2023/03/20

2023年 明治安田生命J2リーグ 第5節 千葉戦

【大分 2 - 1 千葉】


自宅でDAZN生観戦。かつて恐れられた「お犬様の呪い」として何をどうやっても勝てなかった特級呪物扱いのジェフ戦が、2018年の第7節をキッカケに反転し、「亀の呪い返し」としてジェフに襲い掛かる。秋田犬調教師・高畑奎汰スペシャルサンクスデーの様相。素晴らしい!ホームでは3連勝ですよ!

呪いを解くためと称して自宅で全裸観戦してみたり、陰毛を剃り上げたりしてきた私としても大変喜ばしい結果です。ホームでジェフに勝利するという悲願達成以降、リーグ戦において対ジェフ戦5連勝というお得意様状態にまで戻せました。負けていたのではなく、ジェフ銀行に勝ち点を預けていたのだ、そう考えるに至りました。勝ち点総数60ポイント。20敗の歴史。金利を乗せて返済を迫る亀の呪い。豊和銀行のJ1昇格応援定期預金を超える金利を設定してやろう。

そんな借金返済の取り立てを行う怖い男たちのスタメンには変更がありました。左サイドは高畑奎汰でスタート。この采配が当たりに当たった。狙いとしては藤本の深い位置でのドリブルよりも高畑奎汰の浅い位置からの速めのクロスをチョイスしたのであろうと予想していました。藤本は清水戦でちょっと流血もあったし、高畑のスタートは妥当かな、くらいでしたけどここまで結果に結びつくとは。下平監督も試合後のインタビューでムキムキして嬉しそうでした。古巣対戦としてテンション高めだった大エース町田也真人はベンチスタート。

対するジェフ。昨年は個人的に優勝候補に挙げるほどユンジョンファン体制3年目の集大成に期待していたんだけど、堅い守備だけのチームに終わってしまった。今シーズンは堅い守備をベースに残しつつ、攻撃力を加味する意図がある編成となった印象。監督はヘッドコーチを昇格させて小林慶行監督となった。補強は呉屋や椿で攻撃力を上げた・・・・つもりだったんだろうけれどもまさかの櫻川ソロモンがレンタルで岡山に移籍するというとんでもない失態をしでかしてしまった。ジェフの強化部は何をやっているんですか?編成的にはソロモンの穴埋めに外国人FWの一人や二人加えても良いはずなんだけど、呉屋だけで足りると計算した模様。3-1-4-2をベースにシーズンに入ったけれども、この試合はメンバーも代えて4-4-2でチャレンジ。昨年のホーム千葉戦は呉屋さんの2ゴールで大逆転勝利だったのだけれども、今年呉屋さんがジェフのユニフォームを着ているのが変な感じです。ジェフ、開幕戦でヤバい状態の長崎にはギリギリ勝てたけど、その後勝利無し。実はよろしくないのではないのか?そんな予想通りの試合内容でした。今年のジェフ、なんだか良くない。特徴が無い。

ハイプレスで積極的な守備が持ち味となった両チーム。面倒くさいチームなのはトリニータの方でした。GK西川のキックの質でプレスを回避できるし、逆にジェフに長いボールを蹴られても上夷に操られたペレイラとデルランが跳ね返すし、弓場&野嶽がセカンドボール回収するしで、平常運転。予想外の4バックに対するやりずらさがあったとは思われるんだけれども、そんなに感じませんでした。立ち上がりにペースを握りつつあった13分にスナイパー高畑奎汰が1度目の「お手」発動。

この試合でFKを蹴っていた高畑奎汰。2本目で決めてしまいました。Twitterのゴールアピール写真は「頑張るぞい」くらいのテンションですが、FKからの直接ゴールは素晴らしかった。栃木戦の直接ゴールは偶然じゃないか説がありましたが大丈夫、ちゃんと狙ってますよ?インサイドで押し出すように蹴る無回転系の質のボールで、ワンバウンドしてゴール右隅に決まった。犬相手だけワンバウンド。ワンワン。「ほら、お手だ」と秋田犬を飼いならすスナイパー高畑奎汰の一撃で先制に成功。流れの中からゴールが遠いねって言ってたのにセットプレーで先制。得点出来るなら何の問題もございません!!良いんです!!得点なら何でも!!この先制点で追う立場になったジェフがイマイチになる。ボールを持たせておいた方が怖くないという、昨シーズンからのジェフとあまり変わっていない。むしろ5-4-1でガッツリ守ってセットプレーやらで何とかするスタイルの方が分かり易かった。新監督のもと、新戦術への移行時期だからでしょうか。前半のジェフは攻撃面がイマイチでした。

 

ハーフタイムのコメントは悪くないという話になっている小林監督。試合を通じて交代カードも残したので監督の手腕としては何とも言えない。まだよく分からない。ジェフは怪我人が多いのかもしれない。全体的にイマイチな感じ。



ただ、先制してから時間を使うようになったトリニータの攻撃もイマイチで、両チームの攻撃がファウルで止まりがちとなる試合展開。正直なところ、観ていて少し退屈でした。結果を求めるならば問題ないんだけれども、もうひとつの目標である1万人を集めるサッカーには少し届かない内容。しかし、72分の野嶽のドリブル突破の一連の動きは素晴らしかった。あんな攻撃が続くのならば観に行く価値がある。ハーフライン手前でボールを受けると突如ドリブルで前進し始めた野嶽。伊佐とのワンツーを受けてかつて旧職で得意だった右サイドからクロスを供給。このクロスに走り込んだのが高畑奎汰。放物線を描いたヘディングシュートがゴールへと吸い込まれた。高畑奎汰がヘディングでゴールですよ、意外過ぎてびっくりですよ。クロスを上げる側でチョイスされたはずなのにお前が決めるんかい状態。秋田犬に「おかわり」を要求。流れの中からのゴールです、満額回答です。文句なしのMOM。3ゴール目を決めてJ2得点王タイに躍り出てしまった。野嶽が急にドリブルし始めたのがジェフDF陣にも意外だったんじゃなかろうか。私にも意外でしたもの。野嶽の本職を思い出させるプレーでした。あ、そうだ、もともとサイドの選手だった!的な。アシスト決めた後も凄い冷静だったのが印象的。

勝ったは勝ったのですが、最後にパワープレーじみたクロスから失点したのは余計ですし、内容的にもやはり全体的には「圧倒的強さ」は感じられません。失点シーンのプレスは酷かった。ただ、チームに「いやらしさ」は感じるし、面倒なチームになっていることは確実です。清水戦で引き分けとなった後に勝利出来たことは本当に素晴らしい。課題は残しつつも勝ち点3を得られているので超ポジティブではあるんだけど、観客が遂に目標を割ってしまったのでテコ入れは必要です。現場は結果を出し続けているんでね、フロントも集客を一工夫頑張れ。というか、フロントこそ頑張れ。


あとはベンチワークですかね。FWのチョイスとして中々機能していないサムエルよりも宇津元の方が戦術が切り替わらずにプレスを続けられるので良いと思うんですよね。サムエルを使う場合は攻撃に専念させるために宇津元と2トップにしてあげたい。U-20から屋敷と保田も帰って来たし、長沢もそろそろ戻って来てくれるんじゃなかろうか。贅沢な悩みではあります。ジンクス的にジェフを倒せると昇格戦線に絡めますんでね、縁起は良い。次節はアウェイで大宮戦。難しい試合になりそうだけれども、モチベーションを下げずに挑んで欲しい。この調子で行きましょう。



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