【大宮 3 - 0 大分】
大宮と大分関連で熱い戦いを繰り広げていることをご存じでしょうか?一文字違いのこの都市が実は日本一を争っていたんです。
何かのニュースで見たんですが、パチンコ・パチスロ設置台数1位と2位が大宮と大分の店舗だったらしい。しかもお互いが日本最大を謳っており、しのぎを削っている模様です。全然知らんかった。楽園大宮は3030台と圧倒的な設置台数なんですが駅前にあって、複合施設に跨って設置されている総台数。一方のnikko大分中央店は1フロアに設置されている台数。各々の言い分では日本最大。大宮と大分、これだけ巨大店舗が経営できているということは地域住人にパチンカス利用者が多いということなので両地域の住人の質が問われる訳ですが、そこは目をつぶってですね、どうせならサッカーも賭け事あるよ、WINNERを買ってスタジアムにおいでよって誘導したいものです。めちゃくちゃどうでもいい戦いなんですけど、なかなか大宮に行くこともないので行ってみたんですよ。これまで何度も通ったスタジアムに向かう道のりで確かにあったなっていう記憶もあって、スタジアムに向かう途中にありますから、途中にありますから。大切なことなので2回書きました。3030台ってどういうことだよっていう。パチンカスの聖地、楽園大宮。
ということで学生時代に脳を焼かれてパチンカス気味だった私は午前中だけの短期勝負で勝利を得てスタジアムに向かいました。持ち球遊戯。店舗は確かに巨大。ズラーっと並んでいるパチンコ台の通路が永遠に続くような店舗は初めての体験。パチンコはあまり回らなかったんですけど、すぐに当たってくれたんでね、大宮で先に勝利ですよ。打った台は1000円あたりの回転数がボーダーを下回ってる計算だったんですけど、大宮は等価交換で・・・・え?興味無いですか!?サッカーの話を書いた方が良いですか?では一応ね、アウェイ観戦記ですからね、一応書き残します。
まずはnikko大分中央店のスタメン。勝っているうちは基本変える必要はないので今日も左サイドは高畑奎汰。この日も不動の3-4-2-1がベース。ベンチには待望の長沢が戦線復帰。推している宇津元はまたもベンチ入りならず。頑張ろう宇津元、我慢の時だ。雨のお陰でお客さんは激減したと思われますが、花粉も激減。観戦慣れしているので屋根が無くとも雨なら何とかなる。花粉よりは雨。
対する楽園大宮。ここ数年の低迷と毎年のスローガンが全く噛み合わずに落ちぶれていく印象が凄かった大宮ですが、なんとかJ2に踏みとどまった。原博実さんの効果なんだろうか?今年は遂に強い外国籍選手のFWを据えて、あとは全員で何とかする大宮古来のスタイルを取り戻しつつある。相馬監督の体制を継続したことで、ようやく相馬監督らしいチーム戦術が滲み出て来た。鹿島時代は実現出来なかった4-4-2を縦横にコンパクトに圧縮するあのスタイル、今日の大宮はまるであの頃の町田のようなチームであった。昨シーズンはなかなかここまではっきり圧縮できていなかった印象。先鋭化しました。逆サイドはスライドが遅れたら死ぬんですけど、サイドで1対1の局面を作れた時に単騎で打開できるタイプを選べなかった相性の、巡り合わせの悪さ。もしこの日、コンビネーションで崩してクロスを上げるタイプの高畑奎汰ではなく、スタートから藤本を使っていたら結果は変わっていたかもしれない。選手個人の良い悪いよりは相性の問題。巡り合わせは悪かった印象。
集合写真の時の伊佐の咆哮。叫ぶ伊佐も素晴らしいし、呆れるキャプテン司も素晴らしいし、ブラジル勢が完全にスルーなのも素晴らしい。これを観に行くだけでもメインスタンドにお金を払う価値がある。ちなみにパチンコに負けた時は私もこんな感じで叫びます。あっという間にオフサイドっぽい流れから失点してしまった訳ですが、午前中に運を使い切ってしまった可能性のある私としてはちょっとした罪悪感抱えながら早めに同点になることを願う前半となりました。プレーに関与していないからオフサイドではない、という主審の判断だと思われます。線審がオフサイドと判断しても、最後は主審の判断。現地では分かりにくかった。前半の内容としては良いところも悪いところもあったと思うのだけれども、結局のところゴールを奪えなかったのが全てかなという印象です。
後半も立ち上がりに失点してしまって、更にコーナーキックからも失点するという、大宮にとっては効率の良い攻撃が実を結んだ結果となりました。確変3連荘。魚群のせいです。幅と深さが狭い局面の中で、藤本&町田也真人のコンビ投入で崩しに変化を加えてみたり、サムエル&長沢のツートップにして奥行を出したりと様々な工夫は見えましたが得点を奪えない。アタッカー周辺の釘が渋い。期待値はあるのにゴールに繋がらない。パチンコもですね、回る台を打っていても当たらない時は当たらないんでね、球技は期待値通りにいかないってことです。パチンカスであればこの試合を解釈できると思われます。あるよね、正しい立ち回りでも負ける日はある。突き詰めると当りハズレの理由が分からなくなっていく。結果、運を呼び込むために徳を積み始める。自力ではどうしようもならないものに直面した時、人は祈るのです。パチンコもサッカーも遊技です。野嶽の試合後のコメントとか監督のコメント通りの印象で、3-0になるような内容の試合ではなかったんだけれども、負けは負けです。勝負に負けた。今まで勝ち点を稼ぎ続けてきたけれども、再現性のある攻撃がバスバス決まっていた訳ではなかったので、攻撃面の課題はそのまま。先に失点すればこういう試合になることもあるってことです。
試合後の挨拶であれほど盛大にチャントが歌われることって今までほとんど無かったと思います。アウェイで、雨で、惨敗となると大体ヤケクソ気味になってしまうのですが、ややヤケクソ気味だったのかもしれませんけれども、それでも最後のチャントは良かったと思います。今年の一体感は全員で作れている印象です。まだシーズン序盤ですし、負けたからこそスタメン争いは激化するでしょうし、逆に次の試合のスタメンには興味がある。ホームでは負け無しを継続できるように、結果を出すチームに甘えて控えていたゲン担ぎをして次の試合に臨みましょう。来週は勝とう。
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