前節とのメンバーの違いでした。

対する町田。私がシーズン開幕前にJ2で2位予想したほどの充実した戦力だったはずなんだけれども、コロナの影響も出ていてフルメンバーではなかった。それでもドゥドゥ、ヴィニシウスアラウージョが先発と豪華。残念ながら移籍したポープはベンチ外。町田も3-4-2-1の並びでミラーゲームの様相となりました。町田も勝ち切れない試合が続いていて、特に試合終盤に失点する傾向がある。ポポヴィッチ監督の交代カードの切り方が悪いのか、何なのか。この試合を生で観た感想としては時間稼ぎに徹し過ぎな印象。2点目を取りに行っていないので痛い目に会いがちなのではなかろうか。

前回の対戦時にも掘り返してツイートしたんですが、町田の今は亡き経営ロードマップ。ツイートすると勝てたので縁起ものです。今年昇格すればギリギリ間に合うのでまだ可能性が残されているだけ、大分トリニータの今年の目標よりはマシです。どこも計画なんてそんなもんです。いつの間にかしれっと勝ち点84を諦めてプレーオフ圏内を目指し始めた大分トリニータ。連戦とコロナが悪いんであって誰も悪くない、というスタンス。全員が悪いです、はい。










声を出して応援しても良い席が設けられたこの試合、久々にチャントを聞きました。普通のスタジアムに戻り切ったとまではいかないものの、しっくりくるというか、プロサッカーを観ている感は濃くなったのかもしれません。町田側よりも大分側の方が声を出す頻度が段違いに多かった。ポポビッチ監督の怒号がメインスタンドには響き渡るので、他のエリアにいる観戦者たちは声を出さないことが定着しているのかもしれない。スタジアム内の二極化。しかし、だからこそ応援が映える。道半ばの、独特な雰囲気。


試合自体は面白かったけれども、主審が笛を吹きがちでセットプレーに次ぐセットプレーで始まってしまった。試合を通じて笛が多く、主審が違えばもっと面白い試合に出来たはず。ポポビッチ監督は怒り狂うだろうけれども。試合序盤、セットプレーの塊を凌ぐとポゼッションしたのはトリニータ。15分を過ぎた辺りからは保持するトリニータと5-4-1の陣形で守る町田という構図。町田は前回対戦でサイドの攻防に敗れて3ゴールを許す結果となったためか、5-4のブロックをしっかりと敷いてサイドのスペースを消し、なおかつ守りっぱなしにならないようにライン設定は高めで前線からボールを追う攻撃的な守備であった。相手がコンパクトだったこともあって、サイドの裏にボールを出したり、中央で仕掛けたりと色々多彩な攻撃を繰り出せていたトリニータ。成熟度としては高まっている。飲水タイムまではトリニータのペースであった。

カウンターのケアも良く、即時奪回できたシーンも多かった。それでもドゥドゥやヴィニシウスアラウージョが前線にいるため、一発でピンチになるシーンも何度か作られ、町田に盛り返されて前半は終了。一進一退の攻防だった。

後半開始早々にペレイラがPKを献上してしまい、失点。先手を取られてしまう。PKの判定自体には文句は無いです。ペレイラの先発復帰で引っかかっていたところが「やっぱり」と思ったんですけど、家に帰ってダイジェスト動画を観る限りは、あの一連のプレーの中で上夷の方がよっぽど引っかかります。ペレイラよりも上夷が失点の要因を作り出した感があります。なので、3バックの右に坂を入れていれば良かったんじゃなかろうか。三竿、ペレイラ、坂が正解だったかもしれない。






先制を許した後の町田ゼルビアの戦い方はセオリー通り正しく、勝利に徹してのカウンター狙い。GKはたっぷり時間を使ってゴールキックを蹴り、自陣でボール回しを敢行。たまに得たコーナーキックはファウルをすぐに取られてゴールに迫ることさえできなかった。まったり時間を使う町田。下平監督は早めに手を打ち、3枚替えを敢行。途中で入った井上、高畑、サムエルでもう一度サイドから中にいるサムエルで決めようとビルドアップ時にボランチを最終ラインに下げて3-1-6でサイドを叩き続ける。高畑、井上と両サイドは素晴らしかった。それでも町田の牙城、青城は崩せず。80分にネットと梅崎を投入して交代枠を使い切った。

ようやく追いつけたのはアディショナルタイムに入ってから。土壇場で追いついた。交代した選手達が絡みまくって、最後にサムエルがごっつい理不尽なゴールを決めてしまう。このゴール、一連に絡んだ全ての選手が素晴らしかった!サムエルがゴール裏に走ってアピールしまくりだったのはご愛嬌。まだ数分残ってますから!皆戻れ!って言ってんのにインスタ用にサポーターに写真を撮ってもらいたくてしかたない若人サムエル。劇的ゴールだったから気持ちは分かるけど逆転したら皆写真を撮ってインスタに上げるから!1点じゃ足りないから!とんでもないゴールを決めよったサムエル。町田戦だけ活躍するんじゃなくてコンスタントに活躍して下さい!




残念ながら反撃も1点止まり。土壇場で負けから引き分けに出来たので精神衛生上は悪くないですが、やはり勝ちたかった。負けなくて良かった内容だったけれども、なかなか勝ち点が伸ばせない。プレーオフ圏内に滑り込めるかどうかは全く読めませんが、層の厚みはJ2屈指なのは間違いない。大エース町田也真人もフル出場できるまでになった。ぬかりなくやれば滑り込めるはず。ドロー沼から抜け出してスッキリ勝てる8月にしたいけれども、次節はキングオブドロー沼の徳島との戦い。抜けるには持って来いの相手ですよ。徳島に勝ってドロー沼から抜け出しましょう。強烈な沼っぽいけれども。


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