2022/04/28

2022年 明治安田生命J2リーグ 第12節 栃木戦

【大分 0 - 0 栃木】
仕事で後半からDAZN生観戦でしたが、前半の時点で無得点だった時点で嫌な予感。嫌な予感でした。水曜日なんでね、短めに。
結果を残してなんぼの円熟期を迎えているメンバーがですよ?前半に得点出来ていないってことは栃木の守備を攻略できなかったってことじゃないですか。それで前節も金沢にカウンターから3失点した訳でね、嫌な予感しかありませんでした。 栃木は3-4-2-1で守備時5バックになりスペースを埋めるスタイル。右サイドハーフには在籍経験のある黒﨑が先発。左に居るはずの福森はレンタルなので契約で出場叶わず。5バックでカウンター狙いのチームですから、攻めあぐねるのも仕方ないのだけれども、それでもチャンスはあったし、前節の金沢戦も含めて引かれた場合にどうこじ開けるのか、その課題がカウンターを対策するが故に浮き彫りになった。つくづくサッカーはバランスが重要な球技だと感じますねぇ・・・。 しっかりとした守備ブロックを形成する栃木も後半に徐々に疲弊してスペースが出来始めた矢先に選手交代で先に動いて補強した時崎監督のマネジメントに隙は無かった。停滞したトリニータはベテランと若手を投入。ルヴァンカップでアピールに成功した選手をベンチ入りさせて、スタメン争いへの希望を提示してくれるマネジメントは良い。 さらに円熟の2トップをごっそり交代。藤本と宇津元の「もともと2トップ」結成。 最後にはキャプテン下田北斗を弓場に交代するという、「結果を出さないなら世代交代するぞ」という強いメッセージ。このチャンスで若手が燃えなければダメなんだけれども、一番ゴールに近づいたのがベテランの梅崎だったのでまだまだ甘いってことです。梅崎の必死さとガツガツ感が一番若手感あった。これまで結果を残して長年プロとして生活し続けている男のプレーのスタンダード。あの姿勢に若手が感化されたければダメです。交代メンバーが入ってからはグッと力が入りましたが残念ながら得点ならず。栃木の守備は粘り強かった。 先発の円熟期メンバー、後半途中までの展開を観る限りは良かったのだけれども、金沢戦同様、今節も壁を崩せず。正しくまじめな攻撃に終始し過ぎかなという印象。ペナルティエリア内でごちゃごちゃの状況を作れたら呉屋は33点獲れる人だし、長沢も長身を活かして決められる人なんだけどどうも最近噛み合わない。サイドに長沢がチャンスメイクしに顔を出す場面が多いと思うんですけど、真ん中にポジションを取り直す頃にはボールを最終ラインに戻してしまうシーンが多くてもどかしい気持ちになってしまいます。珍しく無失点に抑えられて、課題はちゃんと克服できたけれどももどかしい気持ちですね。

セットプレーも安定しないし、常勝チームへの道は遠い。若手が結果を出して円熟期メンバーを脅かして欲しいのだけれども、この試合も結果を出すまでには至らず。次節の千葉は栃木よりも堅守な訳で、千葉の強固な守備網を破れるのかどうかで前半に上位に食らいつけるのか、中位で終わるのか、試金石となる重要な試合になりそうです。

2 件のコメント:

  1. アウェイ専用2022年4月28日 0:48

    多分、去年までゲン担ぎに使ってたチキンカツサンドをたるチキサンドに入れ替えたセブンイレブンのせいだと思います。

    いやークロス上げても点が入る気が全然しないですね。たまにはカットインとかヒールリフトからのエリア外からのオーバーヘッドとかかましてもいいと思うんですが。

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    1. アウェイ専用様

      コメントありがとうございます。それはセブンイレブンのせいですね。ゲン担ぎ、なかなか実を結びませんねぇ。しかし、ジェフ戦で遂に若手が開花してくれましたよ。堅いはずのジェフの守備から3得点。セブンイレブンのおかげかもしれません!!

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