2026/11/08

2026/27 明治安田生命J2リーグ 第16節 秋田戦

【秋田 2 - 1 大分】


サッカー観戦における秋田遠征はお勧めしない。秋田遠征は何故か自問自答を求められる。ただの趣味で、軽い気持ちで週末を楽しみたいだけなのに、ただサッカーを観たいだけなのに、この行為の意味を、人生の全ての後悔を全て掘り返されるようなエグみが出る。果たしてサッカーを観戦したのだろうか?何を観たんだ?私は秋田まで来て一体何を観ているんだろう。そういう意味での「秋田一体」だったのかもしれない。秋田で一体、何を観たんだ。




20年近くJリーグを観ていますが、今日ほどの強風は経験が無かった。身の危険を感じるレベル。チャーハン弁当食べたんですが、スプーンですくって口に運ぶ前にチャーハンが消え失せるレベルの風。必死で飛ばないように保持するのが大変であった。全員が無事で良かったけれども、何かが飛んできたら頭がカチ割れるレベルだったので、開催中止にしなかった中で無事故で良かったとは思う。台風なら中止だし、これほどの強風下で試合を観ることは初めて。Jリーグの試合で、Jリーグとクラブの旗が掲揚されない状況を初めて見た。強風っぷりを伝えるために旗を撮ろうと思ったら旗が無い。それくらい酷いコンディション。GK練習が始まった時にコーチが蹴る普通のボールが全く軌道が読めずに戸惑うGK陣や、コーチがコーナーキック蹴ろうとしてもボールが留まらないコンディションであったことを試合前に観てしまい、もはやサッカーにならないだろうことは覚悟出来た。もはや帰りたかった。

連戦の中、スタメンは変更は最小限。3バックの左に三竿が復帰。今日も真ん中は井上、右に宮川。右サイドに小田が先発。個人的にはこのコンディションだったので先発から相澤デイビッドをチョイスしても良かったと思った。後半、風下でも相澤デイビッドは良かったので、風上の状態で使っていたら結果を出せていたかもしれない。パワーを発揮出来ていて、今日の相澤デイビッドは良かったので、この酷いコンディションの中で唯一の収穫は相澤デイビッドの良さが出つつあることが確認できたこと。私は相澤デイビッドを信じている。

対する秋田。相変わらずの4-4-2で吉田監督が何も変わらずに秋田のサッカーを継続中。そもそもだ、強風が無くても「何このサッカー」という気持ちにしてくれるのがホーム秋田でのサッカー。強め、デカめの選手をトップと最終ラインに置き、テクニカルな背が小さい選手をボランチに配置するという変わらなさ加減。ゴール前にボールを運んで混戦を作り出すだけで、後は肉弾戦。何も変わっていない。秋田の生存戦略はずっと正しい。正しいが面白くはない。厳しいコンディションだったけれども1500人しか集まらないのは寂し過ぎる。尋常ではない強風ではあった。この地域でサッカーをやるのであれば、やはり生存戦略の内容は正しい。秋田側が利するコンディションなだけなので、勝ち点が1でも持ち帰ることが出来れば御の字だと思っていました。





本当に面白くない試合でした。サッカーにならない。相手のゴールキックが全てマイボールになるって何なんだ。GKがフィードしてもボールが強風で戻されてスローインになる。ほぼハーフコードとで試合をする形になるんだが、コーナーキックもボールが勝手に転がってしまうので、何度もボールを置き直して無駄な時間が永遠に流れる。一人がボールを抑える状況になるコーナーキックなんて初めて観た。もはやロングシュートをバンバン打てば良いのでは?どうせゴールキックになってもマイボールになる訳だし。真面目にやるのが馬鹿らしいレベル。攻撃も守備も、目測が合わないので繋がらない。そんな中で左サイドで得たFKから先制点が生まれる。

最後にこぼれ球を押し込んだのは井上。急にニータン出て来て何なの。ニアで誰かが触って逆サイドに流れたボールを西村がヘディングシュート。西村はヘディングシュート上手。ポストに跳ね返ってから混戦の中で決めたのは井上だった。




井上がゴール後にラオウの如く堂々と仁王立ちしていたので一瞬オフサイドでノーゴールかと思ってしまった。井上さんね、なんか迫力あって怖い。可愛いニータンを持って爽やかな写真なのに隠しきれない武闘派の闘争心がある。移籍後初ゴールですよ!?喜んでよ!!先制に成功したものの、39分まで超絶有利な状況の中でゴールが決まらなかったことの方が嫌な感じで、1得点だけしか取れなかったか・・・・という印象であった。ポストに嫌われ過ぎた。これ、ダメだろうなって思いました、正直な話。

ずっと冷風機の最大火力の前に晒されている感じで、寒すぎてあまり試合内容を覚えていない。カメラを構えても風で煽られて撮れない。霰混じりの強風です。ミゾレではなくアラレ。ペチペチ痛いやつ。もはや虚無の心地で試合を観ていた気がする。前半途中で帰ろうかと思ってしまったけれども、チームと共に生きることを選んだのだ、最後まで同じ場所で見届けることにしました。後半の頭から有馬の脳震盪交代で相澤デイビッドを投入。冒頭に書いたけれどもこのチョイスは良かった。ただ、ピッチが入れ替わって、蹴っても戻される側になると風を使うのに慣れていたのは秋田側。コーナーキックの軌道も風を前提にしていて凄く良いボールであった。2失点。木本真翔を投入してゴールの期待感はあったけれども風下で正確なプレーは出来ず。

逆転負けにはなったんだけれども、この試合はサッカーの試合で負けたという感じではなく、サッカーっぽい何かの競技で負けた感じで、真っ当に評価すべき試合ではない。忘れて良いです。有馬が脳震盪になってしまったけれども、大怪我に繋がらなければ良しな試合だったと思います。この強風で強行開催したことが疑問だけれども、こんなコンディションでも勝ち点3を取ったり取られてたりで昇格や降格が決まってしまうJ2は不平等で不条理なリーグである。まだトリニータの方がサッカーをやっていた感じがあったのが唯一の誇り。ボリビアにある高山のスタジアムに通ずるものがある。秋田。普通のコンディションで観たかった。

後半に投入されるのに、毎試合シュート数を最大化させる木本真翔は素晴らしい。風だろうが何だろうが、ドリブルで前に運んでいくのは頼もしかった。後半に出て来るエースが決めれば勝ち点を得られるし、決められなければ勝ち点を得ることは出来ない。エースに求められる仕事とはそういうものです。木本真翔の写真を撮りに行ったんだ・・・・そう考えよう・・・。






2 件のコメント:

  1. ボランチ好き2026年11月8日 1:49

    大変な苦行のなかおつかめさまでした。
    相手との試合でなく、秋田の大自然と対峙したという感じになっちゃいましたね。
    その中でも最近は森山、松尾、井上など新しい戦力の台頭も嬉しい限りです。
    ここ数年2巡目対戦で散々な記憶ばかりなので。。

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    1. ボランチ好き様

      コメントありがとうございます。辛い観戦環境でした。死なずに済みました。若手が成長していることは昨年との違いですね、希望があります。普通にやれれば粘り強く戦えるのでホームに帰って切り替えですね。

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