2024/03/21

2024年 明治安田J2リーグ 第5節 鹿児島戦

【大分 3 - 0 鹿児島】


開幕直後から日程的に厳しい詰め込み具合。水曜日の祝日開催となった第5節。静岡への遠征続きで選手達の疲労具合が心配された試合でしたが杞憂でした。3得点出来た前半が全て。大勝利の完勝でした。九州ダービーでの完勝は大変気持ち良い。1万人以上も観客動員があったし、ナイスゲームでした。私、今シーズンはまだ1試合予想WINNERを買っていないので心健やかに観戦出来ております。完璧な水曜日、パーフェクトウェンズデーです(※文字数を稼ぐために同じことを2回書いているだけです)


リカバリーできた選手が先発、という雰囲気ではあった。代表遠征に旅立った保田の代わりにボランチに入ったのは小酒井。前線には薩川、長沢、野村を並べてワントップに渡邉新太が入っていたような4-2-3-1。羽田がベンチ入り。長沢がトップ下にいた時間帯が長かった気がする。ワントップが渡邉新太という前線の形が面白かった。縦関係で距離感良し。長沢が真ん中にいて、起点となる。攻撃はサイドからシンプルになりました。



対する鹿児島。バスツアーで多くのサポーターがレゾドにも駆けつけてくれていました。J3から久々の復帰。こちらも4-2-3-1を運用中。守備時もそのまま4-2-3-1のまま、という感じ。ワントップにはペナルティエリア内での落ち着きに定評があり過ぎる藤本憲明。もうね、むしろペナルティエリア内が実家なんじゃないかというくらいに落ち着きがあります。このフレーズ、書いてて懐かしい。ボランチには金沢から移籍した藤村がいたり、J2を戦う戦力は揃っている。野嶽や星など、お前の兄弟知ってんよ的に話しかけて来る先輩感があります。鹿児島は前節あの優勝候補ジェフを4得点で粉砕。基本はハイプレス型の守備を行うチームだけれども、この日はこれまで戦った相手と比べるとプレスの迫力はそこまで感じなかった。トリニータのプレス回避能力とボールの動かし方が勝った印象。分かります、前節我が軍も清水相手にこんな感じだったので分かります。連戦でアウェイ、そうなります。



分からないのは鹿児島県民の価格設定です、価格設定。焼酎の方が水より安いという経済学。分からない。私、分からない。製造コストを考えても焼酎の方が割高になるはずなんだけれども。おかしい。鹿児島はあれなの?芋が勝手に発酵して自然蒸留した焼酎が川となって流れてくるの?海に焼酎が流れているのならば水より安いは納得。いや、そんなわけあるか。おかしいぞ鹿児島。逆に水が高いのかな。鹿児島恐るべし。



試合はトリニータの守備が徐々にハマり、シンプルな攻撃がザクザクと効率よく刺さった内容。清水戦の反省として、プレスが剥がされるからプレスに行けなくなる、ではなく、どうせ負けるにしても負け方ってものがあるだろプレスに変わりました(※変わったんです)。清水戦に比べて前線で時間も作れたし、前線でボールも持てたし、展開も上手かった。一番良かったのはプレッシングで、ボールを奪い返すというアグレッシブな守備が出来ていた。ただただ、守備が良いチームに見えました。うちが良かったのか、鹿児島が悪かったのか。試合が動いたのは前半7分。左サイド香川とのコンビネーションで薩川が上げたセンタリングを決めたのは長沢。



相変わらず控えめな写真ですが素晴らしい先制点でした。中に入る動き出し、ヘディングの質と高さ。特長を活かしたゴールでした。シンプルで良いぞ。


2点目はキャプテンが押し込みました。CKからのサインプレー的な流れ。この、「犯人はお前だ!!」感のある写真が素晴らしいですね。最前線で仕事する方がイキイキする渡邉新太さん。プレスバックの運動量を求められるのでワントップ気味に走り回りました。


そして3点目は再び長沢。左サイド、ペナルティエリア奥で得たFKを野村が蹴り、真ん中で待っていた長沢にピタリ。J2では屈指の高さを誇るのでありがたい存在。前半だけで3得点ですよ、あなた。余裕の試合運び。


3点リードの後半なんてね、中身無くて良いんです。45分をやりすごせば100点。割とバカスカシュートを打たれた気はしますけれども、結果は無失点です。問題ありません。

 


クリーンシートで濵田太郎。写真は控えめ。守備力高め。3点リードで余裕があって、小短のパスを出すときがあって「あなたは大きく蹴って!!」と願ってしまいましたけど、結果はちゃんと出しました。今日も安定感が素晴らしかった。キックの精度が上がればSGGKです。たて続けに得点が入った鹿児島戦でしたが、逆に鹿児島は前節の千葉戦がそんな感じの試合でした。安定してパフォーマンスを出し続けることの難しさ。日曜日には北関東、宇都宮に行かなければなりません。ここでまた安定した試合を見せられるかどうか。乗り越えて欲しい。



0 件のコメント:

コメントを投稿