2021/08/10

2021年 明治安田生命J1リーグ 第23節 川崎戦

【大分 0 - 2 川崎】


現実逃避にうってつけであったオリンピックTV観戦期間が終了してJリーグも再開。ホームで無敗の川崎を迎えるという現実に向き合わなければなりません。オリンピック楽しかったなぁ・・・生で観たかったんですが、東京に居ながら全くオリンピックの存在感を感じられることが微塵も無いままに終わってしまいました。この中断期間に大分FCは追加で戦力の入れ替えを敢行。



鹿児島から野嶽惇也という、夏侯惇的な漢字変換が難しそうなMFと神戸から東福岡のクリロナと呼ばれていたらしい増山朝陽を獲得。新しい選手が獲得出来ているという点においては色々と生きている感じはします。死んでいない、それだけは伝わってきます。新加入の代わりに福森を北九州に、髙澤を新潟に期限付きで放流。戦力の入れ替えが進み、メンバー選考はより熾烈な争いが勃発しているのではなかろうか。


この日のスタメン、並びはいつもの形で右CBに坂が戻って来た。ボランチは長谷川と小林裕紀というコンビ。右サイドに井上健太、左サイドに香川、シャドーに渡邉新太と野村、ワントップに長沢というメンバー。ベンチには上夷、下田、町田、梅崎、増山、呉屋と新戦力も3人が入る状況。


対する川崎。リーグ戦無敗という圧倒的な戦績を継続しているJリーグ史上最強の状態。前年の昭和電工ドームでの試合で我が軍に負けたのが最後の負け。以来勝ち続けているという恐ろしい強さ。オリンピックに出場した三笘や旗手はさすがに帯同せず、田中碧は既に海外移籍済み。三笘も海外移籍の噂があり、オリンピックで海外との差を痛感したであろうこともあって、海外移籍が加速していくと推測される。その割に補強が無い川崎。元々の戦力は厚かったが、ACLも戦っておりどこかで選手の離脱は起きるはず。負け知らずの足元で少しずつチーム形を変えざるを得ない状態になっていくのではなかろうか。ベンチには丹野、小塚、知念と過去に所属していた選手が多く入った。


この日はジェイリースサンクスデー。底値でジェイリースの株を少し購入できた私にとって、その後業績好調で値上がりを続けてくれた株価のおかげで毎日がジェイリースサンクスデー状態。さらに株主優待のポイント制ギフトセットではトリニータ応援グッズも選択できるという至れり尽くせり状態。資産は増える、配当金も復活、トリニータグッズまでもらえるという一挙3得。上がった株価はいつか下がるものですが、暴落する日までサンクスデー継続です。


試合はもう手も足も出ず。いや、手も足も出たけれども後半の15分間くらいだけでした。4-3-3で強烈なボールホルダーとなる家長が自由過ぎるポジショニングをする特異な川崎に対してボールを奪うことが出来ず、保持しても前線ではすぐに奪還され、効果的な攻撃が構築できない時間帯が長く続いた。準備して来た守備体形はある程度は機能したかもしれないけれども、ジェジエウというこれまた強烈な強さと速さを誇るDFにことごとく攻撃のチャンスが潰されてシュート2本、コーナーキック1本で終わるという屈辱的な差を目の当たりにした試合となりました。1失点目はレアンドロダミアンのシュート。1本のパスでダミアンがいる前線に供給された形だったのでシュートは防ぎたかった。2失点目は最終ラインのパスミスが目立つようになってから。前線の選手を入れ替えて、ハマり始めた攻撃を継続しようとしていた矢先に川崎もフレッシュな選手をいれて形を変えて来た。疲労もあってか精度急落。前線にボールを配給できなくなってしまった。後半途中までが唯一の見どころある試合となってしまいました。無敗の川崎にねじ伏せられて完敗となりました。


他の残留争いクラブは勝ち点を積み増し、我が軍は川崎相手に積み上げられず、さらに次の試合は2位マリノスを相手にするという苦しい日程が継続。もうほぼ全てのチームが格上なので、相手が1位だろうが、2位だろうが18位だろうが関係なくチャレンジせねばなりません。次節も厳しいだろうけれども踏ん張って欲しい。ノーサンクスデーに終止符を打て。


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