2022/03/13

2022年 明治安田生命J2リーグ 第4節 長崎戦

【長崎 4 - 1 大分】

4失点!ボコボコボコのボコです。ちくしょう。両チーム共に調子が上がらない状態で迎えた一戦、2日で連戦となっているトリニータと1週間じっくり準備期間を取れた長崎。DAZN生観戦でしたが、残念な結果となってしまいました。リーグ戦で結果が出ない試合が続いてしまった。

スタメンはターンオーバー。前節から6人を入れ替え。ワントップに長沢を据えて、右に井上健太、左に藤本一輝という布陣。インサイドハーフには下田北斗と中川でアンカーに小林裕紀。右サイドバックには前節に続いて野嶽が入った。心配された坂には無理をさせずか、ベンチ外。その代わりに俺の羽田がスタメンに抜擢。頑張れ、羽田。超頑張れ。古巣長崎相手に活躍を期待された呉屋は帯同せず。ベンチには伊佐が久々に入る。弓場もベンチ入り。怪我人やらコンディション不良やらでやり繰りは大変そうな雰囲気。また中2日でルヴァンカップもあるので大変です。若手にはチャンスが巡ってきそうだけれども。

対する長崎。2020年に勝ち点80を叩き出したチームをベースに、俺たちの吉田孝行に監督を任せた昨シーズン、早々に見限ったことで2021年は勝ち点782年連続で安定した成績を残している。そんなに勝ち点稼げたのになぜにJ2に居続けているんだって話です。プレーオフがあれば違った結果になったかもしれない。今年こそと3年目にかかる期待は大きい。3度目の正直か?2度あることは3度あるか?柏からクリスティアーノを獲得するなど、ブラジル人を補強。カイオセザール、エジガルジュニオとトリオで先発。清水から獲得した奥井、大宮から獲得したGK笠原と新戦力が先発となった。4-4-2でシンプルなカウンターをベースにした戦い方。松田監督が質実剛健なスタイルで安定した結果を出し続けて来た。しかし何故か期待された2022年は序盤から躓き中。トリニータ程の躓きっぷりじゃないけどな!新スタジアム完成までにはJ1に昇格したくてたまらないはず。

結果が出なくてもマスコットは元気。立派な忍タン・・・。辛いことがあってもしのぶ。押して忍ぶ、押忍の精神。忍タンの忍耐ってことです。(※よく分からない)今年のチームは試合の入りだけはずっと抜群で、素晴らしいスタートを切ってくれます。この日もキックオフからボールを保持して両サイドで勝負を仕掛ける仕組み作りまではすぐに出来ていた。藤本と井上健太があとは仕掛けてチャンスを作るだけ、という状況から試合が始まる。7分、早々に試合が動く。高い位置からプレスをかけるトリニータは長崎GK笠原のパスミスを誘発させて左サイドのスローインから下田→三竿と繋いで最後は長沢のヘディングで先制に成功。試合のね、入りはですね、良いんです。素晴らしいゴールでした。三竿のラストパスが素晴らしかった。


問題はこの後。2分後に追いつかれてしまう。カウンターというほどの状況でもなかったのに、カイオセザールにドリブルで自由に前に運ばれ、左に展開されて奥井がフリーでクロス、エジガルジュニオが胸で落としてクリスティアーノがダイレクトで決めるというブラジル人達の暴力。これか、長崎のやり口は。何度繰り返し見ても不思議な失点。絡んだ長崎の選手が全員自由。守備とは何なのか。押して忍ぶしかありません。


更に45分にはJ2特有の謎判定で手に当たっていないのにハンドでPK献上とイエローカードを提示されるという強烈な不運に見舞われ、前半のうちに逆転を許してしまう。何度繰り返し見ても不思議な失点。ペレイラは胸でシュートブロックしているし、手を広げてもいなかったのにPKでした。押して忍ぶしかありません。保持してサイドに展開しても藤本・井上健太が突破、チャンスメイクに至らず。長崎はサイドで必ず数的優位を作り、人をかけて守備。保持出来てもシュート数が増えないという内容でした。

監督は球際戦えと。一番の問題は1失点目で、球際の戦いにすらなっていなかったポイントなので明確です。後半開始から右サイド、井上健太と野嶽を下げて増山と上夷を投入。右サイドを取り換え。しかし、選手交代は実らず追加で2失点。失点するたびに元気が無くなるメンタルの弱いチームに見えてしまいました。試合後の長沢のコメントが的確。リーグ戦の負け癖メンタリティから脱却できていない。1失点したら2得点するくらいの攻めるメンタリティが無いとこのサッカーはやり切れないんじゃなかろうか。確かに不運な失点はあったけれども、J2では起こりがちな話です。全てを上回ってこその昇格。「挑戦」のメンタリティを試合で表現して欲しい。守備はメンバーが変わると改善の兆しを感じられないのでもうしばらく闇は続きそう。


結果的に4失点で試合を落として未勝利状態が継続。怪我人もいるし、良い事は何もありませんが昇格を目指すシーズンならばやるしかねぇんです。攻めの忍耐。何度跳ね返されても仕掛け続ける忍タン。胆力。忍胆。来年のスローガンが決まりました。忍胆。「ににんがにんにん」よりこっちを思い浮かべられなかったブロガーとしての実力不足を痛感しつつ、次です、次。ルヴァンカップ。若手とチャンスが少ないメンバーの奮起の時です。底上げにつなげて欲しい。忍胆。



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