2022/09/11

2022年 明治安田生命J2リーグ 第35節 仙台戦

【大分 1 - 0 仙台】

勝っている時だけこのブログを読みに来てくれる皆さん!また会いましたね!ウノゼロ3連勝!3連勝!3連勝ですよ!止まらねぇ俺たちの大分が暴れて荒れ狂っております!ようやく波に乗れた大分トリニータ!いや遅ぇけどな!シーズンも終盤にようやく今シーズン初の3連勝を達成!とにかく勝ちました!試合内容は素晴らしいの一言です!

勝ち点差「3」で上位に鎮座するベガルタ仙台を迎えた第35節、DAZNで生観戦したんですけれどもテレビ越しにもぐったりですよあなた。シーズン終盤の手に汗握る6ポイントマッチですから、1週間この試合が楽しみで楽しみで仕方なかったんです。勝っているチームはいじるな、という古来からの伝承がありますが、いじらざるを得なかった。ガッツリ主力の17歳、保田が飛び級でU-19日本代表に選出されて、屋敷先輩と一緒に代表に帯同。トリニータの若者の未来が明るすぎて、眩しくて、バルス後のムスカくらい目をやられる訳ですが抜けた穴は埋めなければなりません。怪我人にコロナに代表と、メンバー不足になりがちと思いきや、そこはミルフィーユくらいに層が厚い我が軍。下田北斗が戦線に復帰して何事も無かったように3-4-2-1を稼働。左サイドは高畑が久々のスタメン。前節増山が怪我っぽい交代だったので心配ではあります。でも大丈夫(©吉高由里子)。高畑は補って余りある働きっぷりでした。シャドーの一角には大エース町田也真人も復帰。中川がベンチ外。でも大丈夫(©吉高由里子)ベンチには小林成豪、宇津元、香川、エドゥアルドネットと多種多様なメンバーが揃っていた。CBだけが手薄だけれども。刀根さんの復帰が待たれます。

対する仙台。4連敗と急失速。原因不明。ベガッ太さんもブログに書いてました、原因不明と。ここに来て劇薬投下の監督交代。フリーになったばかりの伊藤彰監督を招聘。変な巡り合わせで直後に対戦となってしまった。嫌な巡り合わせばっかりです、今年の我が軍。短期間過ぎて仙台がどう出てくるのかさっぱり分からん状態となり、不安はありました。ただ、監督交代よりも吉野とフォギーニョ(※髭)の2名のボランチが累積警告で出場停止となった影響の方が大きかったのではなかろうか。戦術変更とボランチ不足とでチームとして体を成していなかったというのが正直な印象。この点に関してはラッキーな巡り合わせ。しかし、なんで監督変えたんだろうね。連戦の中でタイミングが悪すぎるだろうに。仙台は4-4-2の運用は短期間では変わらず。

最近は守銭奴っぷりが凄いニータン氏。稼ぎ頭ニータン氏は太客を接待して忙しいらしい。貧乏人には会ってくれないマスコット様に成り上がられました(※言い方)ニータンに会いたい人はあまりお金のかからないであろう、メガニータンを置いているお店とかに行こうな。適当に行ったら会えるマスコットでいて欲しい。大分県屈指のスターになってしまった。

ゲームはトリニータのボール保持、仙台のプレッシングという構図。それほど強度のあるプレスでは無かったので最後列から前進したり、4バックの仙台に対して逆サイドの裏のスペースに斜めのロングフィードを入れたりと好き放題出来ました。再現性のある決定機も量産できて、得点の匂いしかしない試合内容。特に弓場がボランチなのかシャドーなのか分からないくらいに神出鬼没。梅崎・町田・下田とベテラン勢にサポートされて攻守に絡みまくってました。しかし、決定打を中々決め切れず。主導権を握りつつ、後は決めるだけ、という内容で前半を終えた。試合を通じて仙台GK小畑が素晴らしかった。


後半開始直後にもビックチャンスがあったけれども決め切れず。惜しいシーンが続出。60分過ぎに両チーム選手交代をして試合が動き始める。ほぼ沈黙状態だった仙台の攻撃が動き始めた印象だった。しかし、同じく選手交代で金崎と呉屋を投入して2トップにしたトリニータが先制。最終ラインからじっくりボールを運んで右サイドの井上→金崎→井上→金崎→井上でパス交換して井上のクロスを呉屋がヘディングで捻じ込んだ形。久々に相手にボールを触らせずにゴールまで生み出せました。素晴らしいゴールでした。久々に会心の一撃。

呉屋さんは早く33点取って欲しい(※諦めが悪い)この試合は右サイド井上のクロスがパーフェクトだったと思います。何度もチャンスを量産出来たのは井上のクロスの質が格段に上がったから。弓場と同様替えの効かない選手になりそう。強化指定から長い事じっくりコトコト煮込んだ甲斐がありました。


欲しかった先制点を生み出せた、責任感溢れる頼もしいトリニータはその後も2得点目を目指しつつ、バランスを維持しつつ慌てず騒がず試合を終わらせてシャットアウト。危なげ無く3連勝をちぎり取ってくれました。本当に攻守のバランスが良くなった。


GK吉田はこの日も無失点を継続。パス回しでギリギリを攻めるので仙台FW陣がプレッシャーをかけますが、取れそうで取れない、取れそうだからプレスを続けちゃうんで体力を消耗させる効果が絶大。やれそうな雰囲気を醸し出す大きな釣り針です、あれは。3試合無失点なので自信を持ってやってますね、慌てているように見えた?全然大丈夫。無失点ですから!

ボランチが抜けて弱体化してしまった仙台と、17歳のボランチが抜けても弱体化しなかったトリニータ。この勝利により勝ち点55で並びました。仙台は泥沼5連敗。ここまで大崩れする要素が分からないので本当に不思議。下位に未消化試合を抱えるチームがありますが、ポイントで3差以上あるので6位で確定です。暫定では無くプレーオフ圏内に這い上がれました。シーズン終盤にこういう、クオリティのあるチームに変貌するんだから分からんもんです。連戦が終わって、選手が色々と入れ替わった結果、隙の無い試合運びをするチームが出来上がりました。このゲームは先制出来なくても焦れずにバランスを維持しながら進められたことが大きいと感じました。仙台と両極端にあった「自信」ってやつですね。すこぶる良い傾向です。遂に果たした3連勝、下平監督が言っていた「止まらなくなる」っていう連勝を見せてもらいましょう。どこまで伸ばせるのか痺れるシーズン終盤戦となりそうです。ありがたいことです。


「1-0」というスコア。ウノゼロというスコアは攻撃陣と守備陣がお互いに称え合えるスコアだと増山がトリテンでコメントしていた。”ウノゼロの美学は「前と後ろでありがとうと言い合えるスコア」” このコメント凄くないです?詩人かよって思うんです。スタジアムから笑って帰ろうとか言い出したのも増山じゃなかったですっけ?違ったかな?言葉を紡げる才能が溢れている感じする。言語化能力が素晴らしい。3試合連続のウノゼロ勝利で一体感もすこぶる良い。残り7試合、この一体感で上位を猛追したい。


次節は水曜日、残留争いに頭から突っ込みながら秋に慌てて強くなるリスこと、大宮が相手。同じく35節に甲府を0-3で倒しているのが恐ろしい。下位に沈んでいるからこそ、この時期はやりにくい相手。4連勝達成なるか。楽しみになってきました!


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