2009/06/26

鹿の思い出

鹿との戦いを備えて。
鹿との思い出を少し。

中学校の修学旅行は奈良・京都・大阪であった。
大分県民なら大体そうだと思うのだが、別府からフェリーで出発する
どこにでもある修学旅行。さんふらわあだっけか?
トラックの運ちゃんにブチ切れられる、あの船である。
俺はK藤くんと仲良しで中坊っぽくじゃれあいながら遊ぶ。
1泊目で元気だし、船だし、夜だしで騒いでパンチパーマの
おっさんにブチ切れられるあの船。
あれに乗って関西に上陸。

大阪ではエキスポランドだっけか?海遊館だっけか?
そんな感じのところにいったはずだ。全然思い出せないけど。

京都の記憶はなんか、でっかい仏像とか、
そこにある柱の小さい穴に背の小さい子が通らされるとか
それくらいしかない。曖昧な記憶だが小さい穴に通れると
良いことがあるんだわ、きっと。で、小さい子が押し込まれ、
引っ張られるんだわ。K藤くんは背が小さく、押し込んで引っ張ってやった。
あ、清水寺で水飲んだな。3つくらい流れてるやつ。
ご利益がそれぞれ別の。K藤くんは全部飲んでたな。

で鹿といえば奈良だわな。
奈良公園に行くわけだ。丸い糞だらけの。
神の使いだから乱暴はしたらダメだと体育教師に言われる訳だ。
調子に乗って鹿センベイ買ったりするんだわ、中坊は。
センベイ持つと囲まれる訳だわ、鹿に。あいつら現れるんだわ颯爽と。
俺もK藤くんも囲まれた。K藤くんとは背中合わせ。
俺はすぐに全てのセンベイを奪われ、もう俺の手持ちがないことを確認した
目の前の鹿どもに舌打ちされつつ開放される。
その刹那、後ろからケツを捕まれる。
K藤くんがじゃれあって来たのだ。
「おぃ、やめろよぉー」振り返る俺。
遠くに見えるK藤くん。
・・・・あれ?
目の前に鹿。
びびる俺。ケツを確認する俺。
爆笑するK藤くん。
ビチャビチャのケツ。
鹿にケツを甘噛みされたことに気づく俺。
テッカテカのビッチャビチャのケツ、制服。
スリムの制服。
足首ファスナー付の裏地紫の自慢のパンツがセンベイの食いカスだらけ。
引きつる俺。
あのケツをつままれる感覚が鹿の口だったことが信じられない俺。
鹿と距離をとる俺。
怖いわ、鹿。

超甘噛みすんのな、奈良公園の鹿って。ねだる様に。
今だに感覚が思い出せるほど鮮明。
下から掴み上げて上からそっと押さえる感じ。
修学旅行の鮮明な思い出、鹿の甘噛み。唯一の中2の思い出。
ケツは意外とキレイに落とせたのでその後シカケツなんて呼ばれることはなかった。
断じてなかった。

ということで、鹿島戦も頑張ろうか。甘噛みの精神で。
・・・・・これ何のブログだろう?
仕事で試合観れないのでやけっぱちです。

けっ、鹿なんて!

0 件のコメント:

コメントを投稿