2020/12/10

2020年 明治安田生命J1リーグ 第27節 柏戦

【柏 1 - 1 大分】
 


テレワークです、テレワーク。柏でテレワークして来ました。コロナの影響で延期となっていた第27節、平日開催もテレワークならば何とかなる。ギリギリまで労働。キックオフ直前に到着したので伊佐のふくらはぎ写真が撮れなかった。痛恨。期待して待ってくれていた4人くらい存在している全国のふくらはぎ写真ファンの皆さんに申し訳ない。前節どうもしっくりこないというか、納得いかない敗北っぷりだった仙台戦。その後の契約満了のリリースで選手達への影響を理解した。


4選手の契約満了。頭では理解出来ても心がついていかない感じ。きっと共に戦って来た選手達も同様だったんじゃなかろうか。かといって17秒で失点して良い訳がないんだけれども、身が入らない感じは察します。私も仕事に身が入りませんでした。ここ10年くらい常にだけどな。大変複雑な想いを抱えての現地観戦。寂しい悲しい寒いという三拍子揃ったローテンション観戦。


意外だったのは先発メンバー。契約満了となった三平、星、前田が揃って登場。常に競争を促し、調子の良い選手を使うはずの片野坂監督。連戦のターンオーバーと言えどもこの3人が選ばれたのは調子が上がったからなのか、功労者に対する再就職に向けての支援なのかは不明。強力な柏のFW対策で刀根を最終ラインに入れたのは理解出来ました。刀根なら顔の迫力で互角。


しかし柏も連戦。オルンガはベンチにおるんが。ミラーゲームを仕掛けてきたネルシーニョ監督。試合はコンパクトな中盤を介した鍔迫り合いのような展開となりました。


試合の入りは前節の反省を活かして集中していた雰囲気。選手達の心は再び闘志が戻った印象。共にJ3、J2から這い上がった仲間達と戦える最後の数試合。
 

チームの顔である三平。広告宣伝担当を一手に引き受けてくれた。ピッチ外で優秀過ぎるキャラクターだっただけに、シャイボーイ達が多い我が軍において三平がいなくなった後に引き受けなければならない広告宣伝の業務量を考えると荷が重い。後継者居ない。無理。歴代No.1の芸達者ぶりだった。片野坂監督就任前から所属している数少ない選手だったし、J3に落ちても残ってくれた大功労者。1度目の昇格後に悲しい別れがあり、2度目の昇格では一緒にJ1で戦えたことは本当に嬉しかった。J2から2回、J3から1回、計3回の昇格に関わった抜群の貢献度だったんでね、やっぱり心が追いつかない。


男前担当前田。豊富な運動量と無駄にしつこい絡みで対峙する相手をイライラさせることに長けていた。中盤に小回りの利く同じタイプの選手はいないので組み合わせ的には面白い存在だった。心が追いつかない。


J2時代から桁外れにフィニッシュシーンに絡みながらも決定力に課題があった星。もう少し決定力さえあれば億単位のお金を稼げる人材。この柏戦でも惜しいシーンがあって思わず「それやぞ」と呟いてしまった。あとほんの少しの壁なんだけれども。億円までほんの少し。惜しい。星惜しい。心が追いつかない。


巡り合わせ的にもうトリニータのユニフォームを着ている姿を観れるのは最後かもしれないと、感傷的な感情で迎えた後半、あれだけセットプレーで失点が多いと分かっていながら立ち上がりにあっさりコーナーキックから失点しやがった瞬間は固まりました。心が追いつかない。
     

得点がとれていないチーム状況にあって、選手交代も含めてなんとかリードされた状況をこじ開けようと果敢に攻めたトリニータ。結実したのは84分、クロスと見せかけてミドルシュートを放った岩田が得点。シュートの軌道が素晴らしかった。バランスを重視しながら1失点で凌げたことが大きかった。慌てて投入されるオルンガを抑えることが出来てのドロー決着。柏相手にアウェイで勝ち点1を持ち帰れるなら及第点。


オルンガは身長も手足もスラリと長くて迫力あるストライカーであった。少ししか見れなかったけれども。全般的に観戦に身が入らなくてですね、心が追いつかない状況なんだなって自分でも思いました。しかし、大分トリニータの歴史を考えるとエジミウソンの前例もあるので「3回目」があるクラブでもあるんでね、三平も小手川も2回目の契約満了ですから、クラブの状況によっては3回目があるかもしれません。定期的に転げ落ちるクラブなので、状況が変わったらまた邂逅するかもしれない。しかし、強化部はそうならないように未来を考えたんだろうとも思います。冬の風物詩ではあるものの、やっぱり三平との別れは衝撃が大きすぎる。なかなか感情の整理がつかないというのが正直なところ。


残り3連戦。今しか観れないものがスタジアムにはある。制限がある中で厳しいけれども中2日で札幌戦。順位を左右する大事な大事な試合。一人一殺のネガトラマンマークを乗り越えられるか。ぽっかり心に穴が開いたままシーズンが終わりそう。


2 件のコメント:

  1. フロントは来年以降のチームを考えて苦渋の
    選手はチームの将来を考えてくれて……
    本当に切なくゲームに身が入りませんでした
    しかし選手はやっぱりプロですね‼️
    しっかりと勝ち点『1』を
    あと3試合
    全部生観戦して瞼に焼きつけてきます

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    1. 自転車最高様

      コメントありがとうございます。プロサッカー選手って職業は本当に大変ですね。尊敬せざるを得ません。寒くなっていますので連続生観戦、お気を付けて。

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