2020/11/29

2020年 明治安田生命J1リーグ 第30節 名古屋戦

【名古屋 0 - 0 大分】


 
瑞穂陸上競技場が2026年のアジア大会に向けて残り2試合で改修工事に入るということで、現地は「ありがとう瑞穂」というノスタルジックな雰囲気一色。残骸となりつつある社民党大会かと思われましたが違いました。あ、ダメです政治の話はダメです。スタジアムの話です。




最後ということを強引な理由として行ってきました。老朽化で無くなってしまうスタジアムは寂しいけれども、6年後の新しいスタジアムが楽しみでもある。今まで名古屋との対戦は瑞穂送りでしたが、来年は豊田スタジアムで試合が出来るのであれば楽しみ増加。来年まで生き抜こう。現地は良い天気でしたが強風。常に同じ方向から強めの風が吹き続けました。この風と強い日差しでハイボールの処理に両軍が手を焼くという難しいコンディション。






鯱の師匠は静と動がハッキリしていて本当に写真が撮りやすい。プロマスコットNo.1の評価がふさわしい仕事っぷり。今まで数々のマスコットの写真を撮って来たからこそ分かる、鯱の意識の高さ。その辺のマスコットとは確実に違う。


本日のふくらはぎ写真です。ご査収ください。キックオフ前からスタジアムに入り、伊佐のふくらはぎ写真を撮る人生です。 このために生きている。はい、サッカーの話をしましょう。セレッソ戦から中2日でスタメンには変更あり。消耗が激しい両サイドの組み合わせ、攻撃陣の組み合わせを変更。
 

伊佐がワントップ、シャドーを田中達也と髙澤のコンビにして、左に星、右に高山という組み合わせ。サブメンバーには知念、町田、野村、松本怜、小林裕紀、刀根、ムン。3連戦を戦うメンバーという概念ではほぼほぼ同じメンバー。

 

対する名古屋、空前のワントップ不足に悩まされて遂に0トップに辿り着いたという苦しいやり繰り。金崎夢生、山﨑が怪我で不在の中、それでも結果が出ていたらしいので継続しているそうだけれどもこの日はこの流動的な0トップを大分守備陣がシャットアウトに成功。試合の入りこそ大分がボールを長めに蹴って様子見しつつ慎重な入り方でしたが、ボールを保持出来て効果的にパス回しは出来ていました。内容的には名古屋相手に凄い。素晴らしかった。




0トップの名古屋は安部、ガブシャビ、マテウス、前田の4人が捕まえ辛く、流動的に動くんだけれども、ドリブル突破攻撃が主体になるのでスペースを埋めて人数かければ何とか出来る雰囲気。遅攻が出来ない状態。もしも金崎夢生がいて、前線でボールを収めて深い場所で時間を使われると手の施し様が無かったかもしれないのだけれども、組み合わせとしてはやり易かった印象。前半は風下でハイボールに苦しんだけれども、無失点で切り抜けられた。マテウスの強烈なFKなどの飛び道具も風に乗って強烈になっていたけれども、とにかく切り抜けられたことが大きかった。


シーズン終了という別れの季節が近づいていることもあり、ハーフタイムにサブメンバーのボール回しの写真を撮っていたのだけれども、突如スプリンクラーが動き出して町田に直撃するという事件が発生。




町田、びちょ濡れ。倒れ込む町田。最後にネタをありがとう瑞穂。運の無い町田さんは風邪を引かないように気を付けて!


セレッソ戦に続きチャンスが作れていたけれども、またも得点出来なかったトリニータ。セレッソにも名古屋にも外国人の強力なGKが待ち構えていて、完璧なサイド攻撃からヘディングシュートが出来ていたにも拘らず質の高い外国人GKの壁を超えられなかった。惜しい。

 

名古屋の堅守を破れるチームが少ないから気にするレベルではないとは思いますが、策で形が作れていても最後のひと押しを決め切れる人材が足りないことは明白。こっちにも金崎夢生がいれば勝てていたかもしれない。両チームに金崎夢生が不足している試合でした。内容は良かった。プレスが効いていたからなのか、名古屋はパスミスが多く、後半は途中までボールを保持し続けられて左サイドからの攻撃に再現性があって良かった。特に長谷川が受けた後のターンとロングパスは抜群。メインスタンドの名古屋サポーターから「素晴らしい・・・」といううめき声が聞こえて来たくらいです。価値のあるスコアレスドロー。




交代メンバーの背番号が連番。


交代後も戦う伊佐。



この日も岩田のクロスの質が素晴らしかった。深くえぐらないポジションから期待感のあるクロスを放てるようになったのが成長の証。


鉄人にイエロー。今シーズンも最後まで連続出場記録を延ばせるでしょうか。冬の風物詩。



 

神戸はすでに33試合を消化済みなので、勝ち点3以上引き離せば神戸以上の順位が確定出来る状態。勝ち点1は悪くない。札幌が急激に調子を上げているので札幌に追い抜かれないように上位進出を。連戦お疲れ様でした。

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