2022/09/15

2022年 明治安田生命J2リーグ 第36節 大宮戦

【大宮 2 − 2 大分】

大切な試合で勝ち切れず、結果に左右されてブログのアクセスが増えたり減ったりするのですが、気にせずひたむきに書き続けるのがブロガーです。そう、「ひたむき」です、「ひたむき」。大宮の今シーズンのスローガン「ひたむき」。栗が実る秋に凶暴化するリスの群れを観に平日の夜に「げりぎみ」を言い訳に仕事を「はやびき」して大宮に行ってきました。「ぎりぎり」で着きました。下痢でも韻は踏めます。3連勝で「うわむき」の我が軍、「かなざき」がピッチを「きりさき」ゴールを決めたと思ったんだけど惜しくも掻き出されて決めきれず。惜しい試合となってしまいましたね、うん、惜しかった。試合自体はスタイルの違うチームがゆえの好試合でした。


4バック相手の連戦の中で磨かれ、謎の立ち位置を取るようになった我が軍。熊本の3-1-3-3表記でもない、3-1-5-1という目新しいフォーメーション。大宮のひたむきな4-4-2に対して前節と同じメンバーでターンオーバーせず。よほど4バックに対しての手応えがあったと思われる。下田がアンカーになり、大宮の2トップの間に常にポジションをとって3バックとダイヤモンドを形成。大宮FWからプレスを回避しつつ、高い位置で幅を取る両サイドのいずれかがフリーになるのでサイドで勝負させる。サイドに気を取られると町田、梅崎、弓場が中間ポジションからワントップのサムエルと絡んでチャンスメイクするのでイヤらしい。本当にイヤらしいチームになりました。トリニータさんのエッチ!

対するひたむき大宮。4-4-2で運用中。一時は「したむき」と揶揄されたものの、コンパクト大好き相馬監督が就任して鋭いカウンターで走れる秋に凶暴化。特にボールを保持する相手に対しては好相性とあって侮れない。自分でボールという名の栗を保持したリスは意外とトロいんですが、こっちが栗を持ってると襲いかかって来る感じ。栗を持たせておくべきだった。



この日はドコモプレゼンツマッチ。声出し応援も復活してようやくスタジアムには活気が戻った模様。胸スポンサーであり、前身のNTT関東サッカー部から関連する重要なスポンサーの偉い人が来ている雰囲気がありました。ハーフタイムに急に花火あげてたし。試合後よりもハーフタイムにあげるのが勝てていないチームを暗示していて不意を突かれてビビりまくったっつうの。アナウンスも何もなくて、なんか爆発したかと思ったら花火でした。そこはかとなく盛り上げようとする雰囲気が。そこに関係するのかどうかは不明ですが、ニータンも来場。遠くから亀が来ました。


悪そうなリスの雌と仲良くやってました。


関東まで来て、次の太客を獲得しようとするこの泥臭さこそが亀の真骨頂。亀の雨を降らせる漢。レインメーカーニータンは頑張ってました。



試合は大宮のプレスが最も鋭い開始直後の入りが大事だったはず。ただ残念ながらコーナーキックから先に失点してしまった。

今までならば意気消沈していたかもしれませんが、そこは責任感の強さが溢れるようになった我が軍。落ち着いて何事も無かったかのように栗を保持して前進し始めました。それくらい自信を感じたんです。落ち着きと自信。4-4-2絶対殺すマンへ変貌してます。


先制はされてしまったものの、大宮も早速引き気味になり、しっかりと保持してゲームのペースを握った。今節もチャンスは量産出来たトリニータ。あとはいつ決めるのか状態。最初のチャンスはコーナーキック。最近音沙汰の無かったセットプレーですが下田がキッカーとして復帰してようやく効果が現れた。久々にペレイラのヘディングが炸裂。同点に追いつく。



真っ先にボール奪ったので何するのかと思ったらお腹にボールを入れてお子さん生まれそうゆりかごでしょうか。生まれたらまたゴールして踊ろうな。


2点目は皆大好き最終ラインからの組み立て。左サイドを抜けて高畑が送り出したパーフェクトクロスをパーフェクトヘディングでサムエルが決めた。前半のうちの逆転劇。あと何点取れるんだろうくらいの、自信に満ち溢れた感じ。ただ今節はこの自信が過剰であった。







2得点後に即座に大宮に輪ができた。よくコミュニケーションを取るチームであった。負けが込むとなかなかこういう雰囲気にならないけれども大宮も紆余曲折あったとは予想するんだけれども、それでも一体感はあるチームであった。試合後のコメントでは「シーズンを通じてほとんどなかったシーン」という話だったので、前節も勝って上向きになっているからこその傾向なのかもしれない。大宮、生き残りそうです。


高い位置でボールを奪うこともあったし、内容も良かったし、勝てるだろうなという自信もあったと思う。2失点目はもう少しセーフティにやっておけばよかったと思うんだけど、保持直後に即時奪還されてショートカウンターを被弾。シーソーゲームにしてしまった。それでも優位には立てていたので後半に1点決めて、後半をウノゼロで終われると信じてましたよ。



ただ残念ながら何度も決定機を作りながらも決めきれなかった。本当に惜しいシーンが多かっただけに、惜しい惜しいゲームとなってしまった。後半は激しいぶつかり合いでした。

特に金崎のカットインからのシュートは入ったと思ったんだけどなぁ・・・・。




エドゥアルドネットからのパスも美しかったし、一人でシュートまで持ち込める金崎も素晴らしかったけれども、少しだけコースが甘かった。惜しかった。というわけで残念ながら獲得した勝ち点は1に留まり、4連勝はならず。「残り全部勝つ」は幻に。

残念ながら1試合消化の少ない長崎との差が2となったので暫定6位。他の上位チームも勝ったり負けたりで残り全部勝てるチームは無さそうです。しかし、試合数も少なくなる中で、声出し応援が復活し、試合後のコメントではほとんどの監督がスタジアムの雰囲気を作るサポーターに感謝を述べ、ポジティブな雰囲気で連戦の結果を切り替えさせて次に向かわせようとしています。ほとんどの試合の監督コメントが似ている。ここまで来たら最後、ポジティブに進める言葉が力をもつのだろうか?シーズン終盤、選手達のコンディションも厳しくなる中での連戦。我が軍は大宮、金沢とアウェイ続き。厳しい日程だけれども、この勝ち点1をポジティブに捉えて、残り全部勝ちましょう!!(←病気)まだまだ何も決まっていません。残り6試合、最後までこのヒリヒリ感を楽しみましょう。



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