2022/10/10

2022年 明治安田生命J2リーグ 第40節 横浜FC戦

【横浜FC 2 - 3 大分】
 
 
 
\僕たち!!/\私たちは!!/\プレーオフ芸人です!!/元祖プレーオフ昇格クラブがプレーオフ進出確定!!勝てば自動昇格となる状態の横浜FCの本拠地に乗り込んで制した雨の激闘。大体三ツ沢では雨の激闘です。今年もやはりとんでもない試合でした。これまで長年トリニータの試合を観続けて来ましたが、この日の3ゴールは全てが素晴らしかった・・・(※うっとり)リーグ戦の観戦としては個人的にこれがラストアウェイ。ラスタウェイ。後悔しないように雨でもカメラを気にせず写真を撮りまくりました。


前節長崎戦のブログ、実は試合の前半に3得点した時点で飲酒してしまい、色々と訳の分からないことを書いてしまいました。いつもはね、だいたい飲まずに書くんです。でも九州ダービーで3得点ですよ、あなた。飲むでしょうが。飲んでしまった影響からか実際には長沢が1アシストだったにもかかわらず、井上健太が3アシストとか嘘を書いたり、長崎の加藤聖を井上聖って書いたり、弓場のためにパークプレイスをアロープレイスにしろって書いて弓は英語でボウだろうがアローは矢だと老舗ブロガーに真っ当な突っ込みを入れられたりと、めちゃくちゃな内容だったので改めてお酒を飲みながら書くブログはダメだなと反省です。今日は黒ラベルを飲みながらもしっかり書きます!(※だってしょうがないじゃない)


三ツ沢のゴール裏は青く染まりました。雨の中、この量の青いフラッグをどこからどう用意したのかは謎ですが、有志の努力が感じられる熱量があった。一方で勝てば昇格を決められる状況にしては空席が多かった三ツ沢。前日、6年振りの自動昇格を実現した新潟の3万5千人の観客をDAZNで観ていただけにちょっとイメージと違った。雨の影響だろうか?それにしても3連休の中日だし、満員のポテンシャルはあったはずの試合。我が軍とは毎回名勝負を生み出すのに。あれ?っていう印象でした。まぁ新潟の2万人5千人くらいも今まで6年間どこに隠れていたんだっていう話なんですけれども。

スタメンは予想通りのメンバー。左サイドは増山。ベンチには高木、香川、宇津元、ネット、野村、夢生、サムエル。終盤戦にかけての安心と信頼のメンバー構成。

対する横浜FC。38節に救急搬送されたGKブローダーセンが戦線を離脱中の様子で前節から六反がゴールを守る。四方田監督は現在3バックで我が軍とミラーゲームとなる3-4-2-1を運用中。金髪のマルセロヒアンをワントップにリーグ断トツの得点王、エース小川航基がシャドーに入る。前半戦の対戦時に素足のゴールを決めた山下諒也はベンチスタート。


キャプテン業務に復帰した下田北斗。コイントス後に横浜FCキャプテン長谷川と殴り合いを始めたのでこの試合は荒れる予感がしました(※フロンターレ繋がりでじゃれ合ってるだけです)ここにもきっと2人のドラマはあったはず。


ミラーゲームとなったこの試合、お互いにコンパクトなラインコントロールの中でプレスを掛け合い、パスを繋ぎ、ロングボールで裏を狙い、セカンドボールを拾い合う、とにかく止まらない動き続ける好ゲーム。球際が激しく、濡れたピッチの影響でスピードを出そうとする踏ん張りが効かずに五分のボールでファウル判定が多めになった。なかなか主審と判定基準の折り合いが付かずに荒れ模様となったのは残念でしたが、それを差し引いてもクオリティの高いJ2最高峰の内容だったと思います。良い試合だった。


試合の動きは激しかった。立ち上がり僅か5分、右サイドからの最初のチャンス、最初のクロス。井上健太のえぐらないクロス。もうね、相手チームもえぐられない様にスペース消しますから、それならと浅い位置からのアーリークロスを選択する井上健太。このクロス対応に長沢に引き付けられる横浜DF陣。



長沢に引っ張られたスペースを活かしてクロスに入り込んだのが梅崎。身体をひねってヘディング一閃。またもや右サイドから電光石火の先制点を生んだ。梅崎の素晴らし過ぎる技ありのナイスゴールでした。滞空時間長かったな。めちゃくちゃ上手なヘディングシュート。



ゴール後のわちゃわちゃをですね、写真撮ってたんです。そうすると少し様子がおかしい。なんだか不穏な空気を感じた。



輪が解けて出て来た井上健太、肩が外れていました。千代の富士並みの脱臼癖。これは焦りました、私。先制したものの、開始5分で井上健太を失うことは避けたい。増山の肩外れたサインは何なんだ。

しかし、井上健太は肩をハメて無事復帰。本当に無事なのかどうかは分からんけれども、即時職場復帰で一安心。よくテレビで芸人さんがわちゃわちゃになって、輪が解けたら出川哲朗さんが裸になってるとか、そういうのありますけれども、そんな感じだったので衝撃的でした。梅崎のゴール忘れかけた。心臓に悪い。

22分のシーン。プレスを回避した末に、GKから前線の長沢に入れた正確なボールだったけれども、長沢は収め切れずに倒れてファウルをアピール。残念ながらノーファウル判定で奪われたボールがそのまま前線に入ってカウンター・カウンター状態となって小川航基に決められてしまった。少しだけ足が止まった瞬間があったのでセルフジャッジはダメです。同点に追いつかれてしまった。それでも一進一退の攻防の中、前半終わり際に試合が動いた。下田北斗のFKが直接決まったのだけれども、数分前にほぼ同じ位置で梅崎が蹴ったFKに伏線があった。ほとんど同じ位置、同じ壁の作り方。


梅崎の1回目。この位置とほぼ同じでFKを得た。

2度目の駆け引きの中で、六反は恐らく梅崎が蹴ることを想定していたのか、自身の左側に体重をかけました。意図はよく分からないけれども逆を突かれた様で反応が遅れた。








コースは割と甘かったと感じたのだけれども、六反は触れられず。1度目のフリが効いて2度目の駆け引きで上回った。下田北斗の技ありゴールで再び突き放してリードを奪った。


当然ゴール後にわちゃわちゃするんですけれども、これまた井上健太が肩を外して出て来たらどうしようかと思ってドキドキしたっつうの。過剰な心配で今回は無事でした。一安心で前半をリードして終えられた。

お互いにシーズン通して自分たちのやり方でやり切ってきた両チームなので、小細工は通じない。真正面からお互いの良さをぶつけ合うような試合は後半も継続。

手前のサイドに井上健太が来るとワクワクしちゃいますね。この日も右サイドの作り方は秀逸で、町田也真人、小出、井上健太で決定機を作り出すシーンは素晴らしかった。


しかし、次の得点は横浜FC。最終ラインからのボール回しの中でプレスを回避しきれずにロスト。ショートカウンターを受けて失点。ペレイラの全身で止める根性のシュートブロックも間に合わず。またも小川航基に決められてしまった。


再び同点に追いつかれたトリニータは痛めた感じの長沢を下げてサムエルを投入。その後に疲労の見えた町田と梅崎の両シャドーを下げて夢生と野村を投入して2トップに移行。ターゲットを増やした。


サムエルと夢生が前線で身体を張ってキープを試みるも中々攻撃に移れない時間が増えた。素早い切り替えが繰り返される一進一退の攻防の中、野村の凄まじいゴールが決まった。

ここからです。今日はもう写真ばっかりです。ここからシュートを打つとは思っていなかった。いつも写真を撮りたい気持ちと、試合を観たい気持ちで揺れ動くんですが、この日はもう写真です。リーグ戦最後なので写真にしました。だから撮れました。少し遠い。意外だった。















DFのシュートブロックも間に合わず、六反の両腕も吹っ飛ばしてゴールに突き刺さった、当に弾丸のようなシュートだった。凄まじいゴール。その後のゴール裏へ走った後もエモーショナル。




ゴール裏に飛び込む野村、夢生さんは楽しそうだし、弓場も叫ぶし、ぐちゃぐちゃです。井上健太の肩さえ外さなければ何をやって頂いても構いません。三度横浜FCを突き放すスーパーゴールで勝ち越しに成功。

確かにこのところパフォーマンス的には少し物足りなかった野村。試合後の涙のインタビューで古巣に対しての気持ちとか、チャンスを貰っているのに結果を出せず、試合に出場できない選手達に対する気持ちなどで昂っていた。しかし大一番で10番の仕事で魅せてくれた。濡れた三ツ沢のピッチを知っている男がいたことが勝ち点3を得る要因となった。本当に凄いゴールだった。





この後は荒れ模様。荒れれば荒れるほど時間が稼げる我が軍にとっては好都合。なぜにクレーベが後ろから下田北斗を殴ろうとしているのかは不明。ノーリアクションで何事も無かったように歩く下田北斗も下田北斗である。何かあったんだろうけど。激しい試合だったので主審は難しかったと思いますし、両チームにシーズンの結果が紐づいている試合だったので絶対に負けたくない気持ちのぶつかり合いがそこらじゅうで発生していたので現場にいてもどこを観ていても追いつかなかった。熱い試合でした。ゲームはもうスコア動かずタイムアップ。






スタメンの紹介時に野太い声でブーイングを受けた下平監督。かつて指揮を執ったクラブ相手の勝利は格別だったのではなかろうか。横浜FCには昇格して欲しいけれども、それは今日ではないという言葉が全てだろうと思われます。色々な想いが交錯した熱戦。

この結果で3位の岡山にはまだ逆転自動昇格の可能性が残った。断然有利なのは横浜FCだけれども、残りの2戦で勝ち点を得なければならない。万が一、大逆転が起こるとプレーオフで横浜FCと戦う可能性もあるんでしょうか。ほぼないだろうけれども、ゼロではない。最終節に熊本vs横浜FCが残っているので横浜FCは次節が非常に大事。残り2試合、トリニータとしてはプレーオフのホーム開催に向けてひた走るのみ。

あの頃のプレーオフと違って、勝ち上がってもJ1クラブと戦わなければならないので一筋縄ではいかない。蜘蛛の糸を辿るような話だけれども、上位2枠に入れなかった今、その僅かな光を頼りにまだまだ可能性を追える。これは僥倖以外の何ものでもない。勢いを継続しよう。本当に、リーグ戦終盤の最後の最後まで手に汗握る試合を観続けられることを感謝したい。楽しい。たまらん。



6 件のコメント:

  1. 那覇で待ってるで…(´・ω・`)

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    1. 匿名様

      コメントありがとうございます。行けませんのよ!

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  2. 那覇で集合!…(´・ω・`)

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    1. 鳥脳様

      コメントありがとうございます。鳥脳さんとバッタリ会ったJ3琉球戦が昨日の事のようですね。今回は行きません!

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  3. アウェイ専用2022年10月10日 8:49

    激戦でしたね。雨だったんでちょっと悩みましたが現地参戦して良かった。
    個人的には3点目決まったとき、サブメンバーのネットがゴール裏にダッシュして勢い余ってコーナー付近をショートカットした瞬間、副審にごめんねテヘペロって感じで謝ってたのと戻ってきたとき副審とタッチしてたのがツボりました。

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    1. アウェイ専用様

      コメントありがとうございます。この試合は現地で観るべき試合でしたね。行って良かった。ネットさんにそんなことが起きてたんですね。色々起こり過ぎて見所多過ぎました。現地に行って良かった・・・。

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