2022/03/31

2022年 明治安田生命J2リーグ 第7節 仙台戦

【仙台 1 - 3 大分】


連勝です!連勝!直近で惨い試合を観た気がするのですが思い出せません!水曜日に仙台に乗り込んで11連戦の10戦目!もうすぐ休みだぞ、みんな頑張れ!休めないサラリーマンは仕事を終えて後半からのDAZN生観戦でした。前半も追いかけ再生。
スタメンは前節琉球戦がベースの4-4-2。「勝っているチームは触るな」の法則。残念ながら怪我っぽかった大エース町田也真人はベンチ外。町田の代わりには渡邉新太が入って、2トップは呉屋と長沢。チームは週末に東京で連戦になるので大分には帰らずに宿泊出張が続くのでしょうか?泊まるにしろ、帰るにしろ旅では感染に気を付けて欲しいところ。

週末に惨い試合を観た気はするものの詳細を思い出そうとすると頭痛がして何も思い出せない訳ですが、週末にカツ的なものを食べなかったことは確かに覚えている。ゲン担ぎとしては良くなかった。しかし、胃のコンディション的にカツ的なものはもう食べたくない、でも負けられない、ということで大戸屋のチキンかあさん煮定食を食べました。チキンカツだけど、揚げ物じゃなくて煮物になりますから、ほぼ飲み物に変わって飲み込みやすくなります。チキンかあさん。母鶏ってことなのか、人間の母が揚げて煮ているのかは永遠の謎です。とにかく「トリが勝つよ、かあさん」ってことです。(※どういうことだ)

対する仙台。大変なことに感染者が出たらしくベストメンバーではない模様。さらに今シーズンの攻撃の主軸である水戸から獲得した中山仁斗を怪我で欠く緊急事態。前節はホームで町田に0-3で敗北をしておりチーム状況は下り坂か?この試合は特に4-4-2のCBが福森と若狭という、彼らのデビューから知っているこっちの方が不安になるような守備体形。やり繰りには悩んでいる模様。ベテランの梁勇基、略してベテ梁がスタメン。注目は鹿島から「ふるさと納税移籍」した遠藤康。すっかり遠藤のチームになっている様子です。監督は昨年から特に印象に残るほどの試合数で指揮を執っていない原崎監督が継続。

試合前日に仙台公式がツイートしたデータプレビューではインターセプトに強みを持つ仙台がボールを大切に保持する大分のパスを奪えるか、という試合になると予想。試合早々コーナーキックから失点したと思って白目を剥きましたが、ベテ梁がオフサイドで事なきを得る。試合の入りは仙台に分があった印象。


保持時に3バックに変換するスタイルでじっくりとボールと主導権を握り始めると、プレスでハメに来る仙台の裏へのロングフィードを効果的に使い始めたトリニータ。この試合は保持とロングボール、その攻撃選択肢のバランスが良かった。福森と若狭を呉屋と長沢が上回る。


10分、CKで跳ね返されたボールを自陣GKまで戻し、右サイド自陣深くで受けた下田北斗がロングボールで一気に裏返すと長沢がキープ。呉屋に渡して全体が前進、呉屋は左サイドに展開し、小林成豪が受けてDFと1対1を制してゴラッソ製造機が稼働。ニアにぶち込むというゴラッソで先制。小林成豪、素晴らしいゴールでした。


前半はシステマティックに小林裕紀が下がって後ろを3枚にして両サイドバックを高い位置に配置し、サイドハーフが内側に入ってツートップと絡むスタイルが機能。先制後の試合運びに難がある試合が多かったですが、バランスを維持しながらチャンスメイクが出来た前半でした。

監督のメッセージを受けて後半キックオフから攻撃の意識がより強くなったのか、47分に下田北斗が今度は左サイドの高い位置でボールに絡むと、下田→渡邉新太→下田→長沢と繋ぐと相手DFがインターセプトし切れず、こぼれ球を呉屋が押し込む追加点。

そう!こっち!33点決める方の呉屋の写真を使い続けて欲しい!今年の呉屋、33点取ります!素晴らしいゴールだった。これで安心できると良いのですが、例え後半の立ち上がりに追加点を得ても、後半だけで6失点くらいする可能性もあるので油断できません。ここからの試合運びが重要。前がかりになる仙台をいなしながら時間を費やせるかどうか。


いまだ無失点でシャットアウトしたことのない我が軍、やっぱり失点しました。無念。69分に仙台がDFを投入して3バックに移行。仙台も両サイドバックを高い位置に押し出す。仙台の自陣深い位置からのFKが起点。前線への楔のパスを富樫がダイレクトでサイドに展開。トリニータの左サイドを加藤と真瀬に突破されて真瀬のキックがループシュート気味に決まってしまう。若干不運なゴールだったと思うのだけれども、今シーズンこういうのが多い。そしてやはり遠い「無失点」です。「六失点(むしってん)」はするのにな。

ここからの選手交代が予想外であった。キャプテン下田北斗をエドゥアルドネットを投入。この交代策は博打に感じたのです。というか、はっきり6失点を思い出しました。ボールは落ち着くけれども失点ピンチも増える可能性もあるので大丈夫なのか!?というのが第一印象の交代策。しかし懸念を払拭する圧倒的な結果を見せてくれました、エドゥアルドネットさん・・・・しゅごい・・・。下平監督、采配的中。

大分トリニータを応援していても中々遭遇できないFKからの直接ゴール。若狭のハンドで得た良い位置でのFK、ビックリするくらい壁に入る選手に指示する伊佐。え?伊佐?伊佐もフリーキックを蹴るぞ、と言い出すDAZNの解説。「まじ!?」と騒然とするDAZN観戦勢。熱のこもる伊佐の蹴るぞ蹴るぞ感。でも蹴ったのはエドゥアルドネットでした!そりゃそうだ!伊佐のフリキック!蹴る振りだけ!フリキック!新しい!この駆け引きに勝利して見事にフリーキックを決めたエドゥアルドネットのリーグ戦デビュー弾で突き放しの3点目。ゲームを決め切りました。連勝めでたい!なんか6失点した試合のことも思い出したけども!リーグ戦は連勝なのでもう一回忘れよう!


シーズン序盤として重要な仙台でのアウェイ戦を制して、勢いに乗る連勝になったと思います。特に惨敗の直後だったので切り替えのためにも重要な勝利となりました。ルヴァンカップに出場した若手には超絶危機感を感じてもらわないといけませんし、リーグ戦でのスタメン争いも激化してもらわねばなりません。辛かった11連戦も遂に最後の1戦を残すのみ。今、勢いのある東京Vの4-3-3相手にどこまでできるのか、重要なアウェイ連戦です。目指せ3連勝、ゲーム内容も上向きになってきたので期待しましょう!



2 件のコメント:

  1. いい試合すると露骨に筆が乗るのとても好き。
    これからも地に足付かないふわっふわの記事期待してます!

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    1. 匿名さま

      コメントありがとうございます。筆、露骨に乗ってましたでしょうか?自覚はありませんでした。基本褒めてあげたい意向で書いていますので負けると辛いんです。6失点はなお辛い。おそらくそのあたりの気持ちが出ちゃってるんだと思います。勝ち続けてもらえると期待に応えられると思いますので、勝利を期待願います。

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