2022/05/19

2022年 YBCルヴァンカップ グループステージ 第6節 C大阪戦

 【大分 3 - 3 C大阪】


今シーズン最大最後の消化試合。既に敗退が決まっているルヴァンカップではありますが、そんな試合こそ若手にチャンスが巡ってくる訳で、ギラギラした若者を観たがる変態フットボールロリコン共が集まる平日の試合は予想よりも未来への夢と希望と体脂肪が詰まった内容となりました。3失点したけどな!

この日のスタメンはいつもの4-4-2でスタート。2トップは「燃えた体脂肪をゴールに変える男」サムエルとFWとして試された渡邉新太。左に屋敷、右に井上でボランチは弓場と保田。4バックは左から松本怜、坂、小出、上夷という並び。GKは西川。期待通りの溢れる若手感。吉田舜は勇気を持ってコーチに水をかけたのでベンチスタート。

遂に個人的に推している羽田がベンチにさえ姿を消してしまったんですが、リーグ戦で出場していた組なのでターンオーバーかもしれません。三竿がベンチに入っているけど、きっとターンオーバーだってことにしておきます。リーグ戦で出るってことです、きっと。

対するセレッソ。こちらもほぼ勝ち抜け状態ではあったものの、可能性としてはガンバに得失点差で抜かれる可能性が微粒子レベルで存在していたため割としっかりとしたルヴァンカップメンバー。なんだそのしっかりしたルヴァンカップメンバーとは。俺たちのエスペランサ清水圭介、負け試合のレポート提出担当為田とトリニータゆかりの選手だらけのピッチでした。高橋大輔コーチも。

セレッソも4-4-2。ハイプレスを敢行してくるアグレッシブさが素晴らしかった。この「襲い掛かればやっちゃえるぞ感」を醸し出すチームこそが熊本戦での敗北を経て、再挑戦するチームには持って来いの好条件の相手。そう、奪いに来るチームに対して丁寧に剥がせるかどうか、ここが重要なポイントだったのに!試合の入りであっさりと奪われて先に失点!しかしですね、良いんです。若手がトライしての失敗はなんだかんだで血肉になります。若手なら許されます。いや、そんな訳ねぇだろ!!丁寧に回してよ!!


まーた5分以内に失点しやがって6失点するペースじゃねぇか。どうすんだ!チームを救ったのはベテラン松本怜の落ち着き払ったクロスと体脂肪をゴールに変える男、サムエルでした。左サイドから松本怜が送ったニアへのクロスをニアに送り込む技ありのヘディングでニアニアゴールを決めた。遂に絞れて動けるようになったサムエルは60分過ぎにはスタミナ切れを起こしていましたが良く働いてくれました。


この得点で勇気づけられた若手達はようやく試合に慣れて躍動し始めた。特に中盤の2枚はギラギラ感が素晴らしかった。弓場はいつも通り刈り取り、保田も惜しいシュートを放つなどセレッソからボールを奪い、保持して運ぶ万能っぷりを発揮。右サイドの裏のスペースに井上健太が走り込むシーンを作る狙いも表現できていたし、色々と噛み合いました。J1のセレッソ相手にゲームを掌握。高松先生も事あることに「んー」を連発。「んー」だけで4パターンくらいありますね、あれ。そんな高松先生も良い内容のうちに得点したいだろうねって言っていた前半の終わり際、コーナーキックから渡邉新太がねじ込んで得点。逆転してリードした状態で前半を終えることが出来ました。


だのに!後半早々に失点。全ての失点が軽いんで心配ですが、若手がね、チャレンジしているんでね、良いんです。血肉になるんですよ。投資です、投資。チャレンジした上での失敗ではしょうがない。いや、そんな訳ねぇだろ!為田に決められんなよ!この後更に逆転まで許してしまう。しかし、77分に再び渡邉新太の得点で同点に追いつくと最後の最後までもう1点の可能性を感じさせながら、・・・感じさせながらも追いつけず。引き分けとなりました。


渡邉新太がFWとして2得点と結果を残したこと、サムエルが初得点を決めたことと攻撃陣の収穫はありました。若手も経験を積むことが出来たし、松本怜もコンディション良さげでアシストを残しました。しかし、3失点は防げた系の失点が多かったのでいい加減に守備力を高めないとダメ過ぎます。失点が止まりません。

結果、ルヴァンカップは鹿島とセレッソが勝ち抜け。我が軍は6試合で19失点。1試合平均3失点以上ってことです。6失点が痛かった。守備に課題が出まくっているルヴァンカップでした。もう少し守備に安定感を、試合の進め方に堅実さを求めなければなりません。次にルヴァンカップに出場できる日がいつになるのか分かりませんけれども、最後のチャンスにアピールできた選手はリーグ戦のスタメンにも絡めるでしょうし、絡めなかった選手は天皇杯に全てをぶつけて欲しいです。


苦しいルヴァンカップでしたが、終わりました。リーグ戦に集中して、怪我人が戻ってくれば、これからリーグ戦で反転攻勢も可能なはずです。守備再構築、攻撃陣の奮起に期待したい。さようならルヴァンカップ、また逢う日まで。



2022/05/15

2022年 明治安田生命J2リーグ 第16節 熊本戦

【大分 1 - 2 熊本】


バトルオブ九州をDAZN生観戦。久々の熊本戦とあって楽しみにしていたものの、秒で失点して秒で白眼を剥く前半の展開から一転、後半は良い内容なんだけど得点が遠いという、情緒不安定になりそうな試合となってしまいました。あたし落ち着いた試合が観たいの。

この試合のスタメンは前節から「右のユニット」を交換。ボランチに小林裕紀、右のサイドハーフに中川、右サイドバックに上夷を選択。いつもの4-4-2でスタート。休みを挟んでリフレッシュした上で臨んだはずの中5日ということもあって試合前は「あー、きっと右サイドで戦術的なことがあるのかなぁー」なんて予想していたんですがこのユニットがほぼ機能しなかったので、怪我人やらなんやらでスタートメンバーとしてはあれが限界だったのかなという印象に変わりました。準備と予想が外れたのはスタッフの責任。スタメンになったのに結果で応えられなかったのは選手の責任。一番の不満ポイントは「後半変える」ことが出来たのであれば前半途中で判断して変えることが出来なかった点でしょうか。改善できるなら早いうちに手を打つべきだった。

対する熊本。昨年のJ3チャンピオンチーム。3年間をJ3で過ごして4年振りとなるJ2に戻って来た。大木監督体制をしつこく諦めなかった肥後もっこす方針が結実。この試合はJリーグ公式サイト上で3-3-1-3と記載されているフォーメーションだったらしいのだけれども、マンツーマン気味の守備をする戦術がベースになっているため守備時の並びは流動的な印象。3-4-3です、あれは。さ・し・みと読むフォーメーションで熊本名物の馬の刺身、馬刺し戦術なんです(※違います)この戦術に試合開始から秒で刺されました。

亀馬ダービー、キックオフ直後に失点したシーン。最初のコンタクトでペレイラが倒れましたけれども、ガッツリ競り負けてボールに触られてしまっているのでノーファウルだったと思います。ペレイラはアディショナルタイムがプレーのピークになるので追い込まれないと本気が出ません。目覚めが遅いタイプ。ビハインドを背負ったトリニータでしたが、ビルドアップが冴えない。マンツーマン気味のプレスを剥がせずにボールを奪われるシーンが多かった。アタッキングサードまで侵入出来た時もパスミスが多くて決定機が作れず。五分五分の攻防の中で2失点目。白眼が一周。厳しい内容の前半でした。

慌てて下さい!2失点してますよ!©とにかく明るい安村っぽく後半開始。エドゥアルドネットと中川を下げて金髪の10番野村と藤本を投入。下田をボランチに下げて、シーズン当初に完成を目指した幻の4-3-3に移行。熊本を押し込み始める。3バックの熊本に対して幅を取って藤本が左サイドに張り、1対1を仕掛け続ける形が良かったんだけれども、右サイドの上夷はバランス重視で駆け上がらず、左サイド一辺倒で戦い続けたからか得点には至らず。オシムさんの「リスクを冒そう」という言葉が頭をよぎりました。


攻めても得点に至らない前線に疲れが見えた70分過ぎに伊佐と呉屋を下げてベテラン若手こと梅崎と身体が仕上がり始めたサムエルを投入。さらに行方不明になると思われていた羽田を上夷に代えて投入。この羽田がリスクしかないパス回しをしていて欲しかったリスクと違うリスクをもたらして白眼が2週目に入りかけましたが、このリスクを冒した交代が得点を呼び込んだ。FKからこぼれ球を押し込むごちゃごちゃしたゴールで1点を返す。公式記録はサムエルの得点から藤本の得点に書き換えられました。残り10分、ゴールに迫るも決め切れず、無念の敗北となりました。藤本、野村、サムエルと交代メンバーは攻撃を活性化してくれて良かった。


上位を目指す上で大変痛い敗北です。熊本にも順位で抜かれるという状況に。後半の出来が良かった要因は熊本が前半にハイペースでハイプレスをしていた関係もありそう。選手が変わると試合の進め方も変わってしまう。もう少しプレスを剥がしたかった。秒で失点してたらそりゃ全てが難しくなります。下平監督はもう少し時間があればみたいなことを試合後のコメントで言ってますけれども、前半の途中から交代すれば良かったんじゃなかろうか。今日のスタメンは引いて守る相手なら機能したかもしれないんだけれども、熊本はそんなチームじゃなかったのでね、やっぱり準備がダメ、スカウティングがダメっていうのを今回は強く感じざるを得ませんでした。今日はプランがハズレでした。


勝ち点のペース的にさすがにもう目標の勝ち点84が厳しくなってきました。また連戦が始まりますが、怪我人も戻って来ない状況で消化試合のルヴァンカップをどうやりすごすのか。二種登録の選手に頼るのもいいかもしれない。よろしくない状況です。連戦スケジュールが和らぐ6月からの反転攻勢があると思っていたのですが、この日の準備のハズレっぷりを見るとプレーオフ圏内さえも危ういかもしれない。怪我人の快復を願うしかない。ゲン担ぎを止めてからキッパリ勝てなくなっているので困りますね・・・。またカツ丼食べますか・・・。




2022/05/09

2022年 明治安田生命J2リーグ 第15節 山形戦

【山形 1 - 1 大分】

9連戦の最終戦。仕事の関係でアウェイ山形戦は現地に行けずDAZN生観戦。4連勝中と波に乗った山形にボールを握られるという展開の中で勝ち点1を引きちぎって持ち帰った一戦となりました。もぎ取ったより引きちぎった感。圧巻のペレイラ劇場でした。

スタメンは前節から2名変更。一番若手感がある梅崎を4-4-2の右サイドハーフに配置。2トップの組み合わせを長沢&伊佐から呉屋&伊佐に変更。11連戦を終えてからの9連戦とあって、さすがにチーム全体に疲労感があったように映りました。特にこの連戦終盤はメンバーのローテーションが少なく継続気味だったのでパワー不足感が否めなかった。若手が台頭してくれたから何とか勝ち点を詰めたけれども、怪我人も多い中でJ2では年齢層が高めの我が軍主力組、大変だったと思われます。6月からほぼ週1ペースの試合スケジュールになるのでもう少し踏ん張って欲しい。シーズンで一番しんどいのは今なんじゃなかろうか。

対する山形。昨年末にエンブレムとロゴを一新。田舎者なのに凄くオシャレに再ブランディングしようとしている意欲的なクラブです。さらに昨年の14節からクラモフスキー監督を招聘してアグレッシブなサッカーを展開中。大宮とか千葉よりも我々のような田舎の方が頑張ってます。序盤に出遅れたものの、4連勝中と波に乗る。昨年もクラモフスキー監督がシーズン途中で就任した後は良い時と悪い時がはっきりしていた印象。良い時に会いたくなかったです。コーチには渡邉晋もおり、GMも前に仙台にいた人がGMになっている若干の仙台色もある。山形も4-4-2だけれども運用方法はトリニータと全然違う。前からアグレッシブにプレスをかけてくるクラモフスキー流はアグレッシブ。だからこそゲームは隙を見せた方が即死するような緊張感のある試合となりました。右サイドハーフにはレンタル先の北九州から呼び戻すと思っていたのに流出させてしまった國分がおり、梅崎・弓場・高畑とユース組が勢ぞろいのピッチでした。高畑と國分のマッチアップ。観に行きたかった・・・。

亀も遠征していたこの試合の入り方はトリニータペースであった。最初は元気でした。立て続けにコーナーキックを獲得するなど、ボールを握って攻めることが出来ていました。しかし、前半途中から主審との判定の折り合いがつかなくなる事態になってから山形ペースに。特に18分頃にゴール前で山形に与えてしまったFKの場面。主審が引いた壁の線がキック位置から遠いというクレーム自体は真っ当なクレームだったと思うのだけれども、梅崎がわざわざしつこく歩いて測るアピールをして異議か遅延のイエローを貰った場面以降、急に笛を吹かなくなるという統一感が分かりにくい判定に。梅崎イエロー提示の時の弓場の爆笑が微笑ましかったけれども。


山形がボールを保持しているところに、プレスをかける・かけないの判断自体は良かったと思うのだけれども、かけた時に剥がされて後退させられる場面が多く、囲んだ時に取り切れない、更に保持しても山形の素早い即時奪還プレスに引っかかり守備に戻されることが原因で消耗した印象。山形にペースは握られても守備陣が最終ラインを上げてコンパクトな布陣を維持したことでオフサイドの網にかけることもできていたし、守備陣の奮闘で拮抗した試合にはなっていました。即時奪還プレスを剥がせればゴール前まで運べるし、1プレー1プレーが重要で面白い試合だった。

監督の指示の通り、マイボールになった時に山形のプレスのせいで前進するパワーが生まれ辛かった。出したかったけど出せなかったパワーです。基本山形にペースを握られたまま後半も進んでいきましたが、守備陣が踏ん張った。特にペレイラは下田北斗と激突して両者が流血してしまった状態でも顔面でシュートを跳ね返すなど血のにじむ守備を見せてくれた。下平監督が交代枠を使い切ってこのまま引き分けに持ち込もうとしたアディショナルタイム、左サイドから攻撃を受け、一旦ははじき返したものの、こぼれたボールを試合を通じて一番嫌なプレーをする山田康太から前線に供給され、チアゴ・アウベスが胸で受けて、シュートを決められてしまい土壇場で失点。これで万事休すかと思いきや、諦めの悪い男たちは血の滲むペレイラを前線に残してパワープレーに移行。高木が蹴ったFKをペレイラがヘディングで競って右サイドに展開、交代で入っていた井上健太が右サイドを爆走して保持して戻すと、こちらも交代で入っていた小林裕紀がこの試合唯一と言っていいほどの完璧なクロス、それを決めたのは血の滲むペレイラでした。最後の最後に劇的なゴールで山形の勝ち点3を引きちぎりました。獅子奮迅の活躍だったペレイラ、ほっともっとのお弁当、ご飯大盛にしてあげて下さい!素晴らしい活躍でした。


ほっともっと大使ペレイラのお陰で負け試合をひっくり返せたので気持ち的には楽になりましたが、試合内容的には山形にペースを握られて苦しい試合でした。山形が4連勝出来ている良い状態であることは認識出来ました。ただ、山形には波があると思われます。特に夏場のアウェイは厳しいはず。今シーズンのJ2で抜け出せるチームがどこなのかはまだ分かりません。

前回、山形で勝ったのは2002年という、20年前の話らしいので鬼門であることは間違いない。遠い。遠すぎる。選手は移動だけで消耗しているはず。逆に山形が大分に来る場合は消耗するはずなのでやり返しましょう。田舎を見せつけてやれ。この2チーム、本来噛み合って面白い試合になるはずなので間を取って国立競技場とかでやれると名試合を生みそう。地方都市の多いJ2は順位表を見ても団子状態なので、6月からの反転攻勢は可能だと思ってます。5月は耐え時。踏ん張って欲しい。



2022/05/05

2022年 明治安田生命J2リーグ 第14節 大宮戦

【大分 1 - 1 大宮】


快晴のゴールデンウィーク。ホームに大宮を迎えて連勝したかったのに引き分けに持ち込まれてしまった試合をDAZN生観戦。もうこの1行で全てを書いてしまった気がしますが、悔しいので少し遠回しに大宮への悪口(※直球)をぐだぐだと書いておこうと思います。


スタメン画像の試合日付が間違っていますけれども、5月4日の試合です。前節、仇敵千葉に完勝した試合からスタメンのベースは引き継ぎ。ツートップを長沢と伊佐のコンビに代え、呉屋をベンチスタートに。下田をサイドハーフに上げるタイプの4-4-2を継続。ゲームの展開的にも良い流れを継続出来ていたんだけれども、若干守備陣が怪しいというか、ペレイラを中心に疲労困憊気味な印象が拭えなかった。ローテーション出来ているメンバーと出来ていないメンバーのコンディションに差が出ているような印象。こういう時に俺の羽田が頑張らないといけない訳ですが、ルヴァンカップで良い印象を残せずにスタメン争いから脱落中。早く戻って来て欲しい・・・。ルヴァンカップも最後に1試合残っているので猛アピールを期待したい。


対する大宮。今シーズンのスローガン「ひたむき」がイジり倒されて既に旬を過ぎてしまった。シーズンの最序盤にお会いしたかったです。開幕から勝ち無し状態が続いた大宮。「したむき」などと揶揄されていた頃が旬でした。絶不調期からようやく脱して連勝した状態で乗り込んで来たものの、それでも順位的にはまだ下から数えた方が早い有様。昨シーズンも苦労してJ2残留にこぎ着けた大宮は揺らぎまくり。クラブとしてのコンディションが上向かない。現在トリニータの岩瀬コーチが苦労した昨年、そして昨年途中から就任し、立て直したはずの霜田監督も同じように序盤から苦しんでいる謎。ならば補強とフットボール本部長に原博実を招聘。Jリーグ副理事長の任期が終了した直後に引き抜き。


ちなみに大宮にはフットボール本部強化部長もいる模様。強化部長が実務?本部長が統括?よく分からない。よく分からないけど原さんが来てから上向きなのは事実。外国人FW補強した方が良いんじゃないのかっていうのは昇格やら残留やらを見守って来た古参大宮市民全員が思っているはずなんだけれども、原博美フットボール本部長です。なぜこんな風に大宮のことを書くのか、それはJ2では強化費が多い方だからだよ!強化費はJ2で上位ですよ!今シーズンもJ2で評価の高かった選手を獲得している訳ですよ!それが今日4-4-2でブロック作って引き籠ったんですよ!こっちはゴールデンウィークっつってお客さんも戻って来てるし、イベントも盛りだくさんだし、コレオグラフィまで頑張ってたんだよ!ひたむきにボールを追え、ボールを!大宮は14節で既に昇格を諦めているチームにしか見えなかった。残留が目標なんだろうか。いや大宮の規模ではダメでしょうよ。岩手や秋田の規模ならまだしも、もうちょっとアグレッシブな試合をして欲しかった。原博美&霜田体制でハリルホジッチ代表監督を招聘した思想を持つこの2名が今日の大宮のサッカーを目指している訳が無いので、中断期間後に会う時は違うチームになっていることを願うばかり。


以上、本日の悔しさが若干紛れたところでバランスを取るために南雄太の大記録達成をお祝いしたいと思います。661試合出場の大記録達成おめでとうございます。J1だとかJ2だとか関係なく素晴らしい記録。この試合も存在感と安定感が素晴らしかった。もしかすると大記録に花を添えるために大宮は守備的に戦ったのかもしれない。若かりし頃、Jリーグ史上で最も有名なGKのミスとして自ゴールへボールを投げ入れてしまうという失敗をしてしまいながらも、Jリーグで最も多くの試合出場を果たすまでになった大ベテランは全GKに教訓を与える偉大な存在に。若いGKは色々なミスをしてしまうものですが、そこから再び信頼を得て試合に出場し続けるというモデルケースは日本全体のGKレベルの底上げに繋がる。現役を続けながらこの経験を若手に伝えて行って欲しいものです。



試合のことを少しだけ書き足すとすれば、前半に3度目のコーナーキックで早い時間帯に先制出来たことは素晴らしかった。攻めあぐねる前にリード出来てしまったのは上出来でした。その後もカウンター対策をしながらじんわり攻め続けることが出来てはいたんだけれども、それでも守備体形をセットして低めの位置に陣取る大宮相手に試合自体が停滞。カウンター対策をしつつも、DFが揃っていたのに失点したのは稚拙過ぎました。それでもサッカーには事故みたいな失点はあるものなので、2得点目を取れるチームにならなければ昇格出来るチームにはなり得ない。後半にメンバーを代えて攻撃は活性化したものの大宮のブロックを崩すには至らず。若手も良かったし、攻撃も惜しかったし、連戦の中で内容的に悪いとは思わなかったものの、後半の方が攻撃は活性化したのでメンバー選考は再考の余地があったのかもしれない。組み合わせやスタメン争いに関してはより激化していくのではなかろうか。本格的な反転攻勢はルヴァンカップが終了した後、梅雨明けに怪我人が戻れば簡単に負けないチームになるのではなかろうか。



最後にオシムさんの訃報。Jリーグでは試合前に黙とうがありました。とても残念です。ご冥福をお祈りいたします。日本サッカー界に及ぼした良い影響、特に教え子たちがこれから指導者になるはずなのでオシムさんが撒いたアグレッシブなサッカーの種を日本サッカー界の中で絶やさずに継承して行って欲しいと願います。


2022/05/01

2022年 明治安田生命J2リーグ 第13節 千葉戦

【千葉 0 - 3 大分】
 

若手が結果出しました!若手偉い!遂に貯まりに貯まったジェフ銀行への勝ち点貯金を引き出す世代が登場しました!古参が長く苦しんだお犬様の呪い、もはや亀の呪いとなって蘇我に定着しそうです。



天気も良く、世間一般はゴールデンウイークに突入という事で家族連れも多くスタジアムに訪れていた久々のフクアリ。活気のあるスタジアムが戻って来ている印象を受けました。良い雰囲気。昇格した2018年以来のジェフとの対決。試合前にはジェフユースが総登場。これは素晴らしい企画。家族も来るだろうし、ジェフのユースに選ばれた地域のサッカーエリート達も誇らしいだろうし、トップチームも不甲斐無い内容の試合なんてね、見せられる訳がないのでね、気合も入るだろうし。
この日のスタメンは遂に若手が奪取。左サイドバックに高畑が、ボランチに弓場が入るという新しい4-4-2の組み合わせ。ルヴァンカップで結果を出し、前節途中出場したメンバーにチャンスが巡って来た。冷静に考えると大エース町田也真人を欠き、増山も小林成豪も怪我で欠いている中での連戦、若手に頼らざるを得ない状況にまで追い込まれたということでもある。しかし、一晩寝たら大体回復する若手こそが連戦に向いているし、1試合の経験でぐんぐん成長するので若手が結果を出せば全て良し、何とかなる。ネットの相方としての弓場。圧巻のポジショニングと運動量でした。 対するジェフ。私、シーズン開幕前のJ2順位予想でジェフを首位に予想したんです。そのジェフが、ユースの後輩たちを前にして微妙な試合運びをしていたので複雑でした。ユン監督就任から3年目の集大成。この日のスタメンは前節からボランチを変更。3-4-2-1を運用中。しかしこの運用が実に中途半端に映りました。




キックオフ後、ゲームの入り方としてはジェフの方に勢いはあった。一瞬エスナイデルが戻って来たのかってくらいハイラインになった時もあって久しぶりにドキドキしました。ジェフがボールを保持しながら様子を伺う展開から始まったけれども、ジェフの攻撃は悉く伊佐と弓場が刈り取る。ボール奪取のシーンがこれでもかという程繰り返され、いつの間にかボールはトリニータ側で保持されている状態に。急にどうしたレベルの面倒な守備のチームが目の前に現れました。本当に。急にどうした。伊佐・弓場効果凄い。呉屋と中川も連携が取れていてネット・弓場とか下田北斗・高畑とかパーツパーツが良かった印象。しかし、それ以上にトリニータ側が保持している時のジェフの守備が中途半端であった。前からプレスに行くわけでもなく、どうやって守備をしようとしていたのか?かなり低い位置まで引き込んだ上でカウンター狙いだったのかもしれないけれども、プレス不発。トリニータ側はボールを保持するとネットに預けて展開。最後まで攻撃をやり切れたのでカウンターを受けることはほぼありませんでした。おいジェフのトップチーム大丈夫か、ユースが観てるぞ。試合が動いたのは15分。右サイドからの展開でクロスが上がり、ジェフDFが弾き返したところを逆サイドから詰めて上がっていた高畑が左足一閃。手際良く先制に成功。










いやー、良いです。高畑のシュート素晴らしかった。ジェフの5バックを切り裂いた先制点でした。ゆりかごダンスは戦術伝道師中川家のご子息誕生とのこと。おめでとうございました。先制後残念ながらジェフの中途半端な守備に磨きがかかってしまい、ほぼ何も出来ないジェフと超絶面倒な守備を敢行し続けるトリニータの先発メンバーという構図で試合は後半終わり際まで進む。おいジェフ、ユースが観てんぞ。大丈夫か。文句なしの内容で逆に書くことがありません。面倒な守備が素晴らしかった。









終了間際、FKを決めた下田北斗。似た位置で2度目のFKだったこともあり、2度目は沈めた。ポスト直撃弾。2回も似たような場所でファウル厳禁です。ファウルを獲得したのは宇津元でした。下田北斗が移籍して来てから直接FKがバンバン決まって写真の撮りがいがあるってもんです。ありがたい。 試合を決定付けた3点目は交代投入された藤本がインターセプトから自分で運んでゴールを決めた。フクアリで3回も歓喜の輪が観られたので大満足でした。











J2最強の堅守を誇るはずであったジェフの守備を溶かした3得点。個人的には優勝候補に推した程、ユンジョンファン体制集大成となるジェフに期待していたのでこの結果は驚き。おかしい。予想していた試合展開はもっと堅い試合になると思っていたのに。失点が止まらなかった我が軍の守備も、ジェフの攻撃を完封。俺の好きなサウダーニャは覚醒しないね・・・。若手が躍動して連戦の中で輝き始めた。これを継続できるかどうか。先発メンバー争いは激化で良い事です。若手偉い。




宿敵ジェフに3得点。2018年を彷彿とさせる結果になったので縁起は良さげ。勢いに乗って昇格戦線に食い込む連戦にしたい。