2023/07/30

2023年 明治安田生命J2リーグ 第28節 山形戦

【大分 0 - 1 山形】
 

優勝に5万円賭けてるんです。1試合消化の少ない首位町田と12ポイント差は流石にもう厳しい。来年のロイヤルシートシーズンパス購入の夢は儚く消えそうです。つらい。毎週どんどん辛い。今回はアウェイで平日昼間に試合を開催しやがった上に5失点もさせられた憎き山形をホームに迎えて、なるべく嫌がらせをしてやりたかったのに返り討ちに合ったので更に辛い。シーズンダブルを食らってリベンジ果たせず。


怪我人が戻って即スタメン。それもどうかと思うのだけれども、しかしまぁひとまず負傷から癒えたばかりのメンバーが帰ってきてくれました。4バックの左サイドに高畑、ベンチには宇津元と香川が無事帰還。4-1-2-3か4-2-1-3なのか、中盤の野村・中川・保田が運動量多くローテーションするので分かりにくかったけれども、4-3-3ってことで大丈夫です。試合後の保田の証言からすると野村とのダブルボランチだったらしい。前節得点した松尾がスタメンを奪還。しがみつけ松尾。



対する山形、クラモフスキー監督が解任されて渡邉晋コーチが昇格して新監督に就任。クラモフスキー山形と戦いたかった。4-2-1-3を運用中。山形強化部はJ2で干されている若手に声を掛けるのが上手な模様。町田から高江を、長崎から宮城天をシーズン中に補強。特に宮城天はトリニータとの試合でレッドカードをもらって以降、信頼を失って試合から遠ざかっていたらしいのでこの試合は宮城天のリベンジでもあった。こちらもリベンジならずだったけれども。リベンジ不発試合ってことです。せっかくのドラマがあったのに成立せずですよ、書き辛いですよ。



ニータンプロデュースのドリンクと聞いてスッポンの生き血くらいしか思い浮かばなかったんだけれども、ただのメロンクリームソーダの模様です。スッポンの生き血を飲みたい人は騙されないように。(※そんな人いない)



試合はですね、DAZNで生観戦したのですが前半の内容が良かったとは思うのだけれども、試合の攻防というか、なんというか、ちょうど観たいポイントがよく分からなかったんですよね。DAZNを見ても分からない。山形が最終ラインでボールを保持している映像が映っているのだけれども、山形が前線にボールを供給すると、悉くトリニータの守備網に引っかかって奪い返しに成功。どういう守備体形で守っていたのか、ポジショニングが分かりません。これまでにない守備の仕方のような気もして、整理整頓された守備戦術があったような気がする。たぶん、見えないから何とも言えないんだけど。前半は山形の攻撃が形にならなさ過ぎて、山形側がよろしくないのかと疑ってしまうレベルであった。「見えなかった」という事実から考察するに、最終ラインが深かったということでもあるので、プレスのラインを下げた守備がハマった、ということなのであろう。たぶん。



トリニータの攻撃は長いボールの比率が若干減った印象。若干だけ。バランスは改善されたけど、まだ蹴る比率の方が高めになってしまった。ただ、山形のプレスを引き込んでから1枚は剥がし、フリーの状態で蹴れることが多かったからか、ワントップのサムエルに正確なボールを供給出来、サムエルがこの日は特別に頑張っていて体を張って起点になれた。この起点から藤本&高畑の左サイドコンビネーション攻撃が多発。松尾も右から中に入って来ていたし、クロスの精度さえあればという場面を多く作れた。先に1点でも決めておけば・・・・、という試合でした。特に左サイドの山形DF陣にイエローカードも出させておけたのでね、左サイドから試合を決められると思ったのだけれども・・・。



ハーフタイムの監督のコメントには最終ラインのコントロールに言及があるので、やはりいつもより深めのラインコントロールだったのかもしれない。後半、そのラインコントロールに対して山形が横パスを増やして縦の意識から横の意識に修正。狙っていた背後のスペースが無くて攻めあぐねた山形はテンポの速いパスでトリニータ守備陣に横移動スライドを多くさせることによって時間を作ることが出来ていた。それでも一進一退の攻防が続いたのだけれども、両チームゴールを割れず。


最後は途中から出場したイサカゼインが何故かフリーでクロスを放ち、卒業生後藤優介にヘディングでゴールを奪われて万事休す。そのままタイムアップとなってしまった。この試合、内容が良かっただけに評価が難しいのだけれどもホームで負けたのでね、ダメはダメですね。山形対策は素晴らしかったのだけれども、結果が付いてきませんでした。それでも、デルランや安藤がゴール前まで駆け上がったり、躍動している保田など、観ていて応援したくなる内容ではありました。散々な7月になってしまったけれども、連敗脱出のためにゴールを奪って欲しい。これ以上の連敗は許されない。踏ん張りどころが続くトリニータです。




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