2023/05/14

2023年 明治安田生命J2リーグ 第15節 熊本戦

【大分 1 - 1 熊本】


久々に1万人以上を動員出来たホームでの熊本戦をDAZN生観戦。あの手この手で煽りに煽ってスタジアムに人と熱を呼び込むその手法。確信犯ですあれ、確信犯。悪い大人の仕事です。そのかいあって雨の中でも12,096人の動員に成功。九州ダービーとか、昨年のプレーオフのリベンジだとか、ストーリーが作り易いので動員のテコ入れ策として抜群の効果がありました。大成功。フロント、ようやくテコ入れで頑張りました。が、煽ったが故に結果が出ないと悔しさ2倍。


試合は選手が頑張りました。3連戦後にオフを挟んでリカバリできたであろう元気いっぱいのメンバー。GKは西川に戻って高木はベンチ外。理由は不明。新井が初のベンチ入りかな?3バックは左のデルランが出場停止とあってランボー香川がスタメンを奪取。香川も一発退場からの出場停止を経ての復活でアシストとかゴールを決めてくれたらそれだけでブログが書けるので期待していました。ランボー怒りのスタメン復帰。真ん中安藤、右は上夷。ボランチは野嶽と弓場のコンビ。特に弓場はピッチピチの21歳の誕生日だったしゴールしそうな雰囲気ありました。惜しかったなぁ、あのシュート。左サイドは藤本。ワントップ伊佐、シャドーは野村・中川のコンビ。右サイドはトリテンで対戦時の相性が良くて「熊本ぜったい殺すマン」だとアピールしていた茂平。アピールしていた割には相性の良さは出ず。スタメン確保のために盛った疑惑あります茂平。ベンチに入ったサムエルは痩せました。痩せてました。



対する熊本。昨年プレーオフ以来の対戦。プレーオフもあの試合は引き分けですから。負けてないから(※しつこい)結局熊本もJ1勢に勝てず、J2のまま。主力がJ1に個人昇格してしまって、FW高橋、MF河原、坂本、杉山、DFイヨハと背骨を失った熊本。これまで同様、ポンポンスポポンのリズムでおなじみのフォーメーション「3-3-1-3」を運用中。今年はもっと苦戦すると予想していたんだけれども戦い方と編成にズレがなかったからだろうか、予想以上に奮闘中の印象。戦い方が独特なので常に難しい相手です。大木監督のチームは極端。



前節も赤いマンツーマン気味のチームと戦ったばかりでしたが、熊本も守備時と攻撃時で二面性を持つチーム。守備時は人に付き、ボールを奪うとすぐにスペースに移動し続けるので捕まえずらい。試合開始直後はプレーオフの時と同じように何故か隙のある熊本。決定機を何度も作れましたが決め切れず。これが尾を引く試合となってしまった。保持時のマンツーマンディフェンスにより、自陣のマイボールのスローイン時にボールを奪われてショートカウンターを受けてミドルシュートを決められてしまった。避けられたはずの、もったいない失点でした。この失点以降、熊本にペースを握られてしまう。お互いの人員配置にギャップがあって、ミスも発生しやすく、攻守の入れ替えが頻発。とにかく走り回る試合に。

 


守備面では熊本にかき乱されることが多かったけれども、香川と藤本を中心とした左サイドでは攻撃が活性化。この試合は両軍共に決定力だけが問題で、チャンスとピンチが多いハードな試合でした。トリニータの攻撃が実ったのは56分。左サイドで素早いパス回しの末、野嶽が持ち上がっての後ろへのパス、中川のシュートがゴール右隅に決まった。同点に追いつく。



連続試合ゴールで決定力の調子はチームでピカイチの中川。相変わらずの昇天っぷり写真です。一連の流れは素晴らしい連携でした。同点ゴールの後はトリニータが試合支配しかけたけれども一進一退の、もどかしい攻防が続いた末の引き分け決着。痩せサムエル投入もロングボール一辺倒でなんだか、スッキリしない攻撃が続いてしまいました。結果またも熊本とは引き分けで終了。前半の決定機を先に決め切れていたらもう少し楽に試合を進められていたと思うので、この試合に関してはゴールを決め切れなかった点と、スローインから失点してしまう軽さが反省点。ただ、攻撃の形自体はゴールも奪えたので、交代後のメンバーでどう得点に結びつけるのか、もうひとつ武器があると頼もしくなるのだけれども。


先制されてからの引き分け決着なのでそこまで悪い内容ではないものの、煽りに煽ったが故に諸刃の剣となってスッキリしない結果となってしまいました。勝たなきゃいけない試合でしたね・・・。



問題は連戦の中で次の試合が水曜日の13時30分に山形で行われる罰ゲームじみた日程ってことです。何故ゆえに山形は昼間に試合をするのか?現地の小中学生を無料招待するっぽいけれども、遠足に使うのでしょうか。謎は水曜日に解明される。平日の昼間にJ2ですよ。



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