2024/01/13

三位一体


2024年もクラブ始動。それにしてもビックリでした。大分トリニータの新体制発表会で2024年のスローガン「三位一体」が公表されました。私、Youtubeのライブで観ていて、三位一体のロゴが出てきた瞬間に嫌な汗が身体中から噴き出しましたよ!滝汗ってやつでした。おい!誰だ!?「3位」とか「J3」を暗示させるからそのままは使わんやろとか余計なこと書いた奴は!!(※私です)すみませんでした。いやしかし驚いた!遂に予想が当たってしまったじゃないですか!!悪ふざけ半分で本当に申し訳ございませんでした。


年始に予想を始めて10年以上。遂に完全に読み切ってしまいました。まぁ、あのー、毎年だいたい3つくらい適当に予想を並べるスローガン大喜利をやっていてですね、長年やり過ぎて苦しくなって普通に当てる方向性にはなってきていたものの、今年はですよ?ヒントが多すぎたと思うんです。30周年でしょ?片野坂監督が再登板で4文字熟語が怪しいでしょ?そりゃ当てられちゃいますよ。社長が強く押したっぽい雰囲気を感じて、共創的なスローガン作りも止めよったのでバチコン当たってしまった模様です。余計なことを書いたのでロゴを見た時にすんごい脂汗が出たっつうの。はぁ寿命縮めた。


ど素人おじさんにも予想されてしまうスローガンだったけれども、スローガンそのものは素晴らしいと思うんです。今更褒めても説得力が薄いですけれどもね、「三位一体」はクラブ創設時の「大分トリニティ」の由来となったフィロソフィーそのものでしたから、30周年に原点を見直しつつ、次の30年を見据えて、地に足付けて努力していきましょう。30周年記念ロゴにもトリニティ時代のエンブレムが入っていて、素晴らしいデザインでした。スローガンもロゴデザインも統一性があって素晴らしいのよ。是非30周年記念に復刻版限定ユニフォームなんかも検討して欲しいですね。


ちなみに今年のこのブログのスローガンは「益荒男」にしようと思っているのでよろしくどうぞ。


新しくスタートを切った体制ですけれども、刀根さんの引退ニュースは寂しい限りでした。


刀根さんはデビュー時から観ている選手だったのでかなり寂しい。デビュー時から北九州の漢って感じだった。トリニータに戻って来てくれた時は嬉しかったし、怪我をした昨年は41番のユニフォームを買うくらいには応援していたんです、あたし。



寂しい限り。最後にベンチ入りをした甲府戦で写真が撮れたことは幸運だったと思う。観れる時に観ときや、の精神で良かった。できれば出場させてあげたかったのに、前半2得点しながら後半に3失点するからアレでした。


次に何をするのかは予想がつかない。サッカーに関わってくれると嬉しいんだけれども。これからも頑張って欲しい。


ベテラン勢から若手に切り替わって2024年。山形の補強が目立ちますがJ2の順位予想もそのうちやりたいと思います。今年は間違ってもWINNERに5万円突っ込んだりしない。絶対にだ。




2024/01/03

2024年 大分トリニータのスローガンを予想してみる



新年あけましておめでとうございます。2024年です。本年も宜しくお願い致します。天災や痛ましい事故が続いていますが、敢えて平常運転にしたいと思います。年始のブログ記事は毎年恒例のスローガン予想。今年はクラブ創設から30周年という記念すべき年です。おめでたい。やったぜクラブも中年だぜ。ちなみに2024年はGLAYもデビュー30周年、名探偵コナンも連載開始30周年。エンターテインメント業界で30年を生き残る偉大さと難しさを感じ取れる面子。大分トリニータは折り返しの15年目くらいにかなり危うかったけれども何とか30年を生き残れました。本当に良かった。次世代に繋げられるように次の30年も頑張りましょう。


昨年、スローガン史には異例の地殻変動が起きまして、クラブ職員全員で検討するという「共創」手法が取り入れられてしまい、もうそれ絶対に当たらんやろ状態になりましたが諦めずに予想したいと思います。もしかするとスローガン廃止の可能性もあるけれども、予想するのが恒例行事ですから予想するのです。それにはやっぱり分析が必要です。一応分析です。傾向と対策。これまでのスローガンの歴史を振り返ります。間違っていたらすいません。

2003年 ムーブ&バランス
2004年 Perform & Enjoy 
2005年 Together & Enjoy 
2006年 Challenge & Challenge 
2007年 Challenge & Competition 挑戦と競争
2008年 One Heart,Big Challenge 
2009年 One Heart,Big Challenge 
2010年 RESTART ~ONE HEART~ 
2011年 SORYOKU戦 総力×走力 
2012年 挑戦×頂戦 
2013年 氣力×機力 
2014年 前進×全心 
2015年 結集×決蹴 ALL FOR J1 
2016年 原点回帰 RETURN TO THE ORIGIN 
2017年 初志貫徹 Just for Victory 
2018年 勇往邁進 With Trinita Spirits 
2019年 勇猛果敢 OITA TRINITA BRAVE SPIRITS 
2020年 不撓不屈 OITA TRINITA Spirit. 
2021年 一致団結 Fight Together! 
2022年 挑戦 Never Stop Challenging
2023年 繋 


色々なパターンが出尽くして遂に一文字となった昨年のスローガン「繋(つなぐ)」はボールを繋ぐ、人や想いを繋ぐ、歴史を繋ぐと色々な意味があって良いスローガンだったと思うのですが何の因果か片野坂監督→下平監督→片野坂監督と指揮官が繋ぎ的な感じになってしまった意味も含まれてしまってより一層濃いスローガンになった気がします。スローガンだけは外さない大分FCは流石です。むしろ寄せに行ってるまである。


【過去の体制とスローガンから予想する】 
さて早速予想開始。今年は2度目の片野坂体制。1度目のスローガンはJ3降格時で「原点回帰」という降格したクラブが付けがちなスローガンでした。若干安易ですが、それでもJ3で優勝できた実績あり。ここから片野坂体制では4文字熟語で統一して継続されました。ということは今年も四文字熟語が一番怪しい。片野坂体制は四文字熟語。この定説を継続すると読むならば、30周年の集大成となるような意味合いも含めたい。歴史を考えてクラブを現すなら「波乱万丈」しかないんだけど、スローガンですからね、スローガン。そこで考えました大分トリニータの原点となる四文字熟語のスローガン。一つだけありました。

三位一体

トリニティ時代から培われた県民・企業・行政の三位一体の概念。30周年だし、「3」で揃っているし、原点回帰的な意味もあるのでピッタリと予想。今のトリニータでは三位一体Ver.2として適当な概念を3つ加えても良さげ。育成・成長・定着とか。適当だけどさ。育てた選手を転売ばっかりじゃなくて定着させろよって話ですしJ1にも定着が必要ってことで三位一体Ver.2を本命予想。ただ、細かいところを気にすると「三位」という漢字が自動昇格圏外を暗示していたり「J3」を暗示しているような気もするのでそのまま使わない可能性もありそう。スカッと当たっている感じが薄いのでもう少し追加で予想したい。


【共創スタイル継続パターン】
次に予想するとすれば昨年同様に共創手法で捻出されそうなスローガンの可能性を探りたい。クラブに関わる皆で検討されてしまう場合は傾向を掴みづらい。今年もやっぱり共創的にスローガン決めるんじゃなかろうか?その可能性も高そう。社長や強化部は変化無いし。30年を繋いだ先に何を見出すのか、みたいなブレーンストーミング会議が行われてそう。突拍子もないようなスローガンが飛び出すのではなかろうか。30周年だし、これまで漢字3文字のスローガンが無いし、3文字路線が煮詰まった会議で滲み出て来るのではないかと推測。消去法は強い。30周年を3文字で探るならばどうだろう?「修羅場」とかはクラブイメージにピッタリだけど、スローガンだって言ってんだろうが、スローガンを考えろスローガンを。えーっと、3文字は難しいな。難しいけれども深読みするとこんな感じだろうか。

益荒男

ますらおです、ますらお。突拍子もない感じのスローガン予想。本来は強い男のことです。表向きは若い選手たちが強い男に成長を遂げて30周年やったるぜ的なスローガン。保田が1番頑張れって話です。しかし、大分FCの中にも不満分子がきっといて、暗示的なメッセージを含めてくると予想するのです。裏の意味がね、裏がある。益荒男には隠された意味があるはず。これにはきっとDAZNの解説を増田さんじゃない男にしたい、その「語呂的暗喩」ですね。「ますだを(変えたい)」という意味もある訳です!(※ない)30年間でやり残したことがあるとすれば中継のレベルを上げること。膝から下の振りが速いシュートでしたみたいな何度も聞かされた解説に何の意味があるんだ、何の。最初の片野坂体制時にもっと戦術の言語化と解説とを実現できていればという悔いもあるので映像制作側は是非とも頑張って欲しい。リーガとかは戦術カメラに近い画角で撮影しているのでボールを追いかけるだけの画角では戦術が伝えきれません。TOSが世界と戦える画作りをするためにも益荒男。益荒男です。30周年のスローガンを「増田さんはもう嫌だ」には出来ないんですよ!だから隠すしかありません。映像制作向け隠しスローガン。


【個人推しスローガン】
予想する中で個人的に推したいスローガンが思い付いたので最後におまけ。まぁ全部個人で勝手に考えて勝手に書いているので個人推しなんだけどさ。6年間の片野坂体制末期、リーグ戦で勝てなくなって降格してしまった経緯がまずあって、下平体制となって前任の戦術遂行がトップダウンで選手各々が考えなくなっているという薄っすら批判もあった。そこで取り入れた共創で選手に自主性を求めて実験的に進めたチーム作り。手法的に実績は無かったし。残念ながら結果は出ず、じゃぁ結局何が正しいのかよく分からなくなった今年。もうね、片野坂監督にもう一度預けるんだから思い切ってやり切って欲しい訳です。共創?うるせぇバーカくらいの感じでやって欲しいという思いがあります。結果を残す手法こそが唯一の正しい手法。結果が全てですから、結果で示して欲しいと願う訳です。そんな思いを込めたスローガン。

狂創

片野坂監督はガンバ大阪に出ていく時に大分トリニータから選手を引き連れて行かなかったんですよね。それがプロとして甘いと感じたんです。戦術面で考えるとやり慣れた選手を連れていくことで浸透度も早くなるだろうし、やり易い環境になったはず。でも結果的に誰もガンバに移籍しなかった。もしかするとガンバの強化部が失敗しただけかもしれないけれども。そういう監督だからこそまた戻ってもらえる伏線にもなったと思うんだけど、遠慮の部分を感じてしまうんです。あの失敗から片野坂監督は国内外で色々と勉強し直してパワーアップして戻って来ているはず。それならばもう、狂っているんじゃないかというくらいに戦術を磨き上げて欲しい。共創に対するアンチテーゼ。失敗から学ぶ反省からガンバ大阪あたりから燻っている若手をお借りしてだな、しっかりとチーム作りを進めて欲しいと願うスローガンでもあります。自己否定的で攻め過ぎなので採用される訳がないんだけれども、監督には前任の手法なんざに遠慮せずにガンガン狂ったような戦術を採用して欲しいと思います。


以上、今年のスローガン予想。3つ、三位一体、益荒男、狂創の3本立てです。まぁ今年もハズレでしょうけれども。増田さんが進化して詳しい解説を行ってくれるのならそのままでも良いんですが、もう10年以上成長を感じ取れないのでもう十分じゃなかろうか。30年目の節目、色々と思い切ってチャレンジして欲しいものです。ということで若干長めに書きましたが、今年からも皆さん、細く、長く、大分トリニータを応援して行きましょう。2024年もよろしくお願い致します。



2023/12/26

気温のデータで振り返る2023年

シーズンが終わって、Jリーグ界隈も大分トリニータ界隈も色々とありましたが更新をサボりまくっておりまして、もう年末になりそうなので慌てて1件だけ更新しようと思い立ちました。私、生きてます、生きております。私のことはブログとXの更新が止まったら死んだと思ってください。まだ生きているので更新です。


監督が決まったり、育てた若手が移籍したり、残留、加入、悲喜こもごもです。その辺りはもうね、私くらいの戦歴を重ねると毎年のことなのでね、全て出揃ってから、まとめてシーズン開幕前にあーだこーだ書きたいと思います。私はもう「保田さえ居てくれればシーズンパスを更新するおじさん」なのです。


ということで一旦振り返りです。2023シーズンが終わって、どんなシーズンだったかと問われると一言で現せば「消化不良」という印象でした。もっとやれたような気もするし、十分やったような気もするし、評価の難しい1年だったと思います。好調な序盤、怪我人の増加、戦術の希薄化、穴埋め的戦い方、終盤の再構築。そんなシーズンの流れの中で切り取ってみたいデータがあったのです。今シーズンを象徴するデータ「暑さ」です。今年は暑かったじゃないですか、観戦していてもしんどいくらいの暑さでした。春秋制と秋春制の議論も2023年12月19日に開催されたJリーグ理事会で、秋春制への移行を2026-2027年シーズンから開始することで全会一致可決し、正式に決定。この件もあって今年の結果と気温の関係を調べてみました。今年、夏日と呼ばれる25℃以上での試合結果を抽出してみたところ以下の様になりました。


Jリーグの公式記録による大分トリニータの試合データを調べたところ、25℃以上で18試合ありました。初っ端が山形戦で大敗北。5月に30℃なのは平日の昼間だからだ!山形め。過酷な日程にしやがって。ここからおかしくなったんだよ。25℃以上の環境では3勝しかしてない。累計で稼いだ勝ち点は15点。18試合で15点。1試合平均1点を割り込んでます。0.83点。シーズン全体は62点なので42試合で割ると平均1.47点。暑い環境ではやっぱり勝てなかった印象を裏付けるデータでした。


しかし、試合を重ねるに連れて怪我人が続出したんでね、一概に気温のせいでトランジションの高いサッカーの強度が落ちたとは言い難いとも思います。あくまで切り口、データをどこでどう切り取るかということで見え方は変わるんでね、参考程度にってことです。ただまぁー、あのー、調子の良かった頃にですね、夏に勝ち点を落とすだろうけれどもって、ブログに書いてたんでね、予見が当たってしまったのだけれども、それくらい今年の戦術は前線のFW陣の守備に求められるプレス強度やカウンター対策で切り替えを速くするMF&DF陣に求められるスプリント能力を強く必要とする戦術でした。敵陣内に押し込んで攻め続けるサッカー。面白かったけれどもね・・・・。一応、昨年のデータも調べたので比較対象として掲載しておきます。




2022年で夏日の試合は12試合。今年と比較すると6試合も少ない。30℃を超えた気温での試合はゼロ。やっぱり2023年は酷暑でした。しかも昨年は最終節が常夏の沖縄での試合も含まれる。それでも少ないんだからやっぱり2023年は暑かったということです。ちなみに稼いだ勝ち点は17点。12試合で17点ってことは1試合平均で1.41点を稼いでいるので昨年の方が暑くても勝てていたということに。本来は試合平均の総走行距離とかと照らし合わせないとね、データとしては本当は意味が無いんだけれども、まぁ、年末ですし、今年暑かったし、ということで。


で、なんですよ。以上を踏まえての春秋制か秋春制かって話なんですけれども、結局のところ夏に試合をするのかしないのかで言うと、するんですよね。現状、移行時期は2026 FIFAワールドカップ北米大陸大会終了後の2026年8月第1週から予定されていて、2026年12月第2週から2027年2月第3週ごろまで冬季ウィンターブレークを挟んで、2027年5月最終週に最終節を迎えるという日程らしい。うーん、ほぼ変わらない。夏の試合を止めて、ウィンターブレーク無しなら南の方のクラブが断然優位になると思うのだけれども、開幕が8月て。灼熱スタートじゃん。梅雨に試合が無いのはドームの湿度的には有利に働くかも。これから複数年かけて構築するトリニータのサッカーの方向性と気温。我が軍にとってどのような時期にどのようなメンバーでどのようなサッカーをすべきか。暑いからって蹴るサッカーやったら冷夏になるかもしれないし、シーズン移行と戦術と、変革の時かもしれない。




2023/11/13

2023年 明治安田生命J2リーグ 第42節 群馬戦

【大分 2 - 1 群馬】


2023シーズン全日程が完了です。皆さん今シーズンもお疲れ様でございました。DAZNで生観戦した最終節。下平監督の退任が公表され、現体制最後の、見納めとなる試合となりました。無事勝利して順位を入れ替えられることなく有終の美を飾る。DAZNの解説も分かり易かったし色々良かった。が、後半のパワーダウンはやっぱり発生したし、今年のトリニータは最後までそのままではありました。


非常に評価の難しい2年間となってしまった下平体制。2022年はコロナの影響、2023年は怪我人の影響が出て100%編成の実力を活用出来た期間は短かったかもしれない。本当はやりたかったはずの4-3-3。2023年就任後の開幕戦、コロナ感染で1試合順延となった試合の4-3-3を観た時に「これで勝てれば最高なんだろうけれども」と感じてから2年。当時はDFが三竿、坂、ペレイラ、小出。中盤には町田也真人と渡邉新太、アンカーに下田北斗、FWがワントップに呉屋、左に小林成豪、右に井上健太という布陣。チームで崩すスタイルから個で勝負するスタイルへの変換。J2特有の相手の長所を発揮させないようにする対策ありきの戦い。プレーオフへは進出したものの、要所でミスが出て勝ち切れなかった2022年。編成的には個人昇格した選手達が出て行き、若干人件費的には落ちたであろう2023年。「共創」という選手達に戦い方の主体性を委ねつつ、スタートダッシュに成功。ハードワークを必要とする「共創」した内容は異常な夏の暑さの中と続出した怪我人の影響で勝てなくなり、徐々に順位を落としてしまった。


チームの雰囲気、一体感は良さそうだったし、「共創」マネジメントの正しい評価は内部の人じゃないと難しそう。良い所は残し、血肉にしていかなければなりません。個人的にはこのボトムアップ型のマネジメント方式はどこかの国のどこかのリーグで実績があるものだったのかどうか?ということが気になるところ。実験的な試みだったのか?何か実績があることだったのか?横浜FCとかでやっていたのであれば初年度からやってもよかったろうし、2年目から取り入れたっていうことは本当に自主性が無かったという課題認識があったということだったのだろうか。一人一人にレビューして欲しいくらい興味がある。良い所だけ残して欲しい。結果に紐づけば異論はなかったのだけれども、シーズン途中の苦しい時期に難しくなった印象もある。急に情報発信が途絶えたし。観客動員が増えた点は評価できるけれども、どちらかと言うとスタジアムイベントが充実化した方が効果があった気がする。昔と比べると雲泥の差を感じるスタジアムイベント。来年度も頑張って欲しいところ。下平体制の総括として、来年に繋がるのかどうかはこれからの編成次第。居なくなる選手が多いと繋がらない。監督が誰で、どういう編成になるのか。来年度の編成次第、結果次第でこの2年間の評価は変わるかもしれない。


試合はもうね、「保田」です。私、保田アンカーシステムが観れるならお金を出して観る価値があると、ここ最近このブログで書いてますけれども、その意味が分かって頂けたのではないかという存在感でした。左サイドのストロングポイント、内容の良い前半に2得点。後半に失点して怪しくなるという、よくある内容ではありましたけれども、保田はどうだ、あのターン、前進、展開力、ミドルシュート、あれはヤバい。歴代のユース出身から羽ばたいていった若者を何人も観てきたおじさんなんだけれども、どの時代の誰と比べてもあれはヤバいと思う。サッカーでね、よく日本人選手が海外移籍して練習でパスが回って来ないとか聞くじゃないですか。誰が一番サッカーが上手いのか、そのチームの中で選手同士の序列みたいなもの。結果を出して実力で信頼を勝ち得ていくプロセス。そういうものが普通は練習の中で巻き起こるんだろうけれども、前節でもう明らかに今このチームで一番上手いのは保田さんっすというのが判ったような瞬間があって。ああぁもう保田のチームになるぞ、そんな予感です。もちろんまだ荒削りな部分はあれども、光り輝くポテンシャルよ。あれはヤバい。ヤバいモノを観ている気がする。



最終節は群馬。もしもお互いにプレーオフ圏内を争っていたらさぞかしヒリヒリするような試合になっただろうけれども、圏外での順位決定戦。消化試合っぽくはならずにしっかりと熱い試合になりました。両チーム、ちゃんと気持ちの入ったゲームでした。大槻監督の作ったチームです。誰も予想しなかった群馬の躍進。カウンターだけでなく、保持して動かすこともできる可変システムを使いこなす。守備時4-4-2のブロックとGK櫛引の堅さが厄介。しかし、この試合はもう保田ですから、保田経由の左サイドで素晴らしい波状攻撃が続きました。ようやく決まった感のある長沢のヘディングゴール、右サイド渡邉新太のシュートを櫛引が弾いたところを詰めた弓場。2得点は素晴らしかったし、プロセスも良かった。負けるイメージが全く浮かばないレベルの出来の前半でした。

後半、自信が失われて行くのよ。2点差となって攻めざるを得ない群馬に対して受けてしまう。香川のブロックがペナルティエリア内でハンド判定となってPKを献上、西川は惜しかったけれども決められてしまって1点を返されてしまう。


ここからやっぱり突き放す3得点目は出来なかったし、危ういシーンもあったので課題を完全に解決できた訳ではなかった。なんとか逃げ切って勝ったことは素晴らしいんだけれども、やっぱり何かが足りないまま、という印象ではあった。相手をぶっ倒す強さ、そういうものが物足りない。シーズン通してそんな印象でした。


終了後のセレモニーもDAZNで観たけれども、ゴール裏から横断幕の掲示もありました。クラブはJ1昇格に向けて本気で取り組んでいたのか?ここは私も同じ気持ち。下平体制を今年で諦めるのであれば、シーズン後半に監督交代を決断すべきだったと思う。強化部は現体制のままの方が昇格に近づくという判断をしたのだろうけれども、結果に紐づいていない訳で、結果論としては失敗だった。私、信じて優勝予想に5万円突っ込んだんでね、そこは言う権利があると思っているんです。これまでのシーズンとの違い。金がかかってるんだよ!本気で取り組めよ!っていうところは不満があります。J1にいるべきクラブだ、と本当に、本気で思っているならば決断せねばなりませんでした。下平体制を継続するなら分かるんだけど、諦めたっぽいので印象が変わります。もしかするとオファーして断られたのかもしれないけれども。本気感を見せて欲しい所。特に来年度の編成は重要。その内容次第では信頼感が揺らぐ。来年はクラブ創設30周年。新体制、本気を見せて欲しい。ということで、今シーズンも42節、お付き合い頂きましてありがとうございました。来年もJ2となってしまいましたが細く長くをモットーに応援を続けたいと思います。ひとまず今シーズン、お疲れ様でした。



2023/11/05

2023年 明治安田生命J2リーグ 第41節 金沢戦

【金沢 2 - 2 大分】


今シーズンのラストアウェイ。ラスタウェイ(※毎年書いていますけど自分でも意味は分からない)残念ながら昇格の可能性は無くなりました。繋げられなかった昇格への可能性。1試合を残して来年もJ2が確定。今シーズンのスローガンとは裏腹に色々と繋がらない結果となりました。金曜日に甲府が勝利して既に可能性はスレッスレの薄々状態だった訳ですが、最下位・金沢相手に対等な試合を演じてしまって引き分けにて完全終了。最後のアウェイも勝ち切れませんでした。順位表で上にいるチームは確かに強いチームばかりなので順位的には妥当性十分なのですが、前半戦終えて2位だったこともあって何か大きな失敗をしてしまったような印象になってしまうシーズンです。失敗したのは我々では無く、スタートダッシュが出来なかった静岡J1経験済み勢なんだけども。好位置に付けていただけに、もう少し逃げ切り方法が無かったのか?という点に悔いが残ります。怪我人も多く出てしまったし、エクスキューズは多分にあるんだけれども、目標を達成できなかった総括は必要です。2021年からの3シーズン、ずっと目標を下回っています。最終節が終わったら総括しましょう。


金曜日が祝日の3連休とあって前日に金沢入り。前泊です、前泊。前泊するとか記憶に無いくらいのレアケース。全国で旅行者が激増しており、移動も宿泊もし辛い事この上ないのですが、敢えて前泊して早朝に新スタジアムを観に行ってきました。ほとんどのサッカークラブを有する地方都市の観光地には行ってしまっているので、もはや遠征しても試合内容以外に興味が湧かない悲しいレベルに到達してしまうのですが、金沢には新スタジアムが建設中。試合前の時点でも金沢の降格がほぼ確定的だったので来年から利用予定の新スタジアムには、少なくとも来年は来れませんのでね、少なくとも。折角なら今のうちに観ておこうと行ってきました。早朝新スタジアムチャレンジ。









金沢駅からそこまで離れていないのに田園風景。まだ工事中なので近づけず、遠巻きに観る程度ですが雰囲気は素晴らしかった。スタンドの勾配大好きおじさんにとってはメインとバックは専用スタジアムの良さが溢れ出して止まらない感じ。2F席で十分だろうけれども3F席を求めるのは贅沢か?ゴール裏はちょっと良く分からんかったけど、アウェイ側が狭すぎるっていう噂はあるんだが確認不能。とりあえず工事中の敷地外から一周してみました。不法侵入に留意。角張った感じが良い。もうこの際残り2時間くらいで工事が完了してこっちで試合してくれないかなと思うレベル。金沢らしさを出すのであれば、ここから金箔を貼りまくって欲しいところ。新スタジアムの近くには焼き肉と寿司の食べ放題で中高生の胃を誤魔化すことが出来るすたみな太郎もあった。負けが込んできた時に選手達でバーベキューやるより、皆ですたみな太郎に行った方が良いんじゃなかろうか。今年このスタジアムが使えていたらツエーゲン金沢もシーズン中に復活していたかもしれない。すたみな太郎パワーで。素晴らしいスタジアムになりそう。新スタジアムが出来たらJ3に降格する前例は北九州にもあるし、なんでそうなるのか不思議だけれども、くれぐれもJFLに落ちるようなことにならないことを祈るばかりです。前例が不吉過ぎる。





はい、ということで最後(?)の西部緑地公園陸上競技場からお送りいたします。確か、伊佐がプロ初ゴールを決めたのを観た思い出深いスタジアムです。謎の土器ともお別れ。ツエーゲン金沢を恐怖のどん底に陥れるはずのヤサガラスも洒落にならなくなった訳で、ただの3枚目キャラに落ちぶれました。必死に仕事してたよ。涙ぐましい。人件費が減ってマスコットが3体維持できますように・・・。死ぬなよ・・・ヤサガラス・・・。ツエーゲン金沢はイベントとかも充実していて頑張ってたのにな・・・。








スタメンは前節からGKのみ変更。西川がスタメン。サブGKは新井。前節同様の保持時4-3-3、守備時4-4-2のはず。もうね、私はアンカーの保田がお気に入りなのでね、それが観れるならお金を払います。アンカーに保田がいるならそれで良い。他の並びは気にならない。ベンチには上夷が復帰。ラッキー角刈りの松尾もベンチに入りました。これでダメならもう、ダメです。諦めよう。



対する金沢。苦しいシーズンになってしまいました。この試合まで4連敗中。勝てない日々が続き、サポーターが「コーラを飲んでいる選手がいる」とクラブに通報するレベルになってしまった。長年コカ・コーラボトラーズジャパンからスポンサードを受けている我が軍からすると「お前は何を言っているんだ」レベルの通報。金沢でもおそらく同様だと思われます。だから何だ?っていう。コーラ飲んで勝てなくなるんじゃないぞ、補強した外国FWが不発だから勝てなくなるんだぞ。おそらくコーラを飲むと歯が溶けるみたいな節を信じてしまう人なんだろうか。この辺りは人によって許せるレベルが違うので難しい。例えばトリニータの選手がコーラを飲んでいたら通報するか?私は通報しない・・・かな・・・。どこにこのラインがあるのか。もし練習が終わった後に選手がいいちこを飲んでいたら通報するか?20度のいいちこなら通報しない・・・・かな・・・・25度ならどうだろう・・・・二階堂なら・・・微妙なラインになってきた。黒霧島飲んでたら通報する。芋はダメだろ、芋は。麦ならまだしも。私のラインはそこだ。っていうか飲んでる訳ないだろ!そう、飲んでる訳がない、「それが当たり前だろ」みたいなラインなのだろうね、通報した人にとっては。俺の黒霧島がコーラ。やっぱりコーラは問題ないのでは?そもそもコーラ配色のユニフォームじゃないか。おふざけはここまでにして、そんなコーラ色の金沢はオーソドックスな4-4-2を変わりなく運用中。前半はそこまでマンツーマンっぽくなかった印象なんだけれども、フォーメーションにギャップがあったからだろうか?金沢の守備はスペースを埋めてブロックを作る意識の方が高かったような印象。






集合写真で伊佐が先発なら何かしらの咆哮があるんですが、ベンチに回った伊佐の代わりに最若手保田が何か叫んでました。それを聞いて笑顔になる弓場先輩。毎試合何を叫んでるんだろう。



4-4-2に対しては相手のツートップの間に保田が立つので好きなのです。最終ラインのボール回しからパスコースは消されがち。しかし、その狭い所にパスが通って、保田が受けてターンして前進し始めた時のワクワク感。この日はそれだけを観に行った。今の私にはそれだけが心の拠り所。そんな保田が遂にゴールまで奪い始めた。シュートが枠に飛び始めたのだ。成長のスピードが素晴らしい。先制は保田のミドルシュートでした。割とゴールまで距離があったのでシュートとゴールが意外過ぎて得点後しか写真が撮れてない。わちゃわちゃのみです。良いぞ保田。頑張れ保田。




金沢の守備ブロックの外から放たれた素晴らしい先制点でした。試合展開として先制して楽になるはずなんだけれども、試合開始時から金沢が狙っているカウンターは機能していて、シュートまで持ち込まれるシーンが多かった。先制してからはバランスは取れていたと思うのだけれども、失点は保田に入ったボールが右サイドに展開されるんだけど、誰も反応できずにスローインになったシーンから。そのスローインからサイドを深くえぐられて折り返しのこぼれ球を決められてしまう。何度見返しても不思議な気持ちになれます。前半のうちに追いつかれてしまう。8月からホームで得点がなかった金沢攻撃陣に失点を許したらしい。




それでも攻撃に針を振り切ったメンバー構成ですんでね、すぐに突き放せました。この得点のビルドアップは何度見ても気持ち良い。GK西川から保田を経由して真ん中に供給されたパスを渡邉新太が左サイドに展開する。藤本がドリブルで前進して追い抜いた高畑に出す、高畑のクロスが相手に引っかかって金沢のクリアがこぼれ球となる。そこに渡邉新太が走り込んでシュート&ゴール、という一連の攻撃。西川から保田、保田からスペースに出すパス、そこが良い。そこが良かった。渡邉新太と長沢がスイッチする感じも良い。前半をリードで折り返せた。



下平監督からカウンターに気を付けるように、って指示が出ていますけれども、得失点差を追っているのでリードしてからも攻めました。それ故にカウンターを受けてしまって失点し、追いつかれてしまった。見事なインターセプトからのカウンター被弾。柳下監督の後半開始時に3枚交代が当たった形。しかしですね、勝利+得失点差を埋める必要があるから前がかりになるのは仕方ないよな、と試合が終わるまでは思ってました。試合後の渡邉新太のコメントを読むと、そこまで攻撃に重点を置いていた訳でもなさそうだったので????という気持ちに。あのメンバーで得点を重ねて勝利して、少しでもプレーオフ進出の可能性を追っていると思いきや、そうでもなかったのかもしれない、結果3点目は奪えず終了となりました。引き分け決着。金沢は勝ち点1を加えるも最下位が確定。



長い間1つのクラブを応援し続けると、良い時もあれば悪い時もあります。リーグ戦で優勝できるクラブは1つだけで残りのクラブは全て優勝出来ない訳で、応援しているほとんどの時期は悪い時だらけ。クラブの成長と共に順位の印象は変わっていく。しかし、いつかは良い時が来る。それを信じて応援を続ける人が多ければ多い程その「いつか」はやって来やすい。J3降格で応援する人は減る。普通なら増える要素は無い。でも金沢は幸か不幸か新スタジアムと言う強力な武器がある。活路はありそう。金沢は次節もホーム。監督交代をせずに進めて来た金沢。来年の体制がどうなるのか予想は難しい。継続もあるか?無いかな?どっちもありそうで分からない。監督人事がどうなるのかはトリニータも同じ。正解が出るのは1年後とも限らない。強化部の選択や如何に。以上、2023年のアウェイ観戦記でした。最終節はホーム。いずれにしても勝利で飾りたいところ。来年に繋ぐ、最後の試合。繋がるもの、繋ぐべきものが表現できるか。