2022/06/12

2022年 明治安田生命J2リーグ 第21節 新潟戦

 【大分 1 - 2 新潟】

シーズン42節のうち、21節目。前半戦最後の試合をDAZNで生観戦。首位新潟を昭和電工ドームに迎えて6月の反転攻勢を実現するために大切な、大切な試合だったんですが負けました。これにて7勝7分7負というトリプルセブンがキッチリ揃って中位に収まる。7が3つなんでね、これから確変が始まると思います。単発で終わるか連荘するかは分からんけれども。まぁね、どうせなら7が揃った方が良いですよね。・・・いや!良くねぇわ!パチンコ打つ人間以外誰も喜ばんですよ!勝ったり分けたり負けたりをバランス良くこなした前半戦でした。

怪我人が戻って来たと思ったら、怪我人が増えた模様です。前節2得点を生み出したサムエルがベンチ外。今シーズンは活躍したら怪我しちゃう法則でもあるんでしょうか。困ったもんです。サムエルの代わりには呉屋がワントップに入って、前節同様の3-4-2-1を継続。メンバーも継続。ミラーゲームに持ち込んだ町田戦が良い内容でしたし、期待感はありました。

懸念事項があるとすれば、呉屋のケチャップの瓶が詰まり気味であること。対策としてゲン担ぎ発動。呉屋にゴールが出るようにゴーヤチャンプルーにケチャップをドバドバ使って過剰な塩分を吸収してみました。・・・残念ながら全く効果無し。ケチャップが足りなかった模様です。

対する新潟。シュイニタツニイガタ。J2生活5年目の新潟は昨年も一時は首位に立っていたけれども夏以降に調子を落とすというか、伸び悩んでしまった。今年こそは、という意気込みが強いのではなかろうか。4-2-3-1を運用中。注目は個人昇格せずに残留した10番本間と高木。攻撃面ではこの2名がJ2で猛威を奮い、卒業生GK小島を中心とした堅い守備で堅実に勝ち点を積み上げているチーム。星がボランチをやっているらしいという噂を聞いていたので楽しみにしていたのですが、ベンチスタートでした。星がボランチ・・・・一体どんなチーム事情だって話です。伊藤涼太郎は三平をリスペクトしてかアフロに近づいてました。

試合開始直後は本当に素晴らしく新潟のビルドアップを守備でハメ込んで高い位置でボールを奪って押し込むことができていたと思います。試合のね、入りだけは良いんです、今シーズン通じて良い。最初の10分で先制したら勝ちパターン。先制出来ないと怪しくなっていく。新潟もGK小島を含めてビルドアップしていくチーム。ゲームは前節町田戦の反復か肉弾戦で負けることが許されない意識が強く出ており、ファウルは多めになってしまったけれどもインテンシティの高い熱戦でした。最初の10分を耐えた新潟に21分に先制を許してしまう。


失点のシーン、新潟のFW鈴木がボランチの脇に下がってボールを受けるんだけれども、その瞬間に三竿はラインを上げている。ペレイラはパスをサイドに追いやろうとするけれどもターンされて真ん中にパスを通されてしまう。ペレイラが1つミス、ラインを上げた三竿と連動出来なかった上夷も微妙だったんだけれども裏を取られてGKと1対1の局面を作られてしまった。最終ライン3人の連携が課題と言えばそれまでですが、弱点として狙われた印象もある。DAZNではオフサイドに見えるギリギリのプレーでもあったけれども、シーズン前半戦を通じての失点の多さはこの試合でも浮き彫りに。今までに無かったような新しいパターンの失点だったので、メンバーと並びと巡り合わせとが噛み合わないからずっと3連勝出来ていないような気がしてます。


新潟の守備はサイドで数的優位を維持するような守り方になっていて、我が軍の「チーム香車」の両サイドがなかなか突破できずに攻めあぐねました。跳ね返されてもチャレンジ&チャレンジ。コーナーキックの獲得は多く出来ていたのでセットプレーで決められていれば楽になったのですが、全く決まらず、追いつけないまま前半を終えました。

後半開始早々に2失点目。左サイドでびっくりするくらいフリーになっている新潟の選手がいて、そこは誰が守っているんですか?状態。幅を取る新潟に対しての守備が機能していなかった。守備は建て直しが急務。ずっと緩い失点が続いている。後半戦に向けてしっかりやり直しましょう。長沢と松本怜を投入しての反撃で1得点を取れたのはお見事でした。円熟チーム、松本怜のクロスも素晴らしかったし、決め切った長沢も素晴らしかった。惜しいシーンは他にもあったけれども、反撃は1点止まり。敗戦。残念。


前節はサムエルありきの戦術だったと思うので、怪我で出れなくなったのであればやり方は変えなければならなかったのではないか。両サイド、特に左サイドの藤本には二人がかりで対策をされていたので、もっと早めに松本怜の投入を行っても良かったのではないのか。準備期間があったはずなのに、色々とチグハグになっていた印象の試合でした。最初の10分は良かったけれども、対策したというよりも対策された印象の方が強い試合でした。まだ組めるメンバーと戦術の幅が狭い。やれることは最大限やれているとは思うのですが、3つ続かない。3連勝が遠い。


勝ち点28で前半戦を終えた。このままでは足りません。守備面でのテコ入れは何とかして欲しい。呉屋の活かし方はペナルティエリア無いでごちゃごちゃを作ってあげてこそ。まだ出来ることはあるはず。シーズン前半戦、下平監督は選手を信頼してチーム作りをする印象。若手にとっては成長するチャンス。しかし、ピッチ上での各々の自己責任も伴う運用です。得た経験を後半戦の結果に繋げて欲しい。勝てなかった14のチームにリベンジする後半戦にしよう。



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