第1節 アウェイ名古屋戦

いやぁ、遂に開幕ましたね。Ｊリーグ２００９が。

スカパーで生観戦してましたけど、サポーターも多数名古屋まで
駆けつけてましたね。お疲れ様でした。

さて、その開幕アウェイ名古屋戦。
トリニータの布陣は予想されていた通りの３－５－２で、


　　　　高松　　ウェズレイ

　　　　　　 金崎
　鈴木　　　　　　　　　高橋

　　　　ホベ　　 藤田

　コバヒロ　森重　 大海

　　　　　 西川くん


っていう自転車操業的布陣。
エジの代りに藤田を使い、深谷の代りに大海を右に、
大海の代わりの藤田の代りにコバヒロ。
ややこしい。

対するグランパ子（違うらしい）擁するグランパスは
玉田・ダビィの強力２トップである。
田中隼磨も補強するなど、サイド攻撃に磨きをかけている。
あぁ恐ろしいっす。
だが、昨シーズン４戦したけどやられた感じはないし、
良い試合になるだろうとは思っていた。

で、前半。
トリニータがペースを握る。
あれ？こんなに強かったっけ？っていうくらいに。
名古屋はほとんどシュートも打てず。
右サイドに振ったボールからゴール前金崎に渡り、
前半１０分という早い時間に先制する。
金崎の久々のゴールだなと。２代目開幕男襲名か？

もうね、去年の堅守を考えるとね、この時点で

勝ったな

と思ったの。俺は。
前半イケイケだったし。押さえ込めてたし、名古屋を。
０－１で前半が終わった時点でもう、勝ったと。
戦術としてシャムスカが高松を左サイドに寄らせて、
ウェズレイを下がり目にして、右にスペースを生み出させて、
そこを高橋が走るっていう攻撃が良い感じに決まっていたし。

んで後半よ。
前線の起点を潰され始める。
で、なんか足が止まり始める我がファミリー。
ロス疲れなのか？

そうすると特に守備を崩されている感じではなかったのだけど、
ダビィに強引に大海・森重ごと持って行かれて失点する。
ダビィ怖ぇぇぇ。

あー、と。
失点かと。でもまぁ、プランとして引き分けで良いんじゃなかろうかと。
金崎が引き続き調子よさげだし、ゴール決めれそうだし、
守りつつあわよくば得点できればなぁと。

と、思っていたらコーナーキックからカウンターを受ける。
右サイドマギヌンがドリブルで駆け上がり、鈴木を蹴散らし、
パンパンパスを繋げて最後玉田に決められちまう。

あああああああぁ。これはヤバイ。
後半３０分で２－１とひっくり返される。
でもよ、まだ家長とか出してないしね、まだ分からんよと、
そう思ってた矢先に、名古屋竹内の危険なタックルを受けた
高橋の大ちゃんが珍しくブチ切れて典型的報復行為、

突き飛ばす　を発動してしまう！

一発レッド確定！痛い。痛すぎる。
まだまだってときに一人減る。
右サイドから攻める手が無くなるし。
しかも次節右サイド誰？住田君なの！？


超凹む。


泣きっ面にダビィ。
さらに怒涛のドリブルで大海を振り切ってゴールされる。

３－１

終わったと。
そう思ってましたが、まだ残ってました。

元祖開幕男　ウェズレイが。

セットプレーから鈴木のクロスを頭で押し込む。
これで７年連続の開幕ゴールとのこと。
すげぇな。６度あることは７度あるんだな。

これで３－２となり、まだ分からんよと。

だがしかし一人少ない劣勢もあって、健闘むなしく
開幕戦敗北となる。
２得点出来たのに３失点するなんて、らしくないねぇ。
怪我人の影響がなきにしもあらず。

ゲームプラン的には「攻め」を重んじた様子。
守備より攻撃を、だったと思う。
後半高松が潰されたのが攻めの起点を失った原因と見ている。
ＤＦに挟まれまくってしまったのでもう少しサポートして
あげて欲しかった。

面白い試合だったけど、ねぇ、大ちゃん。
悪質なタックルだったよね、あれ。
俺もつい「アブねッ」って言ったもん。
いいよ、グーで殴らなかっただけ大人だわ。

しかしこれ、どうするよ。
次節右サイドどうするよ、これ。
エジに戻って来てもらって、藤田かなぁ。
まだまだ自転車操業的だな・・・。

たかが開幕戦、されど開幕戦。
この１戦をとても大切に考えるのは分かるけど、
結局３４分の１でしかない。
残り３３の積み上げを見せればいいのだ。

何しろまた、始まったのだ。
ワクワクする週末が今年も。それで十分だ。