2026/04/20

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第11節 滋賀戦

【滋賀 0 − 3 大分】


4月に滋賀。しがしがの旅、4月に滋賀に行ってきました。地域リーグラウンドで一番関東に近いアウェイで、まだ行ったことのないスタジアムとあれば行ってみたくなるのがトリニータサポーターってもんです。今年になって初めてのトリニータ生観戦だっけか?観戦方法を若干忘れていてだな、色々と忘れ物が多くてリハビリアウェイ観戦記でした。百年構想リーグを初めて現地で観て、この「緩さ」は私がサッカー観戦に求めているそれとは違うなって感じてしまったのだけれども、まぁ3得点無失点で勝利した試合を目の当たりにしたらさ、「こまけぇこたぁいいんだよ」ってなっちまいますね。



人生で滋賀県に旅立ちたいと思うことが果たしてあるのだろうか。私の人生には彦根城やびわ湖に興味を持つことは今まで1ミリもありませんでした。びわ湖について考えた時間は1秒も無かったよ、私には。秒だよ、秒。「あ、そういえば今、びわ湖どうなってるんだろう?」そんなこと考える時間は1秒もなかったんだよ。あるわけないだろう、たぶん現地民もそうだろうよ。井伊直弼のことだって試験のために惰性で暗記しただけです。レイラック滋賀がJリーグに昇格しなければ、一生滋賀に彦根にびわ湖を見に行くことは無かったかもしれない。関西では大学生が車の免許を取ってびわ湖にドライブに行くであろうノリがあるのは何となく分かる。しかし、東京からは興味の対象外。レイラック滋賀が本拠地としている彦根市はだいたい人口10万人規模の都市で、ゆるキャラのひこにゃんが有名な彦根城とびわ湖を観光資源とした街。駅からスタジアムはギリ歩ける距離ではある。約20分くらい。更に10分歩けばびわ湖。国道沿いとか県道沿いにお店が並ぶ、日本のどこにでもある車が必須の地方都市。住みやすそうではある。ただ、サッカークラブの視点で見るとインフラ的にはかなり厳しい雰囲気。この試合の観客数も2,000人台で、トリニータサポーターの方が明らかに多かった。まだJリーグに昇格したてではあるけれども、J3の一番下からのスタートにしてはしっかりしている印象はあった。



びわ湖に行きました。びわ湖を観に行く人生になるとは想像だにしなかった。釣り好きならね、湖を制覇する目標があるかもしれない。サッカー観戦をライフワークにしてびわ湖。磯の香りもなく、波も無い。天気が良かったからか向こう岸が見える。釣り人は多い。信じられないくらい巨大な鯉が死んで浮かんでいた。びわ湖を見ても特別な感情はない。なぜ来てしまったのか?自分でもよく分からない。サッカーが作った縁で全国各地に行き、なまはげと出会ったり、砂丘に埋もれたり、びわ湖の水を飲んだりするのだ。びわ湖はアウェイ。何のブログだ、これは。










スタジアムは立派。メインスタンドからは観やすかった。ビジョンや運用もJリーグのどこにでもある原風景があった。昨年びわこ国体が開かれたばかりということもあって、色々整備された直後の雰囲気。陸上トラックがあっても勾配があるので良い環境でした。あまりにも人が多いと面倒ですが、降格とかJ3がまだ無かった頃の牧歌的なJ2ってこんな感じだったよな、という懐かしさを感じてしまった。全般的に「緩い」雰囲気。




緩い雰囲気を作り出してしまうのがこいつ等とニータンのぬいぐるみ。ずんずん近づいてくるひこにゃん、メインスタンドに向いてしっかりとした撮影タイムを供給してくれる。各方面に目線もくれる。それが当たり前のように、更に「レイラックのユニフォームを着ているひこにゃんはここでしか観れないんですよ」とプレミアム感さえ出そうとする。どうやったって殺伐としない。サッカーを観に来ているのか、ぬいぐるみを観に来ているのか、求めてはいないんだが、写真は撮ってしまう。


レレレレイ体操とかをゴール裏がやるんだけれども、それも割と緩めだし、アンコールを求めるメインスタンドに座るトリニータサポーターも緩すぎだし、アンコールに応える滋賀ゴール裏も緩い。昇格も降格も無い、九州ダービーなど地域のいざこざも無い、平和なスタジアムであった。サッカーの試合の内容がしっかりしていればそれで良いのでね、試合だけはしっかり戦って欲しいなと思った次第です。はい。







GKと一緒にフィールドプレイヤーもキャプテン榊原に率いられて同時に入って来たのだけれども、そのキャプテンがめちゃくちゃ満面の笑みだったのが印象的でした。緩すぎじゃない?大丈夫?って不安になって来た。平和堂HATOスタジアムですから、皆こんな感じになってしまう。ただ、すべては杞憂。試合はガッツリ戦ってくれていたので満足。

闘う気概に溢れたスタメンは3バックの右に戸根をチョイス。左よりも右の方が戸根の良さは活きたと思います。注目はボランチに入った松岡。身体が少し太くなった印象がある。松岡がキャプテン榊原とパス交換をしながら滋賀のプレスを回避。強烈に印象に残るとまではいかないけれども、普通に良かった。ベンチには山崎太新も入ったし、榊原の相方に関しては激戦区になりそう。シャドーには木許と有馬。ワントップはキムヒョンウ。チューブを使ったウォーミングアップを取り入れたのね。

対する滋賀。前半戦で戦ったホームでの試合のことが既に何も思い出せないんだけれども、保持型のチームでミラーゲームになるフォーメーション。それが故に個人能力の差が浮き出てしまい、優位に試合を進めることができてしまう相手。保持時に縦と横をコンパクトに圧縮するスタイル。密集の距離感でパス交換しながら前進する感じ。知っている選手はロメロフランクのみ。一人だけボールを奪いづらい選手がいるなと思ったら大体はロメロフランクでした。




撮影時に中心となるのは吉田。咆哮係の担う。準備の早さも伊佐がベンチスタートのために継承しつつあり、非常に頼もしい。ゲームのスタートも吉田目がけてロングボールを落として起点を作るところから始まる。






試合が動いたのは15分。最終ライン、戸根からだったと思うけれども裏に一本、木許に通った長めのパス、受けた木許が時間を作りながら中へ折り返すと決めたのは吉田。経験を積んで急激にプレーに余裕が出てきた木許。津久見の漢。津久見の漢は眉毛が三角で細いイメージです(※偏見)

おそらく写真はマナトのMだと思われます。それ以外で思い当たることがありません。幸先良く先制したトリニータ。試合を通じて裏へのボールが良かった。ヒョンウと有馬が強さを発揮して競り合えるし、ポストプレーも二人が絡んで時間を作ってくれるので全体のラインが湧き上がれるのが大きい。滋賀側の保持へもプレスでパスのズレを発生させて、奪い返すシーンが多かった。前半は保持率高めで進められた。2得点目はコーナーキックからでした。


左からのCKを合わせたのはペレイラ。頭一つ抜けていました。オウンゴールでも喜んで自分のゴールにしようとするペレイラなので、今回もどうせオウンゴールなのでは?と思われましたが認められました。 

得点者確認中にならなくて良かったですね。個の能力で上回った得点。ヘディングが高かった。フィジカルで勝てる局面が多かったのがこの試合の一つのポイント。そこに精度の差も加わって前半は優位に試合を進めらえました。



後半、4分で追加点を決めたのは宇津元。フリーキックを獲得したけれども、距離はかなり遠め。これがもし得点差が無かったら直接は狙わなかったかもしれないけれども、2点差があったので、宇津元もリラックスして打てたのではなかろうか。かなり距離があった中で沈めたのは凄い。GKはノーチャンス。美しいFKというお土産を頂きました。宇津元は蹴り方を変えたのか?キック覚醒の時。

3点差になったのでここからは誰よりも私が緩みました。ゆるゆるで観戦してましたけれども、試合終了間際になるに連れ、間延びし、カウンターを浴び、防戦一方になるなどピンチの方が多くなった。それでも守備陣は緩くなることはなかった。身体を投げ打って守るその守備は強固でした。終盤は真っ当な保持が出来なくなる時間帯が多すぎたし、チャンスを決め切れないシーンもあって反省点多めでございました。

緩い空気の中で、試合は締まった内容で連敗阻止。チームとしての安定感はまだまだですが、若手が試合に出ては自信を付けて伸びていく過程を観れるのは悪くないですし、3-0の試合を見せられたら何も言うことはありません。びわ湖を見て快勝したので、また滋賀といつか戦うことになったらびわ湖を見に行かなければならなくなってしまった。ゲン担ぎの湖。

クリーンシートでございます。滋賀側のシュート精度に助けられたシーンもあったけれども、守りきれたので良しです。トリニータオーレも聞けて言うことはありません。




2 件のコメント:

  1. ボランチ好き

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  2. ボランチ好き2026年4月20日 1:36

    私もゴール裏から観戦していました。約1年ぶりの3得点で満足しました。
    松岡はリーグ戦は初スタメンだったのですが、特に違和感なくやれていましたね。榊原の相方の競争に割って入れるでしょうか。
    これからを考えると、強敵やクセのある監督や選手とガチ対戦しなきゃいけないんだな〜とも思いました笑
    とにかく次から沖縄•九州5連戦は色々な選手の組み合わせを見ながら頑張りたいですね。
    26/27シーズンはもっと過酷な連戦が待っているかもしれませんから。。

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